連合研修会

 現在、国会に労働法制の改正のための関連法案が出されていますが、こうした法案に対して、労働者の労働環境の悪化を引き起こしかねない恐れがあることから、連合が全国でキャンペーン行動を行っています。その一環として、先日、連行兵庫主催の研修会が行われ、フォーラム兵庫・フォーラム神戸の所属議員も参加しました。

 たくさんの勉強資料がありますが、このページを訪問していただいた方に、ぜひとも知っていただきたい点だけをまとめます。

<その1>
今回の改正点は、長時間労働の是正が目的と聞いていますが、本来の労働者保護の観点に立つのは、この点のみです。
働きすぎ防止として、中小企業も月60時間を超える残業代が1.5倍になることや、有給休暇のうち5日を時季を指定して年休として付与しなければならない、という点は、働きすぎ防止につながる改正です。

<その2>
まず、裁量労働の対象業務が広がります。

「企画業務型裁量労働制」という、いわゆる裁量労働(残業時間等も含めて出退勤時間など、労働者に任せる制度)を認める分野に、

「課題解決型提案営業の業務」 と 「企画立案調査分析を一体的に行う業務」

が加えられます。

これによって、「普通の営業職」でも、裁量労働の分野に入れられる恐れがあり、しかも、高度プロフェッショナルでは、1075万円以上という賃金の枠がありますが、こちらの裁量労働には規定がありません。実は、高度プロフェッショナル制度よりも、こちらの方が運用によっては危険な方向に行く可能性があります。

<その3>
 かつて騒がれて成立までいかなかったホワイトカラーエグゼンプションの制度とほぼ同じ内容のものが、高度プロフェッショナル制度として盛り込まれています。具体的には、研究者や金融のアナリストなどの特殊な技術や専門的知識を持って働く業務が対象で、時間外労働などの適用を除外して働く制度です。年収は、「1年間に支払われることが確実にも見込まれる賃金の額が平均給与年収の3倍を相当程度上回る」とされ、年収1075万円を参考に、法案成立後、省令で決められます。省令で決められるということは、国会審議等が不要となり、手続きのみ(審議会を経る必要はありますが)で、省令を変更することができ、更に年収の枠が下がる可能性があります。


<その4>
労働者派遣法の改正。現在は、3年経つと、派遣の見直しが必要ですが、改正案では、派遣期間3年後、人を変更することで、同じ派遣労働が継続可能になります。連合が「生涯派遣労働」を許容することになると、強く反対しているものです。

<その5>
これは、最近、言われているものですが、年金積立金の運用の見直しが行われています。すでに、運用の基本ポートフォリオ(運用資産の構成割合)は、大幅に変更されています。
2014年では、年金の保険料収入が34兆円、国庫負担金12兆円と合わせても、給付の54兆円には8兆円不足があります。不足分は、積立金の運用して賄うことになりますが、全体の積立金155兆円のうち、国民年金と厚生年金の積み立て分130兆円を運用する組織が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)です。
昨年2014年10月31日に次のように変更されました。
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株式や外国債券など、ハイリスクな運用先の比率が大幅に増えています。また、このGPIFに対して、ガバナンス(監督・監視)の在り方検討作業班という会があり、労使代表も参加していますが、議論の要約に対して、意見を言っています。労使は、経団連代表の委員と、連合の委員さん。会社側の代表と労働側の代表が、自分たちの積み立てた年金の積立金であり、監督していく構造に、被保険者である労使の代表を入れることや、金融のプロだけで構成する運用委員会の設置やリスクの高い運用に対する反対など、意見を一緒に出しています。
リーマンショックでも、リスクの低い運用を行っていたため、ミニマムの損失でカバーできたのに、ハイリスク・ハイリターンの運用を行えば、最悪30兆円規模の損失もありうると指摘もされているとのこと。

<最後に>
これらの問題は、連合が全国の皆さんに訴えているところですが、実際に法改正が進めば困ってくる対象の人たちになかなか浸透していないように感じます。
国会では、民主党の議員が、こうした点を質問し、問題点を指摘していますが、メディアもあまり取り上げてくれないので、世間の関心の低さを感じます。連合から来ていただいた講師の先生方は、反対で廃案にすると、長時間労働や過労死防止につながらず、今までと変わらない。不要な部分を削除して過労死防止の内容を盛り込むべき、と、また、難しいことをおっしゃっておられましたが、今の国会でそんなことができるのか、不安です。

