加計呂麻島視察(真珠養殖)
長引いてしまいましたが、視察最後の真珠養殖の報告をします。視察先は、「奄美サウスシー&マベパール(株)」という会社で、南洋真珠とマベパールの真珠養殖が行われています。元々、田崎真珠が所有していた養殖場ですが、元社員の方々が養殖場を引きついで会社を設立、運営されているところです。真珠というとあこや貝の真珠が一般的には連想されますが、こちらでは、白蝶貝・黒蝶貝の南洋真珠と半円の真珠で知られるマベパールが生産されています。このたび、真珠神戸市会議員懇談会という懇談会ができて、なんと私が会長になりました。真珠の街・神戸を広報し、応援していこうというものです。現地では、実際に、養殖中のマベ貝を開けていただき、生き物としての貝の中に、美しい真珠ができあがっているところを見せていただきました。真珠の核を入れる(マベ貝ではつける)貝の育成には数年かかり、核を入れた後も、数年をかけて真珠は育成されます。その時の海水温やいろいろな自然状況によって母貝の育ち方は変化し、生存率や貝の成長度合いに影響を及ぼします。すべてが育つわけではなく、また、奄美は日本では南方ですが水温が東南アジアに比べ低いため、難しい面はありますが、その分、貝の成長が遅くて真珠層が細かく、真珠としては輝きが出るそうです。写真は、貝を開けるところと、開けた後の貝の中にできたマベパールです。美しいでしょ?
プライベートですが、先日、三重に里帰りの際、姪っ子に付き合ってもらってミキモト真珠島の真珠博物館に行ってきました。こちらはあこや貝の真珠養殖について詳しく展示されています。この寒いときでも、海女さんが海に潜ってあこや貝をとってくるというショーもあります。
また、兵庫運河では、兵庫運河真珠貝プロジェクトというものもあります。地元の方が中心に浄化活動をがんばっている兵庫運河で、あこや貝を使って真珠を育てる、というもので、貝の表面につくいろいろなものを掃除するのが大変らしいのですが、きれいな真珠がとれるそうです。今年、運河の改修工事で場所を移動しないといけなくなり、移動先を検討中とか。こちらもぜひとも視察をしたいと思っています。
真珠の街・神戸を盛り立てて、真珠の持つ神秘な美しさ、高貴なイメージで、神戸そのものの価値も上がっていくようにしていきたいと思います。




加計呂麻島視察(加計呂麻バス)
2日目、フェリー「かけろま」で加計呂麻島に渡り、(有)加計呂麻バスを訪問し、お話を伺いました。加計呂麻バスを巡っては、NHKの番組、にっぽん紀行で、今年9月に取り上げられ、「島民の足を守るため」自ら借金を背負って奮闘する社長さんと、島の海に魅かれて住民になった兵庫県出身の運転手兼新人ガイドさんの物語が放映され、全国から反響を呼びました。私たちは、カリスマとも思える社長さん以下、会社と一体となってバスを守るためにがんばっていらっしゃる皆さんから、直接、ご苦労されているお話を聞くことができました。1500人くらいの住民の島で、公共交通であるバスを運行するのですから、公費の補助があって当然かと思うのですが、とにかく補助金に頼らない経営を目指して、皆さん、本当に努力されていました。バスを大切にするという経費削減の努力だけではなく、収入を増やすために、観光バスとしての事業にも必死で取り組んでいらっしゃいました。番組で紹介された兵庫県出身の運転手さん、沖さんには、移動手段としてのバスの運転手さんとしてもお世話になりました。都会で生まれ育ったとはにわかに信じがたいくらい素朴で温かい島民になりきっているのですが、会話の基本がやっぱり関西人のおもしろさを持っていて、バスの中でいろいろなことを教えてもらいました。観光資源として、第二次大戦中の特攻艇の跡地や島尾敏雄文学碑、デイゴの並木道、寅さんの撮影地、などがありますが、何といっても、なんでもない、島ではよくあることや、島の歴史、文化などを、直接、ガイドさん(運転手さん)から聞く話というのが、印象に残るなあ、と感じました。林社長は、奄美の文化や歴史の語り部的な存在で、そうした活動でも知られているということですが、尼崎出身の沖さんも、すごく奄美のこと、勉強されているんです。機会があれば、皆さんに行ってもらいたいな、と思うので、写真は添付しないでおきます。
会社の皆さんのバスを守るために一生懸命に経営に取り組む姿勢は大変勉強になっただけではなく、心がリセットされたひとときでもありました。
加計呂麻島視察(マングローブ)
台湾から帰って、1日おいて、会派視察で奄美大島本島の南に位置する島、加計呂麻島に行ってきました。奄美大島は、伊丹空港から直行便が出ていますが、便数が少なく、また、空港が島の北端に位置するため、本島の南の島、加計呂麻島に行くには、島内の移動時間と、島に渡るフェリーの便などを考慮して行動する必要があります。奄美大島本島の広さは、意外にも佐渡島に次ぐ大きさで、淡路島より大きいんです!(私が知らなかっただけかもしれません、が。)日程調整のうえ、1日目はマングローブの森に立ち寄り、日本で西表島に次ぐ大きさというマングローブ群生林を見学したのみで、加計呂麻島行きのフェリー乗り場の拠点、古仁屋に宿泊しました。
「マングローブ」って言う名前の植物があるんだと思っていましたが、そういう湿地帯に群生している植物群の総称なんですね。知らなかったー!!私たちの訪問した林では、「オヒルギ」「メヒルギ」と言う木が主にマングローブの森を形成しておりました。巨大なインゲン豆のような実がなって、下に落ちて満潮時に流されて種が運ばれます。潮の満ち引きが激しいので、独特の植物や生き物が生息しています。「リュウキュウアユ」というアユも、この湿地帯の河に住んでおり、本土のアユとは違った進化を遂げました。
マングローブの森は、カヌーでもしないと近づけないので、遠景の写真です。追加で、ここの森で撮った写真ではないですが、奄美の植物を添付します。パパイヤの木と実、普通におうちの庭に生えていたりします。毎回、食事にパパイヤのお漬け物が出されました。それから、宮古島に行ったときにも道沿いに群生していたアダンの木、パイナップル風の実は残念ながら食べられません。





市立更生センター・援護相談所
先週末、JR灘駅の近くにある「神戸市立更生センター・更生援護相談所」を訪ね、所長にお話を伺ってきました。福祉環境委員会に所属していますが、これまで視察に行く機会がなかったため、同じ委員会の平木さんと一緒に行ってきました。パンフレットの定義によると、更生センターは、「生活保護法による更生施設」、相談所の方は、「社会福祉法による一時宿泊施設」とあります。
また、センターの目的として、「身体上又は精神上の理由により、養護及び生活指導を必要とする年齢18歳以上60歳未満の要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする。」とあって、多くは事情があって家を出てホームレス生活を余儀なくされている方々が、ハローワークなどに通い、職を見つけて自立するまでの間、過ごす共同生活の場となっています。共同生活となるので、いろいろな規則があり、アルコール依存症の人も多いため、アルコールは特に禁止されています。(タバコは吸えます)仕事を得るまでの間、外に出て植栽の後処理の作業を行ったり、中でシール貼りなどの作業がプログラムされていて、少しですが報酬が出ます。仕事がみつかっても、しばらくは生活が厳しいので、市営住宅を申し込んでもらったりするほか、低廉な宿泊施設の兵庫荘、磯上荘に移ったりできるということです。(兵庫荘は神戸市立で1泊50円、磯上荘は社福協の施設で1泊200円)
センターはある程度長期(数か月)に渡って生活することになりますが、相談所の方は、1日単位の宿泊所になっています。年末年始だけ食事つきとなり、結構一杯になるそうです。
今年の1月に、ホームレスの実態に関する全国調査というものが、行われていて、これによると、20年に比べて全国で259名減少となっています。特に東京都では、平成15年に6361人であったのが3428人と6年で半分くらいにまで減少しています。調査が開始された15年からどこも減少傾向にあったようですが、21年度では、福岡、愛知、神奈川で増加となっています。神戸市では、全市で151人、15年からは半数以下ですが、昨年からは2名増となっています。
医療相談もしっかりと行われていることもあり、また、、センターの中の職員さんの持っている雰囲気など、人を受け入れるものがあったように感じました。セーフティネットの最後になるところ、事情があって住所を知られたくない方でも、住民票がなくても保護は受けられる(戸籍は必要)ということです。
更生という名称だけ変えてもらえればもっといいんじゃないかと思いますが。。。

大都市の委員会視察#2(鹿児島)
宮崎で地域コミュニティ税のお話を伺ってから、鹿児島へと移動しました。(書き忘れましたが、宮崎市の地域コミュニティ税の金額は年間ひとり¥500です。)宮崎は、知事効果が大変なもののようで、県庁訪問者が急増しました。その訪問者が県庁横の物産館でお買い物をするので、こちらもものすごーい売り上げだそうです。
鹿児島では、まず、ふるさと納税のお話を伺いました。鹿児島って、県民意識の高いところなので、ふるさと納税に対する取り組みも熱心なんですね。県人会組織もしっかりしていて、開催される県人会のほとんどに合わせて出向いていっては、ふるさと納税のPR活動を行います。活動の成果と鹿児島に対する県民意識の効果で、鹿児島のふるさと納税額は約6000万円と全国2位です。ふるさと納税では、寄付額が住民税などから控除される仕組みですから、手数料的な一定額を除くと、税の横移動ということになります。またこの控除の対象のほとんどが住民税なんです。地方財政に関わる立場としては、微妙なところですね。。。ふるさと納税のPR活動を行うことで、地域のPR、観光振興、企業誘致などにつなげていくのが実質的な成果でしょうか。
次に、同じ鹿児島で、「九州・山口の近代化産業遺産群」という取り組みについてお話を伺いました。九州・山口地区は、幕末から開国・その後製鉄所を始めとする重工業が発展してきた地域ですが、それらに関わる、鹿児島の地域にまたがった産業遺産群を世界遺産として認めてもらおう、と提案書を提出して、現在世界遺産の暫定一覧表にエントリーされている、ということです。実際に含まれているものとして、集成館(鹿児島)、グラバー邸(長崎)、炭田関連(福岡、佐賀、熊本、長崎)、八幡製鉄所(福岡)、反射炉や砲台跡など(鹿児島・山口)、松下村塾(山口)、などなどです。これで日本史が得意だったらA4用紙10ページぐらいお話するところなんですが。。(笑)
鹿児島ではまだまだ篤姫のブームが続いていました。
大都市の委員会視察#1(宮崎)
先日、「大都市税財政制度確立委員会」という大変長い名前の委員会の視察で、宮崎・鹿児島と行ってきました。この委員会は、大都市特有の諸問題、特に財政面での基盤整備やあり方について審議される委員会です。税制が中心になりますが、各局から発生する重要事項の財源不足について国に要望活動を行うなど、名称はわかりにくいけれども実は身近なことに影響するものでもあります。
さて、視察ですが、まずは、宮崎市の地域コミュニティ税についての調査を行いました。超過課税の例としては、既に実施されている兵庫県の県民みどり税を考えていただけれるとわかりやすいと思いますが、所得税や住民税のほかに、自治体独自で徴収する税になります。宮崎市では、この春から、「地域コミュニティ税」を創設して、この春から徴収の予定になっています。背景には、自治会に加入する世帯の割合が減少してきている中で、例えば防犯灯の維持費の負担など、どうやって負担していくのか、という点から始まって、自治会だけでは解決できない諸課題をもう少し広い範囲で扱う「地域協議会」を設立して、その財源として地域コミュニティ税が創設されています。