今、皆さんに考えていただきたいのは、労働者側だけの問題でなくて、企業側にいる人も、いずれ年金をもらって暮らす人の方が多いでしょう?また、ご自身は正社員であっても、子どもさんやお孫さんは就職で苦労していませんか?まずは、皆さんに法改正の内容などに関心を持っていただきたいと思います。

チラシ1
チラシ2
チラシ3
チラシ4
チラシ5


政策担当者WEB会議(介護保険制度・歯科医関連)

facebookで紹介しましたが、民主党では、毎週、月曜日、「全国政策担当者WEB会議」という会議が開かれています。地方議員とのパイプをしっかりしていくためにも、民主党の中に、「自治体局」というのができて、国会に提出される議案の説明や、地方の意見を集めるためのアンケートなど、これまでになかった取り組みが行われています。
 これまでに、2度出席しました。ネットの予備校(行ったことはないけど。。)のような感じで、担当している議員さんが丁寧に説明してくれます。地方から、政策担当者がそれぞれ出席していて、疑問に思うことは、ボタンを押してエントリーし、質問することができます。
 先日の会議では、現在行われようとしている介護保険制度の改正について、と、歯科医の問題に関してのアンケートを取ってきてください、というものです。
今回、介護保険制度が改正されることになり、特に、要支援1・2の方の介護事業が国から地方自治体に降りてくることなど、事業者からの意見を集めてほしいというもの。もうひとつは、介護障害福祉事業者の人材の待遇を改善するための特別措置法案を野党で提出しますよ、というものです。この法案は、野党6党で共同で3月28日に提出されています。(全然、報道されませんね。。)
 歯科医に関しては、現在の歯科医の置かれている現状について、歯科医の参議院議員、西村先生から、とても具体的にお話がありました。①歯科医の診療所はコンビニより多い②医療報酬の総額が年々上がっているのに対し、歯科の保険医療報酬はここ20年ぐらい横ばい③保険診療の「指導」の問題 数年前に「ワーキングプアの歯科医が急増」と週刊誌に掲載され、驚きましたが、一般に、歯科医はリッチ、という概念がったので、数字で示されると厳しさがよくわかります。
せっかくなので、資料を掲載します。皆さん、一緒に考えてください。

依然として厳しい歯科診療所経営

病児保育関連のシンポジウム開催

来月、下記のシンポジウムを予定しています。
民主党兵庫県連の男女共同参画委員会の主催ですが、いろいろな関係者もこられ、また、前半は、大阪で病児保育のNPOノーベルを運営されている、高代表にご講演いただきます。
どなたでも参加できますので、お時間がおありでしたら、皆さん、どうぞ、ご出席ください。
申し込み書

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県連の男女共同参画委員会

民主党県連で、それぞれの専門部委員会の委員長と事務局長が集められて、会議が行われました。今年1年間の委員会メンバーを決め、これからの活動についてどういうことをやっていくのか、方針を決めていきます。
私の所属する男女共同参画委員会では、字の通り、男性も女性も働きやすい社会、暮らしやすい社会づくりを目指して活動しています。また、女性議員を育成していくこと(自分自身が育成しきれていないですが。。。笑)も目的のひとつにあります。
これまで、連合の皆さんと一緒に、ワークライフバランス(主に子育てと仕事の両立)について懇談会を開いたり、医師会の女性医師の会の皆さんとの懇談会など、活動してきました。
今年は、病児保育をテーマにできないかなと思っていたところ、神戸新聞に、NPO法人ノーベルという病児保育の団体の紹介記事がありました。東京圏にしかないものと思っていたので、大阪で登場していたのに驚きです。神戸には、そうした民間の共済型・地域密着型の病児保育は、まだ登場していませんが、ニーズは十分あると思います。
神戸にも広がっていくようなことを委員会の活動の中でできたらいいなあ、と思っています。

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〜神戸新聞H25年2月23日記事より引用〜

選挙を明日に控えての横畑夫妻

いよいよ明日から衆議院議員の選挙が始まります。今日の夕方は、一斉行動で、みんな、それぞれ駅に立って街頭広報活動を行いました。終わってから、最後に選挙事務所に寄ったら、横畑さんの奥さんの一代ちゃんが、臨月の身体で頑張ってました。1週間くらい前に会った時より、おなかが前の方にぼよーんと出てきていて驚き!!(^o^)/でした。順調に育っていてくれて嬉しいです。
臨月の身体で遅くまでがんばってくれて健気だー!!
せっかくなので、ふたりの記念撮影をして帰ってきました。おなかの出てるのわかるかな?
明日から、みんなでがんばろうね!!
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横畑候補の広報チラシ(プレス民主号外)

明日から始まる衆議院議員の選挙において、民主党第3選挙区の公認候補、「よこはた和幸」さんのプレス民主号外特集号です。
オモテ面
ナカ面1
ナカ面2
ウラ面

政令市協議会のため再び仙台へ

神戸に戻って、再び仙台へと向かいました。政令市の民主党の市議が集まる総会が仙台で開催され、出席するためです。今回は、全国から総勢70名くらい。復興のため頑張っている仙台を応援しようと、仙台から30分くらい車で山に行ったところにある秋保温泉のホテルで行われました。総会のあと、仙台の復興状況などの講演を受け、今回、初めての企画として、マスコミ関係者も参加のパネルディスカッションが行われました。
テーマ 「東日本大震災と議会」
コーディネータ エフエムいずみ取締役 阿部清人氏
パネリスト 仙台市復興事業部長 山田文雄氏
       神戸市会議員 前島浩一氏
       仙台市議会議員 岡本あき子氏
       河北新報社仙台市担当 瀬川元章氏
前島先生からは、阪神大震災の当時、議会は、協力し合って、とにかく国に頻繁に陳情に出向いたということのお話がありました。そういえば、かつて浜本律子先生とホテルの部屋が同部屋だったときなど、そういうお話をよくされていたなあ、、と思い出しました。震災当時に議会にいらっしゃった先生方は、本当に皆さん、苦労をされています。岡本先生が仙台でのこれまでの議会の動きについて熱心にお話されました。神戸の時とはまた違った課題があり、今後の参考にさせていただきたいと思います。市の部長からは、議会が熱心すぎて、ちょっと困った(議会が開催されると行政も出席のため?)という声もあり、会場から笑いが出ていました。
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翌日、仙台市内のがれきの処分場と下水処理場を視察しました。がれきは、集める際に分別を行ったため、時間がかかったものの、その後の処理が非常にスムーズに進んでいるようでした。3台の仮設焼却炉がリースで設置され、フル稼働で処理が進められていました。当初予定より進んだため、先月(7月)27日より石巻市のがれきの受け入れ処理も行っているとのこと。焼却炉は増設が可能な感じだったので、検討しないのですか、と質問しましたが、焼却灰の行先が確保できないため、これが限界ということでした。
資料1、2(がれき処理のフローと仮設焼却炉)
写真1 仮設焼却炉
写真2 分別されたがれき
写真3  〃 金属類
写真4  〃 家電類
写真5 丘のように見えますが、実は、田畑のがれき。草がすごい勢いで生えて丘のように。
写真6 分別されたがれき 木材(製紙工場の燃料に使用される)
写真7 下水処理場の建物の屋上から。当日、職員の皆さんはこの屋上に上がって難を逃れました。現在は再建が進められています。
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藤井裕久さんのご講演

昨日、ラッセホールで民主党県連主催の「社会保障と税の一体改革」対話集会が開催され、参加してきました。集会は、党の税調会の会長である藤井裕久衆議院議員のお話がメインで、その後、質疑を行うという形です。せっかくですから、少し紹介します。