拠点となる地域協議会には、既存のものも含めて事務所が設置され、各地域協議会に職員(嘱託も含む)が配置されるなど、地域活動にかなり重点が置かれた政策になっています。自治会や様々な団体の上に設けられた協議会にあたるので、役員をされる方は、ちょっと大変だろうなあ、という感じがしました。事務所設置や職員配置に相当な経費がかかることもあり、課題はありそうですが、協議会がうまく運営されれば住民自治のお手本になるものと思われます。
活動報告その3 半田市・中津川市
続いて7月30日、31日と、愛知県半田市・岐阜県中津川市へと行ってきました。
7月30日 半田市・・・名古屋から電車で40分くらいのところにある町。ごんぎつねの新美南吉の出身地ということで、きつねをモチーフにしたおみやげなども売られています。今回、お邪魔したのは、子育て支援に取り組む市民交流センターと、国の文化財の旧家の町家をそのまま活かして事務所として使われている観光協会です。市民交流センターは、駅前再開発で建てられた「クラシティ半田」というビルの3Fにあります。名鉄「半田」駅を降りて、そのまま渡り廊下のように橋を歩くと、この交流センターに来られるようになっています。交流センターの中心は、子育てサロン(プレイランド)になっていて、立地の良さも手伝って登録会員は約18000名弱(子ども含む)となっています。このほか、一時預かりや様々な子育ての教室が、ボランティアの皆さんの力を借りて運営されていて、当日もたくさんの子どもたちが遊んでいました。プレイランドの使用料は、会員登録時のみということで、ほぼ無料で使えるようです。一人きりで子育てをしなければならないお母さんも多い中、ここにくれば、育児仲間に出会えたり、育児相談にも乗ってもらえたりと、街の子育ての中心になっているようでした。
観光協会では、ユニークな「大番頭」さんや造り酒屋の社長さんに出会い、いろいろなお話をお伺いできました。神戸でも兵庫運河を観光や地域振興に活かそうと、努力中ですが、ここ半田市でも、「半田運河」という運河があって、おもしろい取り組みが行われています。例えば、半田運河は、川沿いに蔵が立ち並び、風情のある景色となっていますが、この運河沿いに、家で眠っている鯉のぼりを並べて夜にライトアップする、というイベントなど。また、明治31年に「カブトビール」の工場として建てられた赤レンガの建物を保存・活用していこうというプロジェクトも進行中です。
写真は、ホームページを参照してください。
http://www.city.handa.aichi.jp/kankoukyoukai/

7月31日 中津川市・・・三菱電機さん(以下は敬称を略します)の中津川工場を訪問し、太陽光発電の現状や今後の課題など、貴重なお話を伺ってきました。太陽光発電の電池生産量は、2006年度まではシャープが1位、ドイツのQ-Cells社が2位、三菱電機も6位に入っていたのが、2007年度ではドイツのQ-Cells社が1位となりました。ドイツの普及政策(太陽光発電の電力を売電時に4倍の価格で買い取り、電力会社がその分を電気料金に上乗せする、という仕組み)によって、ドイツ国内では一気に太陽光発電が広まりました。ドイツの方式では、普及に関しては効果があったのだけれど、太陽光発電を取り入れられる家庭では電気代が安くなりますが、購入できない一般家庭で電気代が更に高くなるという矛盾もあって、格差を生み出し問題になっているということ。三菱電機は生産量そのものは増加していますが、世界では12位に後退したということです。ただし、シリコンの調達の成功有無が生産の鍵を握っているということらしいです。現在、各社がシリコンの使用料の少ないものや他の方式の開発にしのぎを削っているということですが、コスト面と併せて実用的な発電効率となると、まだまだ新しい方式のものがメインにはなっていないようです。太陽光発電は、直流の電気を作りますが、一般には交流電気のため、各家庭で交流に変換します。この変換のためのパワーコンディショナーの変換効率は三菱電機製が業界1位ということです。太陽光発電は今後益々期待される技術であり、政策としても普及させる必要がありますが、太陽光で賄える電力は一部であり、電力のインフラ整備には多大なコストがかかるということも忘れてはいけない点です。現実的には、CO2の少ない原子力発電の安全性を高めていくことをベースにした上で、自然エネルギーの普及を促進させるバランスよい政策が求められると思います。

活動報告その2 福祉環境委員会市内視察
続いて7月29日、福祉環境委員会が開催され、午後から苅藻島クリーンセンター、続いて民間の児童養護施設・乳児院である真生塾さんを見学し、お話を伺ってきました。クリーンセンターは、以前に報告していますので詳しくは省略しますが、ここではごみの焼却によって得られた熱から発電が行われており、年間約3600万kwhの電力が得られています。このうち、苅藻島クリーンセンターそのものの運営に1500万kwh、下水処理(中部処理場の水環境センターと思います)に1800万kwh使われ、残り300万kwhは、関電に送電(売電)しているそうです。普通の家庭では、家庭版エコマニュアルに載っている数字では、1戸建て4人世帯で年間7230kwhとあります。3600万kwhは約5000世帯分の電力になるんですね。そのうち半分の電力が下水処理に使われるとなると、下水処理の省エネ化に期待をしたいと思います。
次に、真生塾さんで、施設を見学させていただきました。神戸市全体では、児童養護施設(1歳以上18歳まで)は市内に14箇所あり、561人の子どもさんが在籍しています。また、乳児院は3箇所で、59人の子ども(1歳未満なので、赤ちゃんですが、必要な場合は小学校入学前まで養育することもあるそうです)さんが在籍しているとのこと。「保護者がいなかったり、保護者の十分な看護を受けられない子どもさん」が対象ということですが、最近は、保護者がいないケースより、保護者がいるけれども、というケースのほうが多いようです。乳児院の施設を中心に見学させていただきましたが、「家庭で育てられているのと変わらない」環境、「家庭に帰ること」を意識した工夫が随所で見られました。小さい部屋で少人数(2~3人)で食事をとることができるようになっていて、それぞれにミニキッチンがつけられ、食事の後は、保育士さんがすぐそばのミニキッチンで、家庭のようにお皿を洗ったりします。お風呂も家庭用の普通のユニットバス。お風呂の早い子(いつも早く入るらしい。)が、保育士さんに頭を拭いてもらってました。暖かい優しい雰囲気がいっぱいです。子どもさんの中には、虐待(ネグレクト、育児放棄の割合が多いそうです)を受けて保護されるケースも多いそうですが、社会の構造や、もういろいろと考えさせられました。子どもは境遇を選べません。虐待の問題は取りざたされていますが、なぜそうなったのか、回避できる道はあるのか、あまり言及されているように思えません。研究が進んでいるのかもわかりませんが。今後も課題にしたいと思っています。
福岡・ビジネス創造センター
続いて、福岡、ビジネス創造センターに。ここは、以前、港湾交通委員会の視察で行ったアイランドシティの中にあります。このセンターは、産官学が連携して新しいビジネスを立ち上げたり、一緒に研究開発したり、人材を育てて行ったりしていこう、という目的で創られたセンターで、実にいろいろな企業や組織が入居しています。スイッチング電源の会社、デンセイ・ラムダ(株)(昔、ネミック・ラムダと言ってましたね。懐かしいな。)、ロボットの研究開発をやっているチーム(大学とか、企業とかの集合体)、から、アオサの研究をやっているところ、アートの企画をやっているところ、ラーメンの会社と、いろいろです。ロボットについては、かつて福岡のロボットへの取り組みについて視察に行ったことがありましたが、市はかなり力を入れて取り組んでいました。ここのロボットコンソーシアムというのは、街中や家の中、病院の中などで、ロボットの実証実験に取り組んで、ロボットが動くにあたって街や家の中はどうするか、というような研究をやっていました。併せてロボット開発の側面的な支援もするのだと思うのですが。写真は、実験に使っている車椅子です。病院の中を廊下などに埋め込まれた電子タグの情報を読み取って自動で動けるようにという実験だったようです。


外郭団体の委員会で沖縄・福岡に
先週の初めは、「外郭団体に関する特別委員会」という委員会の視察で沖縄・福岡に行ってきました。沖縄では、沖縄サミットの会場となったコンベンションセンターや、最近できた、琉球王国から現代沖縄に至る文化が詰めこまれた県立博物館・美術館、最後は、首里城公園に。いずれも、指定管理者制度にによって指定管理者となった、県の外郭団体が運営しています。コンベンションセンターは、建築物としても大変美しく、ホールの天井や窓から見渡す景色、テラス、貝細工のドア、、と、私一人で楽しむのはもったいないので写真を掲載しておきます。さすが沖縄、国外利用も多く、施設稼働率も高いようです。(H17年度86%、料金稼働率46%)そこで、神戸の状況を確認してみました。
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神戸では、国際会議場・国際展示場があり、指定管理者制度に移行していますが、結構がんばっていて、評価は「4」、利用収入が高かったので、規定に沿って市に納付金を払っているようです。稼働率は48%とかですが、これは、沖縄の場合の料金稼働率に相当するものでしょうね。神戸は厳しい予算で、やっと3号館を建てました。沖縄のセンターのような見た目の美しさにはかなわない分、空港と医療産業都市にがんばってもらいましょう。
博物館・美術館は、昨年11月にオープンしたばかりですが、なかなか見所のある施設です。時間をかけて回れば琉球通になれること請け合いです!!(皆さん、もっとゆっくり見たかったなあ、と言われておりました。)




北九州エコタウン
11日は、北九州のエコタウンに行ってきました。北九州では、鉄鋼の町、ものづくりの町とし栄え、反面、公害に苦労し、発達してきた環境技術を活かして、平成9年からエコタウンの構想の下、事業が進められてきています。当時、エコタウン事業としては、国の第1号の承認でした。10年経った今、その事業は26に増えています。2000haの埋立地に、種々のリサイクル関連の工場などが集積しています。中心に、「エコタウンセンター」があり、リサイクル関連の展示と、事業や周辺工場の説明が行われていますが、ここのお姉さんがすごかった。市のエコタウン事業の経緯から、事業の隅々に至るまでそつなく説明をして、工場見学の案内までしてくれます。質問には間髪無く答え、説明は論理的でわかりやすかった。リサイクル事業を行うにあたって、市民から理解が得られるように、進出企業の工場内は全て公開として、曜日や時間を決めて見学者をセンターの職員が連れて見学を行います。見せていただいたのは、木片くずのリサイクル工場と、医療廃棄物の無菌化処理の工場。木片くずは、粉末状にして、同様に粉末状にした廃プラスチックと合わせて一体成型、すると、木材の風合いを活かした腐りにくい材料が生まれます。ベランダのデッキや公園なんかに使うと劣化しなくていいみたいです。医療廃棄物の方は、回収されたガーゼや注射針といった医療廃棄物に高周波(10MHz)を当てて滅菌処理する仕組みで、電子レンジの原理。電子レンジの周波数は更に周波数の高いマイクロ波で、コンパクトにできますが、物に対しての浸透が浅いので、おおがかりな装置でラジオ波を作り、深く浸透させるということでしょう。(これは川原田追記部分。電子レンジと同じなら水がないとだめだと思うんだけど、どうなっているんでしょうか。。。誰か、また教えてください)