冒頭に、藤井先生が言われたこと。「川は源流まで遡れ、海は渡れ。」
かつての高度成長期、めちゃくちゃ働いてきた。ヨーロッパに追いつけとがんばって働いた。そうしたら、日本は、S43年にGNPでドイツに勝った。その前のS42年にはフランスに、S41年にはイギリスに勝っていた。みんな夜中まで働いた。マスコミは当時、「くたばれGNP]と言っていた。佐藤・田中内閣で秘書官を務めていた。お二人とも、社会保障は決して得意な分野ではなかったと思うが、S42年ごろに老人医療費の無料化が始まり、その後、医療保険の家族の窓口負担が5割から3割になった。
今と比べると、2008年に北京オリンピック、2010年に上海万博と、ちょうど40年くらいの差で中国の感じか。
社会保障というのは、社会の仕組みであって、経済が悪くなったからちょっとやめようかというものではない。幸いにして、水田三喜男、三木、福田の各氏と謦咳に接することができた。その際にも、経済が悪くなるときもあったが、高度成長で埋められるのではないかと思っていた。そうすると、1ドル360円の時代がなくなり、S48年の同じ年に、1バレル2ドルの値段も崩れた。(今は、1バレル100ドルとなり、50倍であるが。)このため高度成長ができなくなってしまった。大平正芳が、消費税の概念を出してきた。彼は政策通である。水田三喜男は、付加価値税なくして福祉社会はうまくいかないということを打ち出した。安定性があり、経済が悪くなっても税収が入るからである。この考え方は”水田ism”と呼ばれた。ひとつは、所得税・法人税が景気に左右されるため安定しないこと、もうひとつは、公平性があること、ただし逆進性対策は重要であるが、一律にいただくことは必要。脱税があっても、宗教法人でも税収が得られる点がいい点。大平さんの政策は失敗になったが、次に中曽根さんが「売上税」として出してきた。一般財政の穴埋めのためであった。S61年に、「絶対にやらない」と断言した後、選挙で大勝した。選挙で勝ったことで、方針を変えては絶対にいけない。これは、野田さん(野田総理)にいつも言っていることだ。ウソはつくなと共に、絶対守りなさいと言っている。結局、竹下さんが導入した。竹下さんの時、私(藤井氏は)は政務次官であった。やらせは絶対にいけないこと。全国を回りなさいと言われた。竹下さんは根回しがうまいと言われたが、そういう全国を回っての会をずっとやってきた。(3公社5現業を民営化した土光会長。)その後、橋本さんが3%を5%に上げたと言われているが、実際には、村山富市さんである。5%に上げた当時は、バブル崩壊の時で、経済は最悪の状況だった。それでも選挙は負けていないのである。橋本さんが選挙に負けたのは、彼がぶれたからである。だからいつも言っている。ウソはつくな、ぶれるな、と。野田さんは守ってくれている。
消費税を導入するにあたって、必要となるのが、ひとつは国会議員の首切り、ふたつめに目的税化すつことである。小渕内閣の時、自由党で連立内閣となっていた。森善郎と冬柴さんが幹事長をやっていたころ。比例区から20名を切るのに公明党は賛成してくれた。その後、小泉純一郎は、上げないと言った。バックにいたのは、塩川正十郎であり、もう1年続いていたらわからなかったと思う。福田さんの時に「社会保障国民会議」麻生さんの時に「安心保障国民会議」で議論が行われた。世界の155か国で付加価値税が採用されているが、採用していないのは、アメリカと石油産出国だけである。アメリカは、州の中で小売りの税がかけられている。
導入されている155か国でも、完全目的税化されている国はない。何に使うかを会計上、法律で制限する。目的の3つは高齢者であることを発言したのは事実。戦後の日本で、がれきの中から今の社会を創ってきたのはお年寄り。しかし、この上に子育てを加える。医療・介護・年金・子育ての4つが目的になる。物品税は、何を課税するかで、利権が発生してしまう。竹下さんの時になくなって公平になった。たとえば、総桐のたんすは税がかからないが、三方桐ダンスは課税する、など。外食は課税するとすると、牛丼はどうする?など。フランス、ドイツが始めたものだが、減免税はまちがいである。今も、その争い(何を課税で何を減免か)が絶えないから。線引きが非常に難しい。また、中小企業にとっても、複数税率は負担である。
中小企業にとって、消費税は消費者が負担するものなのに、原料で消費税を払っていても、販売時に付加できずに直接税になってしまっている点は問題である。
政局の上での「反対」を除いては、反対派の意見も取り入れて、議論は尽くしたと思っている。増税は悪税であってもやらなきゃいけない時がある。このままいくと、国債の発行は増え、いつか金利が急上昇する。経済のいい時に金利が上がるのはいいが、悪い時に上がるのが絶対にいけない。
使う目的は4つにしか使えない。ごまかしてほかに使うんじゃないかと言われるが、それにしか使えなくする。スウェーデンは25%まで徐々に上げていって、その2年後に軽減税率を創った。ノルウェーはいきなり20%(?)に上げた。
経済の問題というが、今の時点での経済ではない。インフレの時がいいという人もいるが、これは最悪である。便乗値上げが起きる。経済が安定しているときが好ましい。イタリアは、経済がマイナスであるが、やろうとしている。
住宅については、さすがにたとえば3000万円だったら300万円になるので、これは何か考えないといけない。財政支出にするかどうか、今、検討が進んでいる。
渡辺美智雄に言われたことを、私は今、実行している。資料の説明は若い人に任せ、こうして全国を回っている。2年くらいあるから回れると思う。
現在、大学で教えてもいる。講座をもっている。学生には、”君たち、本気で年金がもらえなくなると思っているのか?”と問うている。年金が破たんすることは国家の破たん。国が破たんすると思う?維持するための方法のひとつは、このまま借金をずっと続けていくこと。そうすると、いつか南欧のようになるよ。2つめは、保険料を上げていくこと。これは働く人だけの負担になる。3つめが消費税。と、学生に問題を出すと、考えてきて3を選んでくる。このことを、一般の人にわかってもらわないといけない。

福島県に行ってきました(続き)

続いて、広野小学校での除染モデル実証事業を見学しました。現在、広野町では5500名くらいいた住民のうち5300名ほどが他市町村で暮らしていて、小学校や町役場などの公的施設の除染が急がれています。広野小学校のグラウンドでは、除染作業はほぼ終了していて、放射線レベルも低くなっています。実際には、夏以降、9月くらいをめどに住民の皆さんの帰還が予定されているということでした。
(独)日本原子力研究開発機構(原研)が、内閣府から除染の実証業務を受け、実際に作業を担当するJVと一緒に、除染前後のモニターや、除染の方法について検討しながら実施されていました。
除染に使用された水は、併設されたろ化システムの装置を通すことによって浄化されます。
仮置き場も見学してきました。表面をはつってとられた土などは、黒い化学繊維の素材でできた大きな袋に入れられ、クレーンで仮置き場に置かれていきます。置き場の表面には、緑色をした保護シートが敷かれます。
セシウムは、カリウムと性質が似ていて表面の土にほとんどが吸着して、深い部分までは浸透していないようです。従って、表面の土をはつってやることで、放射線レベルをぐっと下げることが可能になっています。土では、細かい粘土質の土のほうがよりセシウムの吸着が多いようです。
(農業センターにも行きましたが、環境保健研究所の視察で報告したものと重なることも多いため、省かせていただきます。ゲルマニウム半導体検出器が10台も置かれていました。)
県連の報告もご参照ください。原研さんから資料をたくさんいただきましたが、ホームページで公開されているそうですので。

①原研資料A面
②原研資料B面
③写真 広野小学校
④写真 放射線線量モニター
⑤写真 ろ過システム
⑥写真 仮置き場
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福島県に行ってきました

先週、民主党県連の東日本大震災対策支援本部から、福島県に行ってきました。

1.港湾施設の災害・復旧状況(小名浜港のふ頭 港湾施設、小名浜漁港)
2.広野小学校除染作業、除染土の仮置き場
3.農業総合センター
4.原子力研究機構JAEA福島技術本部
の順序で調査・見学を行い、最後のJAEAでは、事務所に伺って質疑を行いました。

前日は、小名浜の海辺のホテルで宿泊しましたが、夜の11時ごろ、震度5の地震に遭遇しました。さすがに怖かったですよ〜。朝ごはんの時に、ホテルの方に確認しましたが、「ああ、そうでしたねえ」と、「別にい。」って感じでした。そういえば、神戸の時も、1年くらいはずっと余震がありましたね。