何にせよ、ここのセンターや工場には、中国・韓国を始め東南アジアからもたくさんの見学者がやってくるそうです。環境ビジネスだけでなく、観光ビジネスにも発展しているようです。工場見学のオープンさや効率の良さ、集積していることで得られるメリット、などなど、参考にできるところは多いんじゃないでhしょうか。
熊本県の企業誘致等
12月10日、11日と、熊本・北九州に視察に行ってきました。熊本では、地下水資源が豊富なことなどから、半導体関連産業の集積が進んでいます。その歴史はなんと40年。60年代から、三菱電機、松下電器、NECの工場が熊本に進出、その後次々と電気・電子メーカーが熊本に進出しました。理系の大学や高専などが多く、人材が豊富なことも、地下水に加えて企業立地に好条件となっているようです。半導体に加えて、自動車関連の企業の立地も盛んで、ホンダやヤマハの工場や部品を製作する工場が集まっています。実際に見せてもらった工場は、そのホンダさんが、最近立ち上げた太陽光発電の会社ホンダソルテックさんのパネル工場。つい最近稼動したところで、販売拡大はこれから、という、できたてホヤホヤの工場を見せてもらいました。ここの目玉は、新技術の「CIGS薄膜太陽電池」と呼ばれる新しい太陽電池です。(C=Cu銅、In=インジウム、Ga=ガリウム、Se=セレンです)一般的なシリコン太陽電池の層の厚さが200ミクロンのところ、2.4ミクロンと約1/80に。シリコンは最近、需要が高くなって価格も高くなっているし、インゴッドを溶かすのに大きなエネルギーが必要なので、シリコンを使わないところがミソだそうです。インジウムとかも希少金属で高いのでは?と伺ったところ、使う量が圧倒的に微小で済むので価格が抑えられるということ。家庭用に、太陽電池モジュールと、そこで発電された直流電気を交流に換えるパワーコンディショナーをセットで使用します。太陽電池自体は半永久的にもつらしいのですが、取り付け冶具の方が先に傷んでくるそうです。家庭用に3kwの規模で、初期費用が¥180万くらい。高効率で蓄電できる仕組みがないので昼間の余剰電力は電力会社に売電することになります。工場の壁面には、一面の太陽電池パネルが設置されていました。ディスプレイ性を持たせるため、屋根ではなく壁に設置している分、発電量のグラフ、一番多いのが10月、11月になっていましたね。一般的に30°がベストなんだそうな。設置の際には、その場所に合わせて微調して決めるらしい。年間の電気代に影響しますもんね。
何にせよ、新技術を公開していただき、ありがとうございました。
ビラッジオイタリアとしおさい公園
7月20日、第2回の港湾交通委員会が開かれ、午前中、国への要望事項に関する説明・審議があり、その後、市内視察に出ました。神戸港は、今、刻々と変化を遂げていて、遊覧船もたくさん就航しているし、ポートアイランドの西側には大学が立ち並び、その西側には、神戸港を一望できる公園ができています。昨日の視察では、その遊覧船のひとつである、「ビラッジオイタリア」という遊覧船に乗って、ポーアイしおさい公園に着き、公園と、新しくできた神戸学院大学のキャンパスを少し見学してきました。船は、中突堤中央ターミナル「かもめりあ」から発着しています。かもめりあからは、このほか、「ロマン」「ファンタジー」「ロイヤルプリンス」「ロイヤルプリンセス」、そして小豆島に2時間で行ける「ラ・ベルメール」も出ています。ちなみに、「ルミナス神戸2」は中突堤(メリケンパークオリエンタルのところ)から、「コンチェルト」はモザイクのところから出ています。
しおさい公園にはたくさんのやしの木と、小さい風力発電が2機並び、新しい大学のキャンパスと共に、神戸港の新しい景観を創っています。やしの木はちょっと枯れかけていたように思ったんですが、植えて直後はちょっと枯れ気味みなるそうです。大丈夫かな。。
8月4日(土)は、海上花火大会が予定されていますが、このしおさい公園からも見ることができます。近くで見えて結構いいかも。公園は広いので、人が分散すれば混雑が少しは緩和されるかと思います。駐車場はありませんから、ポートライナーでお越しくださいね。
最後に、現在更地になっている第一突堤の中をぐるっと周りました。ここには、ホテルが建つことになっています。




かもめりあ周辺
次に、メリケンパーク内、カワサキワールド、かもめりあ等を視察しました。(カワサキワールドは前に掲載していますので省略します。水上バイクの体験ゲームが増設されていました。)
みなと神戸いきいきプラン、みなさんご存知ですか?このプランでは、新神戸トンネルをまっすぐ降りてきたあたりからトンネル、ポートアイランドの中央の道をはさんで、東側を物流ゾーン、西側を親水ゾーンとして特色化し、それぞれの特色に沿った再開発や企業誘致、都市整備などを行おうというもの。(と理解しています)現在、新港第一突堤は、上屋が撤去されていて、どうなるんだろうな~?と思われていた方も多いと思いますが、今、事業コンペが実施中です。かもめりあの横の住宅展示場になっていた部分もコンペが始まります。いつも、問題になるのが、このエリアへのアクセスの悪さ。三宮から歩くとちょっと遠いのと2号線を渡らないといけないので、行きにくく感じるところなど。とはいえ、観光クルーズ船は現在7隻も就航していて、昨日も戻ってきた船から、たくさんの観光客が下船してました。コンペで事業者が決まると、更に活況を帯びてきそうです。
資源リサイクルセンター
昨日、会派視察で資源リサイクルセンターを見学しました。資源リサイクルセンターでは、回収してきた資源ごみの「缶・びん・ペットボトル」を再資源化のために分別し、資源製品としてブロック化しています。自動選別機によってある程度分別されますが、資源ごみ以外のゴミなども混じっていたり、分別機で分別仕切れなかったものは、手選別作業によって分別されます。(写真左)はその風景ですが、洗剤容器や紙のごみ、食品トレイなどが混じっていたのがわかります。アルミ・スチールは再資源化の市場性があるため、売却します。ペットボトルも、売ることができるのですが、売れるからと簡単に売ってしまうと、中国などに流れ、せっかく作った場所で資源に戻そうという流れを止めてしまうことに。現在は、容器リサイクル協会に無償で引き渡していますが、国内の再資源化のメーカーを育てることにつながります。また、リサイクルの効率が上がってきているので、近い将来有償になる可能性も出てきています。そこで、問題になるのが神戸市のペットボトル資源ごみの品質です。(写真中)みなさん、よおく見てください。キャップがたくさんついているのがわかりますよね?有償になったとしても、このままでは最低ランクの等級になります。キャップを取って中を洗って(最低、中身を捨てて)出しましょう。再資源化の難しいのがびんになります。びんは、透明・茶色・その他に機械で分けられていますが、あまり小さく割れていると色の識別ができなくなります。分別仕切れなかったものは、細かく砕いて、資材に混ぜたりして利用しますが、用途が限られてしまうことに。(写真右)びんは、リターナブルが普及する仕組みを考えていく必要があります。
つくば・羽田周辺視察
空港新産業特別委員会にて、先週(11月7.8日)つくば市、羽田周辺に調査にいってきました。
1.つくば市 独立行政法人「理化学研究所」筑波研究所 バイオリソースセンター
ポーアイにある理研の大元にあたる研究所。ここでは、実験動物や実験植物、細胞材料など、生物の研究用の実験材料を開発し、研究所などに提供します。以前に、栄養学の家森先生のご講演を紹介したことがありますが、先生の研究で「100%脳卒中ラット」というものが使われていました。文字通り、普通にしていれば100%脳卒中になるねずみです。先生の研究では遺伝的に100%脳卒中になる可能性のラットでも、大豆の飼料を与えるなどで寿命を延ばせるということでした。そういったラット(マウス)などを作っているところのようです。ちなみに、人とマウスでは、99%遺伝子対応が解明されているらしいです。
2.つくば市 独立行政法人「医薬基盤研究所」
いわゆる「生薬」の生産先般にからむ研究を行うところで、薬用植物の栽培や研究、品質評価などが行われています。現在は、薬用植物は中国などからのとか、輸入が大半とのこと。例えば「マオウ」という植物は中国アジアの乾燥地帯の植物ですが、採取が進むと砂漠化が進行することも考えられます。日本での栽培を研究され、全国どこでも栽培が可能ということがわかってきたとか。最近、漢方って見直されていると思ってましたが、薬品の中に占める漢方製剤の規模は1.6%と非常に小さいそうです。
3.JTB
神戸空港や神戸市の観光資源について旅行会社から見てどうなのか、ご意見を伺いにいってきました。
JTBのパックツアーでスカイマークの利用が極端に少なくなっていて、欠航時に他の便への振り替えができないこと、専用の予約システムを持たないため、予約手続きに時間と手間がかかってしまうことを理由に挙げられていました。「羽田便が最も多いスカイマークさんはパックツアーには重要な航空会社」ということですので、スカイマークさん、検討してくださいね。
4.JAL CARGO(カーゴ・貨物)
国内の航空貨物は2000年まで順調に増加傾向で推移してきました。ところが2001年の9.11テロにより法改正が行われ、貨物を上屋で1日置いておく必要が出たため、スピードが売り物の航空からトラックに切り替わるところが増えたということ。その後、また徐々に回復し、1999年の実績に近いところまで戻っています。路線別では東京と北海道・九州・沖縄で全輸送量の75%を占めています。JTBさんも言われていたことですが、神戸空港の魅力のひとつは、後背地として四国が控えているところ。徳島などの特産物や、また、観光地として神戸と組み合わせるなど、神戸の中での観光資源を活かしていくことも重要な一方で、如何に四国を取り込んでいけるかもポイントになりそうです。
淡路島資源循環型農業見学#3
最後に周った施設は、一時新聞などでも取り上げられていた玉ねぎの乾燥炭化システムです。玉ねぎを出荷するとき、一番外側の部分は剥かれてから出荷されますが、この部分は「鬼皮」と呼ばれ、農家では処分に困っていたそうです。山の斜面等への不法投棄も耐えなかったらしく、メタン発酵や堆肥化も検討されたおうですが、メタン発酵ではカロリー不足、また、堆肥化も玉ねぎに含まれる病原菌(私のメモではアーリー菌と書いてあるのですが、調べてもそんな名前の菌はないみたいです。どなたか教えてください)のため難しかったようで、今回の炭化システムにたどり着いたようです。炭にすると800℃くらいになるので病原菌は全部死滅できるメリットがあります。炭といっても、元々玉ねぎの皮ですから、薄くてふわふわしています。畑にまくと風で飛んでしまうので土と混ぜてから使う必要があります。元来、土壌改良(というのかな、畑でも)のために炭を使ったりするので、その一種として玉ねぎ炭を使うということ、できあがりは40リットルで300円程度。レタス農家などに好評とか。炭にする際の燃料にはブタンガスが用いられていますが、鬼皮以外の部分を扱う施設では、水分を飛ばすための燃料費に苦労しているとも。
淡路島資源循環型農業見学#2
2番目は、菜の花エコプロジェクトの一環で行われている五色にあるBDF精製の施設を見学しました。元々、司馬遼太郎さんの「菜の花の沖」の主人公で知られる高田屋嘉兵衛の出身地であることから、彼が好んだ菜の花を栽培して景観とイメージアップに活かしていこうということから発展しているようです。菜の花は休耕田を利用して栽培されていますが、菜の花から菜種油を絞るためには専用の搾取機が必要なため、滋賀に送って処理してもらうとのこと。BDF設備は、菜種油に限らず、家庭から出た廃油を利用してディーゼル燃料を精製するもの。五色地区だけで年間4800リットルの燃料が得られ、利用されていますが、安定して廃油を集めることに苦労されているようです。H14年に導入の設備で機器の総額は700万円。(半額の350万円は県の補助)薬品コスト¥70/リットルがかかってしまうということですが、広まれば機器もランニングコストも安くなるわけですから、行政として広める施策が必要だと思います。(最近の行政は民間企業と同じように費用対効果ばかりを考え過ぎて、収支が合わないことには消極的な気もします。薬品の使用など総エネルギーで考えたらどうなのかという疑問もありますが、これくらいの規模なら市内のどこかの地域でまずはやってみてもいいのではと思います。)
以下、製造の概略フローです。詳細ではありません。
1.天かすなどを取り除いた廃油を静かに放置して不純物を沈殿させる。
2.廃油100リットル+メタノール18リットル+水酸化カリウム5kgを2.5時間混ぜる。
3.底に溜まったグリセリンを捨てる。(BDFの素#1)
4.BDFの素#1を水と合せてかき混ぜ水を捨てる。(BDFの素#2)
1日で約100リットルの廃油処理能力がり、約90~95リットルのBDFが得られます。100%BDFで走っても車に問題はないようです。排ガスは規制のある黒鉛が出ないため環境によく、ほんのりと天ぷらの匂いがするそうですよ。
淡路島資源循環型農業見学#1
県で取り組んでいる淡路島での資源循環型農業についての見学バスというのがあって、参加してきました。舞子から洲本港まで高速バスに乗って、そこからマイクロバス2台で3箇所の施設を廻るという企画。初めての試みだそうです。1番目の施設は、「洲本市有機資源センター」で、乳牛の牛糞を堆肥に変えて販売していこうという施設です。稼動して間もないので、製品としての完全な堆肥はまだできていないということでしたが、サンプル品の堆肥はほとんど匂いもなくさらさらの土のような感じ。時間をかけて2段階の発酵をさせ、2次発酵時に高温になる作用で雑草の種や病原菌を死滅させることで、良質な堆肥が生成されます。以前に視察に行った伊万里市のNPOさんでは、生ごみからの堆肥化に取り組まれていましたが、生成物である堆肥を売りさばくのに苦労されていましたが、牛糞が元々肥料に用いられていることから農家の抵抗が少ないことや、質が良いことなどから、徐々に買い手が広がっているとのこと。秋口は、酪農家さんご自身の農場でそのまま肥料として牛糞を使用することが多く、持ち込み量が減るそうです。いろんな面での流通や経済的な仕組みを安定稼動させていくのがこれからの課題でしょうね。見学ツアーの案内と堆肥化の仕組みの図、そして、牛糞の乾燥に水分調整剤として使用されているというオフィスのシュレッダーゴミ(これに一番驚きました)の写真を添付します。他にも公園で刈り取った草を干したものも使用されていました。(干草の山を見られた、恐らく酪農関係の方が、”これ、牛にやったら喜ぶわ~”と言われていたので笑っちゃいました。公園や街路樹の枝木や草って、もっと資源として利用する方法を考えていくべきですね。)
会派視察
空港島人工ラグーン
最後に空港島の人工ラグーンを見学してきました。左の写真を見て、「えっ?海水浴場?」と不思議な感じがしますよね。右の2枚の写真は、飛行機が離陸に向けて移動するところと、離陸しようとしているところを、ラグーンから撮ったものです。ラグーンの小さい海は深さが最大2mくらいになって残念ながら遊泳は禁止。半ばくらいに、試験的に一般開放をするようですので、ご興味おありのかたは神戸市のホームページをチェックしてくださいね。
コンテナ船進水式
今日、三菱重工神戸造船所でコンテナ船「EVER STEADY」が進水し、進水式を見学してきました。現場スタッフの進水準備完了の声の後、船主さんによって支綱が切断されると、船体に打ち付けられて割れたお酒のビンからは、かすかにお酒の香りが漂い、瞬く間に全長300mもの巨体が目の前を神戸港の方にと滑っていきます。何度見てもいいものですね。終了後、勝海舟の砲台、展示ホールと見学してきました。展示ホールの上の階で長年仕事をしていたのに、ゆっくりと見ることはなかったのですが、新田次郎著の「孤高の人」のモデルが私たちの大先輩で造船技師として働いていた「加藤文太郎」さんだったなんて知らなかった!?・・・のは私だけ~?でしょうか?
展示ホールでロボットの「ワカマル」君に出会い、記念写真を。子どもたちに大人気だったワカマル、係りの人の「はい、ポーズ」の声に反応してちゃんとポーズを取って待っているのに、人間の「アイカ」がワカマルに興味津々で全然ポーズをとらないから「アイカー!!アイカがポーズとらなあかんやろー?」と叫んで撮った1枚です。アイカの隣はカエデちゃんです。暑かったけど、いろいろ楽しく見学してきました。
カワサキワールド
メリケンパークにある海洋博物館の中に、「カワサキワールド」がオープンしているの、皆さん、ご存知ですか?見学してきましたが、添付の写真のようなプロトタイプ(試作品)のバイクや歴代のkawasakiブランドのバイク、かつての新幹線の本物の車両、ヘリコプター(なんとローター付)、進水式を作業まで紹介するビデオ、ロボット、フライトシミュレータ(神戸空港のCGでした)、などなど、子ども連れで行って、お父さん・お母さんも十分楽しめます。写真のロボットは、ルービックキューブの6面の映像を見て、考えて色を合わせることができるというもの。
創業者紹介コーナーでは、創業者の川崎正蔵氏と初代社長の松方幸次郎氏が紹介されています。松方ホールの名で知られる松方幸次郎氏は、華僑の研究をされている安井三吉先生の「孫文と神戸」という本に、日本に亡命してきた孫文を造船所の構内を通して諏訪山の別荘に逃がした、というエピソードが紹介されているほど、神戸の歴史に大きな足跡を残された方でもあります。
広域防災センター等
基幹労連の議員団研修で、三木市にある県の広域防災センターに行ってきましたが、隣接する耐震工学研究センターでは、ラッキーなことに年に数回という大規模振動試験をやっていて、貴重な試験も見学することができました。一部パンフレットを添付しますが、今日見たのは、ダイワハウスさんの実験で、普通の一軒家を2軒、一度に振動させていましたよ。阪神大震災の海洋気象台で観測された振動が基準になるようで、試験ではその9割くらいの力で加振していたようです。その後見たビデオでは、4階建てくらいのマンションとかも実験されていましたから、規模をご想像くださいね。最大1200トンまで加振できるとのこと。
防災センターでは、AEDの使い方などの救急救命実習見学、AFT訓練(実際の火を使って消火訓練を行います)、地震体験バス、煙避難訓練など、盛りだくさんでした。地震は体験済みなので、怖くて地震体験などは、パス。防災福祉コミュニティや消防団なんかで見学・体験すると大変役に立つと思います。
「ちきゅう」見学
「ちきゅう」の船内を見学してきましたが、私のへたな説明より、パンフレットの方が正しくわかりやすいので添付しておきます。(読めるかな。。データ、重いし。)でも、それでは、あんまりなので、海底の岩を掘るときに使う「ドリルビット」の写真を添付しておきますね。これで掘っていって、地中の掘ったものを特殊な溶液(マッド)の中に混ぜ込んで吸い上げて採取する仕組み。ライザー管の中にドリル管があります。マッドは、行きはドリル管の中を海底下へ、帰りはドリル管とライザー管の間を通って地中の切りくずと一緒に船に戻ってくることになります。深海の海中という厳しい作業条件に加え、掘削中に石油やガスが噴出す場合のリスクマネジメントも設計の重要な条件になるなど、驚く技術が詰まっていました。
新潟市
新潟市が取り組んでいる、コンプライアンス(法令遵守)条例について調査をしてきました。写真左にあるように、定めた条例を、職員に理解してもらい、身につけてもらえるよう、マニュアルが作られています。マニュアルの前半は、条例の内容や公益目的通報制度についてQ&Aを入れた具体的な解説、後半は、条例の内容となっています。
新潟市でH15年に起きた、土木建築工事をめぐる入札において、市職員と建設業者が競売入札妨害で逮捕されるという事件を受けて、市議会で調査委員会を設け、調査を行った結果、その対応方針としてH17年にコンプライアンス条例の制定が表明され、できあがったものです。
写真中は、条例を通報者の保護と特定要求行為への対応の流れを図示したものです。ここで、左の通報者の保護の流れですが、ここでは、通報者が第3者機関である法令遵守審査会に通報できるということが、まず通報者を保護することになるという説明をしていただきました。更に条例を読んでみると、例えば、通報することで何らかの不利益(職場でのポジションなど)を受けた場合は、職員から委員へ申し立てを行うことができるとあります。(この図に全部入れると見難くなるのでそこまで書いていないのでしょう。)
現在、神戸市では政治倫理確立委員会が頻繁に開催されています。法令遵守については、内部規定にはあると聞きますが、こうした新潟の例を参考にしてきちんとしていくべきでしょうね。ただし、倫理感というものは、規則で決められるものではなくて、あくまでも各個人が持つもの。チェックできる体制、見逃さない体制を作る必要はありますが、最後は議員、職員、ひとりひとりが志を高く持つことにあると思います。
喜多方市
喜多方市では、喜多方市美術館、喜多方プラザを視察しました。喜多方市美術館は、常設展示がなく、残念ながら絵を見ることはできませんでしたが、人口6万人弱の市で、年間15000人~16000人の見学者が訪れるそうです。観光入込み客は100万人ですから、観光客の方が多いのかと思ったら、そうでもないそうです。地元の方の芸術に関しての関心が高いのかなあと思いました。
喜多方プラザは、ここを拠点として実に様々なイベントや活動が行われていて感心しました。「喜多方発21世紀シアター」は、町のあちこちを劇場などに見立てて、演劇や、音楽、伝統芸能などの催しが開催されます。4日間で、100以上の公演があるようですが、小学生から80歳まで、たくさんの年齢層の人々がボランティアとして参加することで運営されています。まさに、町をあげてのイベントのようです。子どもが中心というのがいいですね。
あと、おもしろそうな企画で、「知的のんべえのための酒づくり講座」というものがありました。地元の酒造会社に協力してもらって、冬の土日、何回かに分けて酒の仕込みをするらしい。講義と実技があるそうですが、実技は本格的なものです。喜多方に来ないといけないんですが、遠くから参加のリピーターも多いそうです。参加費は、27000円(今年)ですが、720mlの吟醸酒12本が最後にもらえるので、結構、いいかも。神戸でもやっているそうなので、聞いておきます。
会派視察#3(ものづくり復興工場)
ウィングスタジアムの丁度裏に位置するものづくり復興工場は、震災で被災した中小企業の支援工場として建てられ、現在86社の会社が賃貸入居しています。今日、見学してきたのは、「NIROものづくり試作開発支援センター」で、3次元の計測装置やCAD/CAMシステム、樹脂造詣装置などが整備され、材料費以外は無料で講習が受けられるということで、スケジュールボードは予約でいっぱいでした。少し見にくいですが、センターのカタログの一部を紹介します。
会派視察#1(東舞子小学校)