小名浜港は、昔、常磐炭鉱から、石炭を運び出していた名残りからか、今は逆に、石炭輸入の重要な港となっています。先端が飛んでしまったクレーンの写真を添付しますが、前に積まれているのが石炭です。周囲に広範囲で石炭が野積みされています。いただいた資料からの抜粋と、写真を添付します。
①視察の全体図
②発電所の立地状況
③火力発電所の立地状況
④津波の状況
⑤被災状況
⑥復旧復興プラン
⑦写真(荷役クレーンと石炭)
⑧写真(回収された船の山)
⑨写真(小名浜漁港)
⑩福島の漁業復興

資料⑥の復興プランにもあるように、2年以内に岸壁の復旧、3年以内に港湾施設の復旧を目指すということでした。周囲には火力発電所が密集しており、石炭陸揚げの重要な港湾でもあることから、応急の岸壁復旧工事を行って、何とか石炭の陸揚げを急いで行っている状況でした。
漁港の方は、現在は操業が停止しており、再開に向けた調査が行われていました。

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岡やすえ先生の叙勲を祝うパーティ

本日、前県会議員の岡やすえ先生の叙勲(旭日小授章)をお祝いするパーティが宝塚ホテルで開催されました。すごーい出席者の数でしたね!600人くらいとか言われていたような。。お人柄かなあ。。党派を超えて、組織を超えて、集まってこられていました。
岡やすえ先生は、県連の男女共同参画委員会で、昨年まで、先生が委員長、私が事務局長ということでご一緒させていただきました。母と同世代の先生ですが、武庫川女子短期大学を出られてから、栄養士として県の職員になられ、保健所や県立神戸生活科学センターなどでご活躍された後、1991年に県議選に出られ、初当選。以来、20年間県議として活動され、昨年勇退、秋に旭日小授章を受章されました。
栄養士という職業柄もあって、食育には大変ご熱心なほか、介護や福祉、とりわけ、障がい者福祉に力を入れてこられました。
昨年、一昨年と、県医師会の女性医師の会の先生方との意見交換会を2度開催できたのも、岡先生の人脈とパワーがあったからこそです。とっても優しい先生なんですが、性格は少し、オッチャンのようなところがあって、なんとなく、通ずるものを感じ(笑)、ご勇退の前に一緒に仕事をさせてもらえたこと、本当にハッピーだったと思っています。今日、議会活動の記録誌をいただいて帰りましたが、食と健康、介護、子ども、障がい者福祉、医療、環境、と軸足をおいていろいろと取り組まれてこられたことがわかります。
写真の最後は、先生の97歳になるお母様です。
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雪かきボランティア

民主党県連主催の雪かきボランティアの募集がありました。「体力に自信のある人」と書いてあったので、体力に自信はあるけど不安の残る(笑)わたしは、若者を誘って(・・・というより引き込んで?)本日参加してきました。
大型バスを1台チャーターして、朝、7時20分にラッセホール前に集合、行先は湯村温泉から山道を数キロ登った小さい集落です。和田山あたりで雪が降ってきましたが、周囲は全然積もっていないので、「本当に雪かきが必要なのかなあ。。?」と疑問に思ったくらいなんですが、町役場の支所に到着して、乗用車に乗り換え、細い雪道を上がり現地に到着してびっくり!!「一体、この雪をどこにどうやってどけるというの!?」という疑問に置き換わりました。各チームに分かれた後は、素人集団なので、現地の方についてもらって作業を始めました。私たちBチームは、私の引き込んだ若者たちに、議員仲間の人見さんともう1名学校調理師のOBの方の7人で、担当のおうちの駐車場の場所を確保するための雪かきです。向かいのおうちの屋根に積もった雪が今にも滑り落ちそうな状態で、3時間弱でしたが、無事に作業を終え、車が方向転換しやすいスペースがあきました。上で作業をしていたおうちでは、87歳というおばあちゃんが通路が歩きやすくなったと喜んでおられましたが、お話をお聞きすると、買い物にはタクシーで行って買い置きをするけれども、雪があまりに多いとタクシーも来てくれない日もあるとか。今度、来るときは食材や日用品を一緒に持っていくべきですね。
雪かきは少なくとも私たちのチームは、全員が初めてでしたから、雪の重さ、量の多さ、危険と隣り合わせであること、ニュースでは見て知っていたはずでしたが、どれも体験してみて初めて実感としてわきました。
帰りは少し遅くなりましたが、けがや事故もなく、全員無事で帰って来れました。チームワークもバッチリ!!でした。

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パパさん(ママさんも)シンポジウム開催

20日、民主党兵庫県連の委員会(男女共同参画女性活動支援委員会、私・川原田が事務局長です)が主催をする、「パパさん(ママさんも)シンポジウム」が開催されました。
連合兵庫に要請をして、組合員の方(今回は、基幹労連さんが中心)に参加していただき、子育てと仕事の両立というテーマで、幅広く出席者から意見を聞き、委員である議員のメンバー、県市の関連する課の方、一緒に考えていこうというものです。(シンポジウムという名称は、できれば講演も、と最初思っていたのでついていますが、意見交換会に近いです。)
いろいろな意見・生の声を聞くことができました。簡単にニュースにまとめましたので、添付いたします。
「ひろこだより号外」を開く
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東北#4福島

次の日、4区高橋昭一衆議院議員、2区向山好一衆議院議員も合流して、福島第一原発の避難者の皆さんが集う、避難所の拠点のひとつ、「ビッグパレットふくしま」を訪問しました。ここでは、地元の県会議員で、NPO法人「ハートネットふくしま」の理事長としても熱心なボランティア活動をされている吉田公男議員にお会いし、お話をお伺いしました。
一時は人がひとり歩くこともできないほど人であふれていたというビッグパレットも、仮設住宅や民間の借り上げ住宅に分散していって、訪問当日残っていらっしゃる方は250名ほどに減少していました。(写真はありません)
同じ建物の中にボランティアセンターがあってその名も「おたがいさまセンター」。いいネーミングですよね。
隣接する仮設住宅では、お住まいの方からいろいろと生の声を聴くこともできました。訪問日は、曇りだったので気温も低く、エアコンをかけなくても問題ない暑さでしたが、直前は35℃まで気温の上がった日もあったそうです。どうしても節約してエアコンをつけないで過ごすおうちが多いとのこと。昼間はビッグパレットに涼みに行ったりとか。もともと、農業や漁業をされていた方も多く、農地や船がないと働く場所もないという状況でもあるから、どうしても節約せざるを得ないということ。
暑いといっても福島では朝晩は長袖でないと寒いくらいだそうです。これから、秋、冬を迎えるにあたって、冬の衣類を全く持っていないので、自宅に戻らせてもらえるんだろうか心配です、と言われました。
南三陸ではお米などの物資が倉庫に積まれていましたが、福島では不足しているとも。地域間格差やニーズなど、まだまだ被災地間での情報の交換や物資の流通も必要なのではと感じました。

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東北#3南三陸町

続いてさらに北上し、南三陸町の支援本部を訪問しました。町役場は閉鎖され、ベイサイドアリーナと呼ばれる町の体育館に支援本部が設置されています。
最後の写真の松の山が、裾だけ枯れているのがおわかりのように、根っこの部分が潮につかってしまって枯れてしまった状態です。こういう山があちこちにあり、南三陸町では、かなり山奥の地域までが津波がきたことを示しています。(おそらく川を遡上したものと思いますが)

〇南三陸町の復興復旧状況
〇南三陸町地図


ベイサイドアリーナの周辺には、消防や病院など、町の中枢機能も仮設の建物で運営されていて、中心地になってきています。
支援本部では、県から派遣された松浦さんにお話をお伺いしました。本来、まちづくり、都市計画や建設などの支援に派遣されているそうですが、今のところ、仮設住宅の入居の手配などの業務で手一杯とのこと。来年の春までの任期を、南三陸町でがんばります、と言われていました。娯楽もなく、とにかく不便な生活ですが、被災地の皆さんの復興のため、がんばっていただきたいと思います。
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東北#1閖上小学校