東舞子小学校では、PTA・地域が協力して子どもを守り育てるための取り組みとして「さわやかサポート係」という活動が行われています。地元のふれまちや自治会のみなさんとPTAの方々で当番を作って、学校の門の手前で見守りを行い、学校に出入りする人すべてのチェックを行っています。不審と判断すれば職員室にモニターで連絡するようになっていて、学校に入るには、すべてこの窓口で手続きをしないと入れない仕組みが作られています。昨年末に相次いで起こった小学校の児童の事件から、小学校の登下校に対するケアと、学校への侵入者を防ぐ対策が叫ばれていますが、地域の力で子どもを守ろうという意識の高まりから半年前から計画され、始まって2ヶ月が経過ということ。これからのモデルケースになりそうな事例でした。
写真の続きです
神戸空港での飛行検査
本日、神戸空港で始まる国土交通省の飛行検査において、初めて飛行機が離着陸するということで、視察に行ってきました。報道のヘリコプターが7,8機飛ぶ中、SAAB2000という50人乗りくらいのプロペラ機が無事空港に着陸しました。国の管制塔は完成(しゃれじゃないよー)しているようでしたが、ターミナルはまだ工事中。空港からポートアイランド・三宮を見渡せましたが、夜景はきれいだろうなあと思います。ちなみにポートライナーで320円で空港までこれます。
視察#2~松本地区のせせらぎ
下水道事業の説明で、いつも登場するのが、この「松本地区のせせらぎ」です。松本地区は、震災で80%が焼失してしまいましたが、「火事のときに水があったら」という住民の思いが、震災後の復興計画の提案に、「せせらぎ」の小川として組み込まれることになりました。松本通3丁目から7丁目に至る約800mのせせらぎの小川には、スイレンやしょうぶ、ホテイアオイなどの水生植物と、めだかやおたまじゃくし、そしてグッピーなどの熱帯魚も棲んでいました。鈴蘭台処理場の下水の高度処理水を利用して引き込んでいますが、藻が多いのが気になりました。鈴蘭台処理場も、一応高度処理をしています。窒素やりんは、ある程度除去されているはずですから。掃除をしないでどれくらい藻がつくかなどの実験も行われているようです。
写真の赤いのはプラティという種類の熱帯魚です。冬はどうなるんだろうと心配になりました。(昔飼っていた熱帯魚、震災で電気が止まって全滅してしまったことがある。)
視察#1~神戸国際コンテナターミナル
ポーアイのPC14,15バースに位置する、商船三井の神戸国際コンテナターミナルでお話を伺ってきました。PC14,15は、日本で初の高規格バース、水深15m、長さ350mのバースがふたつ並びます。パナマ運河を通れない船をポストパナマックスと言うそうですが、(すみません、長く船の仕事をしていて初めて知った)そんな大型の船が2隻同時に接岸できます。実際の運営は、商船港運など4社で行われており、コンテナの積み替えには、コンピュータシステムが導入され、どこに何が置かれているかや、待っているトレーラなどが管理されています。あっという間の速さで、山積みされたコンテナの山から、コンテナがトレーラーへと移動していきました。1時間あたり35個のコンテナの揚げ積みが可能だそうです。
コンテナの取扱数は震災直後に比べるとかなり戻ってきており、ここでは、空きのコンテナの置き場にも困るほどだそうです。(神戸市に安く土地を提供してもらいたいとも言われていました。)神戸港は、スーパー中枢港湾も含めて期待が持てそうです。
資料は、左がPC14,15の位置、真ん中が仕様、右が略図です。左の図の小さいほうの赤い四角は「花鳥園」です。
花鳥園がもうすぐオープンします。
選挙が終わりましたね。大変な結果になってしまいましたが、当選のお礼は言えないらしいので、ご了承を。
会派で市内視察に行って来ました。活動報告を更新しています。ポーアイのコンテナターミナルを調査した帰りに、もうすぐオープンする「花鳥園」の横を通ってきました。花鳥園は、巨大な温室の中に、熱帯の植物をたくさん育てて、熱帯の鳥を放すような施設らしいです。温室とレストランなどが入る建屋ができあがっていました。パンフレットで雰囲気をご想像ください。行きたいな~って所ですよね。オープンは12月だそうです。
東京の下水道
建設水道委員会視察
建設水道委員会で、札幌・旭川・東京に視察に行ってきました。活動報告を更新しています。旭川は、旭山動物園と、会派で行ったばかりのところに重なってしまったので報告は省略のかわりに、旭山動物園だーという写真を。
1枚目はオランウータンの母と子が空中を渡っているところ。高さだけでも感じてください。2枚目は、ヒョウが寝ているところですが、人の頭の上におりがあるので、寝ているところを真下から見ることができます。3枚目はペンギンの水槽。プールの真ん中に人の歩くトンネルが作られています。今度も人でいっぱいでした。旭川の周りはすばらしい観光地がいっぱいあるので、旭川~神戸線の航空路を開いたらと思いましたが、検討して見送りになったそうです。~残念。
会派視察3~釧路
釧路では、フィッシャーマンズワーフでお話をお伺いしました。神戸でいうと、モザイクのような建物で、中には市場も入っているといった感じでしょうか。12年度までは単年度黒字を続けていましたが、13年からは赤字転落となり、当初、第3セクターで始められたものの、現在は、市が施設を買い取って、公共施設として運営されています。釧路の町全体の観光客は、昭和58年70万人だったのが、現在は255万人。62年に釧路湿原が国立公園になったこと、新しい航路が就航したこと、関係各機関へのPRなどが効果を奏したらしいですが、新しい航路というのは、大きいでしょうね。
このあと、和尚市場に行きました。観光市場でありながら市民の台所でもある市場は、活気であふれていて、ロシア産の海産物が並んでいます。北の果ての釧路の街は、霧がかかって気温も低く、かもめがたくさん飛んでいました。
会派視察2~北見市役所
昨年暮れよりごみの有料化を実施している、北見区役所を調査しました。昨年11月からということで、駆け込みゴミが大量に出た後、ごみが減少するなど、統計上の数字にするにはもうすこし時間がかかるそうですが、大体2割ぐらいはごみが減少したそうです。ただし、不法投棄が増えたことで、パトロール車3台、啓発担当9名で山間部をパトロールしています。有料化の値段ですが、45ℓのごみ袋1枚が90円、粗大ゴミは1点300円。
みなさん、有料化についてのご意見お聞かせください。
会派視察1~旭山動物園
マスコミで取り上げられ、全国的になった旭山動物園。今回は、特別に、テレビにもよく登場される園長さんの貴重なお話をお伺いすることができました。園長さんが、オランウータン館はぜひとも見ていってくださいというだけあって、140kgのオランウータンが、ピーナッツ3つを取りに、地上10m以上の橋をぶら下がってわたる姿は、感動モノ。調教をせず、動物の自然な行動を見せることで、人間が見てもおもしろいというコンセプトで、園内いろいろなところに工夫が施されています。旭川は遠いですが、園内が人でいっぱいなのが納得できました。アイデアひとつでこんなに人気のスポットが誕生できたいい例ですが、最初に、「それはいいじゃない。」と動いてくれた関係者の判断もあったかと思います。
(今回は、電池が切れてたので、せっかくの動物の写真が撮れませんでした。パンフレットですみません。)
神戸ハーフマラソン
建設水道委員会
今日、市内視察に行ってきました。活動報告を更新しています。
進水式と中央市場
昨日、私の出身三菱重工神戸で、コンテナ船の進水式がありました。今回は、市の企画で「進水式と中央市場の見学会」がセットされていて、たくさんの方がそのまま中央市場も見学されました。議員になった当初に、視察として中央市場を見学させてもらったことはありましたが、市場の営業が終わった午後だったこともあり、残念ながら「動いている」市場ではありませんでした。今回は市場の方々にも協力いただいて、実際は終わっているところを遅くまで開けてもらったり、小売をしてもらったりと、さながら札幌の観光市場のようでしたね。高級な寿司さんのカウンターでしかみられない「ネタ」が所狭しと並んでいて、見学にこられた人々は大満足のようでした。車で来てないので生ものの買い物ができないのを残念がられてましたが。
観光市場として集客施設にするには、本来の市場の場内配送の車と人の安全性や規制の問題、他業界との調整など、いろいろな問題点もあるそうですが、せっかくリニューアルするのですから、新しい市場として期待したいと思います。カメラを忘れて、7000個もコンテナを積める船と市場の風景を紹介できずにごめんなさい。
委員会視察#3杉並区障害者雇用支援事業団
東京で、もう1箇所、杉並区にある障害者雇用支援事業団「ワークサポート杉並」が運営するふたつの施設を見学し、お話を伺ってきました。養護学校を卒業して就職したあと、職場に馴染めず仕事をやめてしまうケースがありますが、もう一度職業訓練をしながら、適正のある仕事を見つけていくサポートをする事業団です。この就職のためのサポートですが、「ジョブコーチ」と呼ばれる人が実際に就職先の職場に出向き、まず、その仕事を覚えます。コーチは、個々の特性を見ながら、その人に合わせて、与えられた仕事をこなせるようにいろいろな工夫をして仕事の内容を教え、就職後も、定期的に訪問をして、職場の状況や本人の状況を確認します。軽作業所と、上井草スポーツセンターの中にある喫茶店を見学しましたが、皆さん生き生きと働かれていました。(写真は喫茶店てんとうむしで訓練中のみなさんです)コミュニケーションは苦手だけれど、細かい作業は得意であるとか、あるいはその逆であるとか、ひとりひとりの適正を見て、できる仕事に持っていく、というジョブコーチの業務ですが、「まずはひとりひとりが好きで、愛情を持っていればできます」と、ジョブコーチの方がおっしゃられていたのが印象的でした。
視察とは直接関連しませんが、障害者の自立に向けた新しい試みとして、昨年長田にもオープンした「スワンベーカリー」が話題になりました。アンデルセンのタカキベーカリーの社長さんと、ヤマト福祉財団の理事長さんが中心となって始まったベーカリーチェーンで、障害者の就労や社会参加、特に自立できる賃金を目指して、設立されました。お店はアスタ3号館の中にありますが、パンは舞子ビラのおみやげものやさんにもおいてあります。一度試してみてください。
神戸観光ガイド認定制度
一昨日、活動報告で、東京シティガイド検定のことを紹介し、神戸にも導入できれば、と、書いた次の日の神戸新聞に、「”ミナト神戸通”にお墨付き 市が観光ガイド認定制度導入へ」という記事が掲載されました。私の声が届いた??(んなわけないやろ)とは思っていませんが、あまりにもタイミングがいいので驚きました。報告にも書いていますが、検定を持っていることの優位性や、実際にガイドを必要としている人とのマッチングなど、先行している東京でも課題としていましたので、せっかくの制度が活きるように、市民のアイデアを届けていきたいと思っています。みなさん、ご意見、聞かせてください。
委員会視察#2東京シティガイド検定
最近、京都検定が話題になりました。調べてみると、京都検定は1万人もの方が受検されているようです。1級、2級、3級とあって、1級は筆記以外の試験もあるとか。。本格的ですね。今回、調査に出向いたのは、東京都庁。「東京シティガイド検定」は、財団法人「東京観光財団」が実施しています。一昨年の秋に実施された第1回目の受験者は1000名を超えるものとなりました。うち、合格者数は789名となっています。出題範囲は、ガイドの基礎知識・自然・歴史・政治経済・産業・生活文化・芸術・観光関連施設となっており、語学は別と考えているようです。(語学は別途、通訳検定など)これとは別に、国が「地方限定通訳ガイド制度」の創設を検討しているようで、それによると、地方限定の有料通訳ガイドの業務を認める「地方限定通訳案内士試験」を実施し、全国版の通訳案内士試験は内容を見直し、負担軽減が図られるとあり、H18年度からの実施を検討中のようです。そもそも観光は地域のことになるので、こちらのほうが効率よいのかもわかりませんね。東京シティガイド検定は、初級に合格した人を対象に上級試験があるようです。ボランティアを対象としていることで、検定試験に合格した後の人材の運用や、ニーズとのマッチング、検定に合格したことで得られるメリットなどがもうひとつはっきりしないことなど、課題はありそうですが、地域の文化を知るきっかけにもなり、有意義と思います。こうした課題を検討し、神戸にも導入できればと思います。
左の写真は、観光情報センターに売っていた、都バスのおみやげ。(¥3000のラジコンバスにかなり魅かれましたが。。)
右は、同じくセンターにあった、福笹。各地域の特徴を取り入れていて、写真はちゃんこ鍋とかもくっついているので両国界隈と思われます。
委員会視察#1(仙台オープン病院)
仙台市にある仙台オープン病院は、市と地元医師会によって設立された財団法人仙台医療センターによって運営されている、公設民営型の医師会病院です。設立された当時は公設民営方病院は日本で初めてで、背景として、仙台市が開発を行った鶴ケ谷団地に病院が必要なことから、市が仙台医師会に相談をし、設立された経緯があります。現在330床のベッドがあり、患者は、開業医師からの紹介のみを受け付ける(救急は別)システムになっています。病院専門のスタッフ医師と、地元医師会の登録医とで構成されており、県内各地の医療機関から紹介された患者さんがこられるそうです。設立の当初、経営難に陥ったことから、高度医療に取り組み、広く県内からの患者さんを受け入れるようになったということ。現在、隣に新しい病棟を立て、これから移転を行っていく予定。救急の赤字にのみ市から補助を受けているそうです。ちなみに、神戸の震災の際には、救護班を組んで診療に来ていただいていたそうです。それが縁で、今も西神戸医療センターとは勉強会が続いているとか。ありがとうございました。
写真は建設中の新病棟と、運営方針です。
会派視察(仙台市地下鉄など)
私たちが仙台市役所に地下鉄の調査に訪問するその日の河北新聞朝刊に、絶妙のタイミングで「仙台市南北線沿線を初検証 地下鉄効果着実に」という記事が掲載されました。仙台では、87年に南北線が開業し、現在、2015年の開業を目指して東西線の事業にとりかかっているところです。記事は、開業から17年になる地下鉄南北線の沿線に商店街など立地が集中し、人口下落に歯止めがかかったというものです。この記事では経営収支について書かれていませんが、減価償却費を含めた収支ではH16年度も約43億円の赤字見込みであり、黒字化できるのは次のプロジェクトの東西線開通(2015年)の直前となるようです。20数年かけて黒字になるのは、神戸市営地下鉄の西神山手線が開通以来ようやく黒字化になったことを考えると、初期投資が莫大な地下鉄経営では、どうしてもそれくらいは必要ということでしょう。丁度、神戸の地下鉄西神山手線が仙台の南北線、海岸線が東西線といったところでしょうか。
海岸線は、徐々にではありますが、沿線にアグロガーデンやヤマダ電機といった大型店が進出し、マンション建設も進みつつあります。何とかして減価償却費を除いた単年度収支を少しでも黒字化し、20年後にはこういう記事を目にできるよう、議員のひとりとして海岸線プロジェクトに取り組んでいきたいと新たに思いました。
その後、宮城沖地震に対する地震防災対策のお話でしたが、プロジェクタを使った大変分かりやすい説明でした。このホームページには、やはり神戸の防災のことを書いたほうがいいと思いますので、また調査をしておきます。
会派視察(山形のびのび入園特区など)
民主党会派で、福島空港公園・仙台市役所・山形市役所への視察に行ってきました。山形市役所では、「のびのび入園特区」及び「おいしい山形観光キャンペーン」についての調査を行いました。山形市は、山形大学付属の市立幼稚園が一園あるほかは、残り26園の幼稚園すべてが私立幼稚園になっています。少子化の影響で空き教室が増える一方、働く女性が増えたことで保育へのニーズは高まっており、こうした背景から、私立幼稚園の協会からの提案で、3歳未満の幼児を幼稚園に受け入れることができる、入園特区(構造改革特区のひとつとして)の申請を行い、6月に認定されたものです。幼稚園と保育園は文部科学省と厚生労働省の管轄に分かれており、幼稚園は教育が主体、保育園は保育が主体、今、取り上げられている幼保一元化は、これらを一体化させようというものです。管轄元が省庁から分かれており、目的が違っていることから、幼保一元化の問題は山積みですが、今後行政が取り組んでいくべき大きな課題のひとつです。山形での特区は、提案者が私立幼稚園協会ということで、保育ニーズにすんなりと対応したものではないようですが、今後こうしたことをきっかけとしていろいろな規制緩和が進められ、待機児童の解消へとつながっていくものと期待できます。
おいしい山形の観光キャンペーンでは、JRなどの民間団体とかなりタイアップして観光キャンペーンを進めており、効果が出ているということでした。(そういえば、JRの京都大阪奈良の三都物語の広告は、本当に行きたくなりますよね。)また、山形の名物、芋煮を、直径10メートルくらいある大がまで炊く「芋煮フェスティバル」というイベントがあります。ショベルカー2台を使って料理する豪快なイベント、3万5千食の芋煮を作って大人気のようです。「新長田でぼっかけでやったらどうかな?」と、費用を聞いてみてびっくり。鍋は別で4千~5千万円くらいかかるらしいです。鍋のお値段は聞いていませんが、定期検査にも相当費用がかかるとか。ちょっとやそっとでは日本一のイベントはできませんね。
写真は、かつて県庁・議事堂として使われていたルネッサンス様式の建物を、一部復元工事を行って郷土館として再現させた「文翔館」です。歴史を感じる美しい建物で、中の展示も楽しめました。
委員会視察(唐戸市場・海響館)
門司レトロ港の対岸となる下関に渡り、唐戸市場・海響館・カモンワーフを視察しました。唐戸市場はH13年にリニューアルされた市場で、卸売場・仲卸売場・関連売場に加え、特殊関連売場が設けられ、水揚げされたばかりの新鮮な魚の小売や、地元名産のフグ・ウニ(実はウニも名産品)をネタにしたにぎり寿司などの店頭販売が行われており、観光客に人気のようでした。神戸の中央市場もリニューアルが予定されており、是非とも立地を生かして一般の人が買い物や地産の食材を楽しめるコーナーを作ってもらいたいと思います。
唐戸市場の近くに、下関市立水族館である「海響館」があり、くじらを意識した建物になっています。下関ということで、フグの仲間の魚が数多く集められているのが特徴となっています。(カワハギもフグの仲間って初めて知りました。みなさん、ご存知でしたか?)夜間営業を始めたら大好評で今年は夜間営業日を増やしたそうです。また、夜の魚の行動を観察するために、夜間、電気を消して探検するユニークな試みも行われているそうです。イルカは残業になるようですが、たくさんいるので交替で休憩させているということでした。須磨の水族園では、病死などで頭数が減り、イルカに負担がかかっていたので、今年補正予算でイルカを購入しました。購入したイルカは調教に入り、その間、芸を積んだイルカをレンタルしてショーを継続しています。交替がいないとイルカもしんどいですからね。海響館には、他にスナメリやマンボウ・ラッコなどがいました。
カモンワーフは、レストランやおみやげ品などのショップが集まるモールで、モザイクを小ぶりにした感じのところです。
(写真がないのでホームページから転載させていただきました。)
委員会視察(門司レトロ港)
門司港は、明治・大正時代に国際貿易港として栄え、港周辺には、当時の面影を偲ばせる町並みが残っています。門司港レトロ地区では、古い町並みと、港の風景等を生かした観光地となっています。写真の左は、この地区内に建設された31階建ての高層マンション「レトロハイマート」、写真中央は全国でただひとつ歩行者専用はね橋「ブルーウィング」の風景です。「レトロハイマート」は、建築家黒川紀章さんの設計で、民間マンションとなっていますが、31階は門司港レトロ展望室となっていて、関門橋や巌流島を見渡すことができます。
この地区は、本来自治体単位となっている観光施策を、県も異なっている対岸の下関市と一体で進めてきている点が特徴になっています。門司港の地区からレンタサイクルを借りて、「門司港周辺を観光しながらサイクリング~関門トンネルを自転車を押して渡り下関へ~下関周辺を観光しながらサイクリング~関門連絡船で自転車と共に再び門司港に帰着」という楽しみ方もできるようです。また、門司の町にはレトロな風景がそのまま残っているような路地裏がたくさんあるとパンフレットに載っていて、行って見たいなあという気持ちを残して戻りました。
委員会視察(福岡ロボスクエア)
福岡市では、ロボット産業の振興・育成等を目的に、ロボット関連の諸事業に取り組んできています。その中で、ロボカップなどのイベント開催など、教育や普及・広報、また、次世代ロボット研究の推進のための研究会の設立などが実施されてきました。博多の繁華街のおしゃれなビル博多リバレインの中にある「ロボスクエア」は、そうした事業の活動拠点と展示・体験ができるエリアになっています。アシモを半年借りて各学校を教育して周るなど、ユニークでなかなかいい試みだと思います。
写真左・・・奥の部屋では、実際のロボット作成のための専用の旋盤機械などが設置され、実際にプロトタイプのロボットの製作・試験が行われていました。
写真中・・ベンチャー企業が、小学校から大学生まで対象とした、「自分のロボットを作って学習できる」という教材を開発し、注文が殺到して供給が間に合わない状況とのことです。コントローラと、駆動のモータやセンサー、ソフトウェアなどがセットになっていますが、何を作るかは自分で考えて決めるようになっています。最近の子供たちはすごいなあと感心しながら、数個あった在庫のうち、思わず1個買ってしまいました。でも、本当に自分で作るんでしょうか、疑問は残りますが。。
写真右・・・丁度、本日11月1日発売開始になる、ハローキティのロボットがデモされていました。同行した女性議員の先生や女性職員の方には「めちゃ可愛い!!」と大好評でした。
自動車オークション会場
昨日は、中央区小野浜町にある、大規模中古車オークション会場HAAも視察しました。オークションが土曜日のみということで、オークション風景は見ることができなったのですが、その規模のすごさには驚かされました。少しご紹介します。
○オークションは土曜日ですが、それまで、毎日、車を売りたい人(メンバー登録した方のみです)が、次々と車を持ち込み、これをスタッフ(車の目利きのできるプロ集団だそうです)が手早く検査、写真撮影してオークションのデータベースに入れられます。
○これまでの8ヶ月の平均で、毎週取引される車は7500台ほど。そのうち6割が取引成立されるということです。
○オークションは朝9時から夜9時までぶっ通し行われ、この間平均して1時間あたり600数台の車のオークションが行われるということです。買いたい人(これもメンバーのみ)は、朝きて、場内をカートで移動、目当ての車をじっくり見て、買値を決めてからオークションに臨みます。
くるまやさんにならないとオークションに参加できないのが残念!!
須磨ベルトコンベア
昨日、会派の視察でもうすぐ閉鎖となる須磨のベルトコンベアを視察してきました。このベルトコンベア、みなさん、ご存知ですか?須磨・垂水地区にお住まいの方には割りと知られていますが、それ以外の方は、ご存じない方も多いかと思います。
神戸の海岸部は、たくさんの埋立地で成り立っていますが、神戸市では、高倉山や鶴甲、横尾・名谷といった山間部を造成した土砂を埋立造成に用い、山間部・海岸部両方の造成地を宅地やいろいろな用途の土地として開発・分譲等行う事業を行ってきています。須磨のベルトコンベアは、その土砂の運搬用に造られたもので、一番山側の複合産業団地から、トンネルでつながっています。土砂の搬出量は1時間に1万トンと、とにかくすごいスケールの施設ですが、もうすぐその役目を終わろうとしており、残される施設の利用方法が、今、議論されています。
会派での視察
一昨日の台風はすごかったですね。みなさん、けがやおうちは大丈夫でしたか?私はその日、会派の勉強会が5時まで開かれ、「車で来たから帰れるだろう」と、市役所を5時過ぎに出たものの、元町まで1時間、長田まで1時間40分、長田からは新しい阪神高速に乗れましたが、垂水に戻るまで2時間半かかりました!!教訓~台風のときは思い切って予定を早く切り上げておうちに帰りましょう。
昨日は、会派で視察にいきました。活動報告に掲載しています。
スーパー中枢港湾
先ほどの港の総料金比較でもわかるように、日本の港が国際港と競争するには、コスト、サービス両面で競争力をつける必要があります。国土交通省が創設したスーパー中枢港湾の施策は、アジアの主要港を凌ぐコスト・サービスの実現を目指し、「港湾コストは現状より3割削減させる」、「リードタイム(※)は現状3~4日を1日程度まで短縮させる」ことを目標としたスーパー中枢港湾を育成して、基幹航路の寄港頻度の維持や効率的な物流体系を構築することにより、産業の国際競争力の強化と国民生活の安定を図るための施策です。スーパー中枢港湾は、日本のコンテナ物流においてコスト・サービスを向上させるための先導的・実験的な試みの場つくりとして提案されました。スーパー中枢港湾では、規制緩和などを行い、従来の制度・慣行の枠組みにとらわれず、官民が一体となったコンテナターミナルの整備・管理運営方式やコンテナ物流システムの改革が行われます。下図に示しますように、現行では各ターミナルごとに船会社が借り受け、荷役作業は港運事業者に委託という形態ですが、これをすべてひとつのコンテナターミナルとして一体化させ、ターミナルオペレータが一括して管理運営を行う、といったことが検討されています。これにより空きターミナルをなくし効率よい運営ができる、一元化することでITを導入しやすく、リードタイムの短縮が図れる、などのメリットが生まれます。神戸港は、大阪港と共に阪神港としてエントリーされていますが、地理的に離れた神戸港と大阪港の間の交通・輸送をどう克服できるかが大きな課題となってきます。
神戸港の状況
前に神戸港の現状など、また調べておきますとここに書きましたので、少し調べてみました。まず、一般的に「神戸港は使用料が高いからほかの港にコンテナを取られている。」という話をよく聞きます。ですが、昨年、会派で港湾を視察に行った際、「神戸港の使用料は値下げをしており、特に高い設定ではない。また、官民一体となって港湾施設の手続きの簡素化を行っていて、リードタイムを短縮している。」というお話を伺いました。下図の左に、横浜・東京・神戸港の港関連の使用料比較表を示します。この表から、項目によって多少でこぼこはあるものの、国内では神戸港が特に高いわけではないのがわかります。次に、東京港を国の代表港として、ほかの国の港とのコンテナ取扱総料金及びコンテナ取扱量の比較図を示します。香港は、東京港の2倍以上のコストとなっていますが、取扱量はダントツの世界一です。中国に近いことが最も有利な条件となっていると思われますが、上海・深センも毎年追い上げてきております。(この表にはありません。)しかし、釜山、高雄、シンガポールがいずれも15000円弱となっているのに比べると東京港は23000円と8000円近いコスト高となり、まだまだ料金を下げる努力が要求されます。ここで、東京港の内訳は、ターミナル費用8510円・荷役料10350円・船舶関係費用4140円となっており、ターミナル費用では、高雄港も7774円と、東京港とそうは変わらないのですが、荷役料、即ち人件費が高雄港では4934円と半分以下となります。リードタイムの比較についてはデータを入手できていないので言及できませんが、スーパー中枢港湾という国のプロジェクトは、こうしたことを背景として立ち上げられました。
横浜市訪問その3
横浜港では「はまどり」に乗船し、港湾局の方に港の説明をしていただきました。「はまどり」には100人くらいの乗客を乗せられ、市内の小学4年生が毎年港の勉強に乗る(年間約1万人)そうです。いい企画(お金はかかりますが。。)だと思いました。
横浜港は東京港と共に京浜港としてスーパー中枢港湾に内定していますが、神戸・大阪の阪神港よりもコンテナ取り扱い量は上です。それでも、世界ではダントツで、香港・シンガポールが上、それにプサン・上海・カオシュンと続きます。中国の経済成長と共に、アジアの各港は急速に発展してきました。赤レンガ倉庫の歴史のところで、日清戦争後に急成長の大阪・神戸と競争するために横浜が国に港の工事を要求したことを紹介しましたが、今や、競争相手は世界の港となってきました。スーパー中枢港に認定された後は、国の予算等がつけられ、いろいろな設備やシステムができるのでしょうが、こういう風になるという最後の姿はあまり論じられていない(私の勉強不足もありますが)ようにも感じます。現在も、神戸港でいろいろと改善が行われています。それが今、どう、効果をあげているのか、また、調べておきます。
19日は、関西ではあまり知られていない、横浜の隠れた名所、「三渓園」に行きました。広大な敷地に、風情あるお茶室や庵、3重の塔までも集めた庭園で、「これが横浜?」と思えるほど、「和」を感じましたよ。
横浜市訪問その2
18日、会派での横浜市内視察を実施し、赤レンガ倉庫を訪れた後、市の海事広報艇「はまどり」に乗船しました。
赤レンガ倉庫の歴史~
日清戦争後、急成長した神戸・大阪港に危機感を抱いた横浜商業会議所が、政府に埋め立てによるふ頭建設・港の拡大を要求し、明治32年に埋め立て工事が開始されました。しかしその後の日露戦争による負担に耐えかねた政府は、明治38年工事の無期延期を決定します。ここで存亡の危機に直面した横浜市が、国費のみでの計画を改め、市も1/3負担をすることで、明治39年に工事が再開されました。赤レンガ倉庫は、そういう経緯の中、明治41年に着工された港湾用の施設です。その後、関東大震災により、1号倉庫は半壊でしたが、2号は倒壊を免れました。その後、平成になってから、保存・改修する工事が行われ、現在は展示館やギャラリーなどとして活用されています。18日は、「中西繁展」が開かれていました。壮大なサイズのキャンパスにヨーロッパのいろいろな都市の風景が描かれています。
HAT神戸
10日、HAT神戸にあるふたつの施設「人と防災未来センター」「県立美術館」を見学しました。HAT神戸は県が中心となって開発を行ったエリアです。「人と防災未来センター」は、震災の経験や教訓をこれからの防災に生かし、命の尊さ・人と人とが助け合うことを伝えていく目的で設立され、これまで修学旅行生など、全国からたくさんの見学者が訪れているようです。震災のイメージを音と映像で再現した短いフィルム上映がありますが、当時激震地に住んでいた私にはちょっときつかったですね。当時のことが思い出されますから。他に、展示コーナーや防災に関するコーナー、ボランティアの方が語り部となって当時の様子を語り継ぐコーナーなどがあります。
県立美術館では、今後いろいろとユニークな企画の特別展示が予定されています。「パリ・コレに花開いた遊牧の民の美」や「ルイ・ヴィトン」展など。来年には「ドレスデン国立美術館展」も予定されていて、かなりの絵画がやってくるそうです。ドレスデンは、一昨年の夏、大洪水の被害を受けた町です。私は、丁度ドイツに旅行しておりドレスデンに移動しようとしたその日に洪水となり、断念しました。言葉はわからないものの洪水のニュースをずっと見ていて、町は大ダメージを受けていて、生活もままならない状況なのに、美術品をいち早く無事な場所に運び出している人々を見て驚きました。多分あのとき運んでいた絵画も海を渡ってくるのでしょう。県の方から、ドレスデンも洪水の被害に会い、その復旧資金を集めるため、こうして海外で展示会を開いているということをお聞きしました。また、震災復興10周年を記念した国際絵画コンペティションが実施されるようです。(大賞は1000万円らしいですよ。)
視察#1(医療産業区)
ポーアイ二期の医療産業区では、再生医療を中心とした先端の研究機関や医薬品・医療品メーカーなどが次々と集約されてきています。空港島への橋もできあがっていて、初めての医療製品ができたという「ステムセルサイエンス㈱」という会社に会派でお話を伺いに行きました。写真は、その製品のサンプルで、ピンク色の液体がES細胞用の無血清培地、プラスチックのプレートは、いろいろな種類の試験や実験に使用できるよう、ES細胞そのものを入れて、スクリーニング用のキットのような形式で製品出荷するものだそうです。医療産業都市構想と雇用や経済波及効果の関係がよく取りざたされていますが、こうした分野はベンチャー企業がほとんどで、また、研究・開発と相互に成長しなければならないことから、ビジネスとしては難しい分野でもあります。一方、「当たれば大きい」チャンスの芽もたくさんあり、行政としてのこれからの舵取りにも、先端の技術を理解し、ウオッチしていく能力が要求されるなあと、感じました。
また、臨床研究情報センター(TRI)では、米国国立癌研究所のデータベースを日本語化する作業が行われており、「最新がん情報」としてインターネットから検索が可能です。
TRI http://www.tri-kobe.org/
最新がん情報 http://www.ccijapan.com/
用語解説~ES細胞;ES胚性幹細胞。別名万能細胞。未分化の培養細胞で、この細胞を分化(細胞分裂を通じて特定の機能を持った細胞になること)させることによってさまざまな臓器を作ることができるとされていることから注目されている。
札幌市での調査
前件の報告に引き続いて、出張報告です。札幌市では、システム業務に外部監査を取り入れたり、また、市民サービスとしてのコールセンターを設置するなど、新しい試みが行われており、井坂議員がお膳立てしてくれた私的な打ち合わせに参加させていただきました。システムの外部監査は、あくまでも”こういう業務のこういう手順をこのようにシステム化する”と決まったあとのシステムを外部監査するものですから、これまでのコスト削減によって当該システムそのものもぎりぎりのコストで製作されており、外部監査だけでは無駄なものを見出すといっても限界があるということ。システムそのものだけを見ると、確かにコスト低減の効果(たとえばホストから小さいサーバーに変えるなど)がはっきりしていても、初期投資の費用が予算化しにくいという面もあります。神戸市のシステムとかでも感じますが、縦割りのセクションがそれぞれソフトウェアを作るほうが機動的な面はありますが、一度業務を分析して、体系化・標準化・類型化することで、その業務遂行にかかわるソフトウェアの製作も共通化でき、制作費だけでなく、維持費に関してもコスト削減ができると思います。
コールセンターは、市民からの電話問い合わせに対しQ&Aのデータベースを作成し、コールセンターで集中してオペレータが回答するというものです。コールセンターの電話相談の95%がオペレータ対応で解決できたということです。たとえば、不燃ごみの日はいつ?からスズメバチにさされたけど?とかさまざまな件がデータベースに入れられています。複雑な相談は、もちろん、市職員が応対します。
現在は、まだ、普及の面で不十分ということで、今後、広報、システムの拡充に取り組んで行きたいということでした。
大都市税財政制度確立委員会
先週、大都市税財政制度確立委員会にて、名古屋・札幌の2都市の財政事情の調査に行ってまいりました。このホームページで報告するにあたり、どうしたらわかり易いか悩んだ末、添付のグラフを作成して見ました。神戸市作成のグラフを仕様を変えて表示したものです。ピンクの「市税収入」とブルーの「市税以外の収入」をたし合わせたものが一般会計の歳入になります。市税以外の収入とは、交付税や国や県の支出金・市債などです。(すみません。単位が抜けていますね。億円です。)神戸市は、歳入に対する市税の割合が29.8%と、北九州市に次いで低く、名古屋市44.0%、札幌市32.5%となっています。ちなみに人口は、名古屋市(219万人)札幌市(185万人)神戸市(152万人)ですから、人口規模から見ても名古屋市の税収が高いことがわかります。ただし、その名古屋市も、市債残高は、全会計合わせて3.5兆円と高く、市民ひとりあたりでは160万円となります。神戸市は震災復興のための市債発行が急激に増加したため、現在の市債残高は3.2兆円、市民ひとりあたりでは、212万円にもなっています。昨年末に宣言された市長の行政経営方針では、市債発行額を抑制し一般会計における市債残高を2/3に圧縮する方針が立てられました。借金がこんなにあると、神戸市はいったいどれくらい財産を持っているんだろうと疑問になりますよね。普通の企業では、バランスシートを作成して、資産と負債の割合をチェックします。最近、総務省が自治体のバランスシートの作成方法の標準を作成し、自治体はこれにならってバランスシートを作っているようです。(神戸市の財務課のページにありますから、ご参照ください。)これによると、神戸市民ひとりあたりの資産は314万円、負債は139万円(総務省標準のバランスシートは独特の計算方法によります)となっており、”なあんだ、僕たち、金持ちじゃん!!”って思っちゃいますよねえ。でも、これって、登録時の資産がそのままであったり(普通は償却していきますよね)、絶対に売ることができないし誰も買ってくれないような橋などの社会インフラも含まれているのです。結局、他都市との比較や前年度との比較など相対値としての目安でしか使えないようです。素人の私にはここまでがやっとの解説ですが、みなさんもご意見等あればお寄せください。
これから市会の予算委員会が始まりますので、市長の宣言された経営方針がどのように反映されているのか、それを委員会でどうやりとりするのか、私にとってははじめての予算委員会ですから、勉強もあり、また、みなさんの目線で感じたことをここで報告したいと思っています。
天津・北京・上海訪問
矢田市長をはじめとして、私たち友好議員連盟のメンバーを含め、婦人会、華僑総会、連合など各会から参加があり、総勢120数名の訪中団で天津市を訪問し、様々な催しに参加をしてまいりました。式典やイベント出席、視察などで、ほとんど街を歩いて回る時間がなく、個人旅行派の私としては、生の中国の街に触れられず少し残念でしたが、いろいろな方とお話をすることができたのは良かったと思います。
写真左は、天津大学の材料工学の李教授、記念式典での夕食会でお話をしました。イギリスで博士号を取られた、国際派の先生です。写真真ん中は、みなさんご存知の前笹山市長と、山川産業顧問の中井さんです。矢田市長主催の解団式で一緒にお話をしました。みなさん、ご存知でしたか?笹山前市長は技術やさんなんですよ?中井さんも技術士資格をお持ちの技術やさんということで、日本の産業の中国進出の話などで盛り上がりました。写真右は、上海市内で中国茶の急須を買った際に、マダムヤン(若い人、わかるかなあ?昔あったラーメンのコマーシャルに出てくるんだけど。。)みたいな女の人とあれこれお話をしたときの写真です。上海神戸館(神戸市が出している、産業振興のブースのようなところ)の視察帰りで、胸のバッジを見つけて、”マ、アナタ、若いのにエライねー?””そ、そ、んな、若くないんですよ””カンバッテネー!?ギインさん、ワカイ、オンナの人、増えなきゃタメよー!!”、、等々、まるで、垂水の駅前での会話のような話をしました。
代表質問についてはまもなくアップいたします。
日中友好議員連盟で天津へ
行ってまいりました!!
写真右・・矢田市長と天津市長の友好提携の調印式
写真中・・北京の人民代表委員会(国会議事堂)に前外務大臣表敬訪問(トウカセンさん。)
写真右・・天津市長主催の昼食会での催しです。
ハローワーク
本日、フォーラム神戸(活動報告の欄で紹介しています。)の主催により、三宮にある、ハローワークに出向いていろいろとお話を伺いました。そごうの東隣の銀行跡のフロアをそのまま利用しているため、番号待ちの電光掲示板など、銀行に入ったのかと思うような雰囲気です。驚いたのは、若い人ばかりだったこと。県内の求人は、少しずつ上昇し、失業率も減少の傾向にはあるようですが、30歳以下の失業率は10%を越えていて、また、「離職率が高い」、即ち、「仕事が適合していない」ことが指摘されていました。ハローワークには2種類の端末(パソコン)が設置されていて、一般のインターネットの求人検索用と、ハローワーク専用データベースへのアクセスができるものとがあります。専用データベースの方は、ハローワークに出向かないとアクセスができないようですが、出向きさえすれば誰でもアクセス可能になっています。それならば自宅のパソコンからアクセスできたら?と素朴に思いましたが、ソフトの条件やら何やらがあるとか。工夫すればできると思うんですが?また、単に仕事を紹介するだけではなくて、例えば、就職支援も兼ねて、起業家支援や、これからますます需要が高くなるNPO法人の設立支援などはやらないんですか?と質問したところ、別の組織でやっているからここではやらないという回答でした。やっぱり、縦割り行政なんだなあ、、とつくづく感じました。今、公営企業の経営は非常に苦しい状況にあって、地域のニーズに細かに対応しようとすると経営面で成り立たないケースがたくさん出てきています。これから地域のニーズに対応していくには、自治体がすべてを担うのではなくNPOなどの力に頼っていく時代、かつての半官半民の、民の割合がほとんどになるようなそうした組織での運営が増えていくものと思われます。(本日神戸市長との懇話会での席上で市長もそうした趣旨の発言をされていました。)そうしたNPOなどを設立してもらいたいニーズに対して、仕事を求めている方々は、いわばサプライアーですから、せっかく公の場に集まってくる仕組みであればそうした引き合わせのきっかけを作ってもらいたいなあと感じました。
消防救助技術大会
24日、タイトルの大会(指導会という名前ですが、こちらのほうがわかりやすい)に出席してきました。消防救助のためのスピードや正確さを競うことで、訓練を行うといったものでしょうか。今年は4消防士の黙祷を行い、いつもよりも深い思いが込められた大会だったのだと思います。驚くような速さではしごやロープ伝いに垂直に登ったり、ロープを頼りに渡ったりの、すごい競技ばかりでした。人の救助を想定した、組み合わせの救助の競技を、少しカメラが遠いですが写真で紹介しておきます。目を見張る速さで、けが人を想定した人を助け出します。消防士のみなさんの身体能力の高さと、毎日、こんなきつい訓練を受けられている我慢強さに敬服しました。殉職された方々も、身体能力が高かったことが弔辞で話されていたことがどうしても浮かびます。西区の火災事故では、報告書によると、0:21に覚知され、0:51に崩落とありました。(すみません、手元にないので、1分違うかもしれません。)現場に到着したのは0:32、20分後に突然、2階部分が一瞬で崩落したということです。目撃者の話では、突然、2階がなくなってしまったような感じだったということ。要救助の連絡があって中に入った直後に崩落が起こりました。報道でも報じられているとおり、南側部分に柱が少ない構造に加え、構造上重要な部材が完全に燃えてしまい、2階の重さに耐えられなくなり、一気に崩落が起きてしまったということでした。悲しい教訓ではありますが、本当の事故のメカニズムを検証していくことは、今後のために、非常に重要であり、報告書でも、伝えられています。また、殉職された方の他に、程度Ⅲの重度の火傷を負われた方もいらっしゃることを改めて伝えておきます。(Ⅲ度は、一番重いレベルです。)
新人研修での視察
先週、新人議員の市内視察研修が行われ、空港島や先端医療産業特区を始めとして、特別養護老人ホーム、東クリーンセンター、ウィングスタジアム、中央市場、新長田地区をまわりました。空港島は約7割近くの埋め立てが終わり、橋脚工事が完了していました。先端医療センターでは、外来の患者さんの姿が見え、入院患者さんもすでにいらっしゃるようです。また、東クリーンセンターでは、神戸市内から集められたごみが巨大なUFOキャッチャーのようなクレーンで焼却炉に運ばれ、処理が行われていました。焼却時に発生した熱を利用してボイラを稼動、ボイラの発生蒸気で蒸気タービンをまわすことにより発電を行い、センターと周辺の設備の電力をまかなうといった、循環型の施設となっています。ダイオキシンの発生量は基準値をはるかに下回る値と言うことですが、CO2はどうなのか、などの疑問も残り、今後、他の施設も視察をして神戸市全体の取り組みを勉強していきたいと思っています。写真がいまいちですが、空港島とクリーンセンターのUFOキャッチャーの画像を添付いたします。
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