民主党県連の東日本大震災対策本部、被災地調査に参加してきました。(7月28日、29日)
#1閖上小学校〜

まず、名取市閖上(ゆりあげ)地区にある閖上小学校を訪れました。といっても、この地区の津波の被害は大きく、校舎と体育館の建物は辛うじて残っているものの、周りの地域はほぼ壊滅状態です。(実際の閖上小学校は、名取が丘6丁目に仮移転とHPにあります。)
ここの体育館には、周辺の被災地から集められてきた、アルバムや写真、賞状やランドセルといった、思い出の品々が一面に並べられていて、元の持ち主、家族や友人に探してもらうのを待っている状態です。津波の泥を、ほぼかぶったままの状態で乾いているものが多く、これから水洗いして乾燥させ、見つけてもらいやすいように整理して並べるという作業が必要となります。ボランティアの方にお話をお伺いしましたが、人手が全然足りていない状況だそうです。
乾いて土になった泥にまみれた、大切なアルバムがずらっと並んでいました。県連では、この水洗いのボランティアを県下で募集し、近日中に再訪の予定です。
小学校周辺は、津波が建物ごとさらっていった状態で、廃屋さえ、ほとんど残っておらず、道路の境界線もはっきりしていません。途中には、陸地に打ち上げられたまま、海に戻ることのない漁船もあちこちに見受けられました。
体育館にかけられている、卒業生が贈ったメッセージの垂れ幕が光っています。
”燃やせ海の子閖上魂”


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民主党県連パーティ

先週日曜日(4日)、ポートピアホテルにて、民主党県連主催の政経セミナー&パーティが開催されました。今年は、県連の役員(副幹事長)にあたっているので、パーティ実行委員会のメンバーとなったため、直嶋大臣の政経セミナーは残念ながら聴講できませんでした。役員ということで同じく副幹事長の西区の石井秀武県会議員とふたりでパーティの司会を担当しました。胸のバラがなかったら、スナックのデュエットみたいに見えるのは、何故なんでしょうか!?(笑)
パーティには、直嶋大臣が乾杯まで残っていただき、小沢幹事長は相当長いこと、会場内を歓談して、写真のリクエストにもニコニコと応じて回られていました。小沢さんが来られるかどうかで、パーティ券の売れ行きが違うらしいですが、来賓には知事を始め、県下の市長・町長さんもたくさんこられ、会場は熱気ムンムン、大変盛況でした。
セミナー会場で、松本剛明代表と、直嶋経済産業大臣。パーティ会場で、私たち司会、小沢幹事長、タスキをつけているおふたりが、今年の夏の参議院議員の候補者、現職のみずおか俊一さんと、新人のみはしまきさんです。少し、臨場感、感じていただけましたか?

 司会原稿にも書きましたが、「高価なパーティチケットを購入していただき、更には、桜の満開の日曜日にお花見にも行かずにきてくださって」、本当にどうもありがとうございました、という感謝の気持ちでいっぱいです。また、なかなか一般の市民には手の出ない価格(¥2万円)ですから、行きたくてもちょっとという、民主党支持の方が多いと思います。民主党、今、いろいろとアゲインストの風が吹いています(これは司会原稿に書けなかった。。)から、大丈夫なん!?と声をかけられることも多いです。ヨットのように向かい風でも前に進みたいですね。

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衆議院議員集合!!

土曜日、選挙後初めての民主党県連の常任幹事会が開催されました。冒頭に、県内の当選議員が集合するとあって、マスコミさんも入って、会議室は人であふれる中、シャッターを切ってきました。(欠席された6区、7区、12区の議員さんを除いて全員出席です)みなさん、選挙後1週間も超多忙だったはずなのに、めちゃ元気でした。
いまだに疲れの取れない川原田ですが、日曜の朝は、ボーイスカウト26団の入隊式と上進式、午後からは、事務所のメンバーで西区にイモ掘りにと、野外活動(?)を行いました。26団は、カブスカウトの女の子も二人加わり、にぎやかになりました。サツマイモは、西区の友達のお母さんに畑を借りて春に植えに行ったものです(私たちは植えただけ)が、成長もよく、イモ掘りの時期も限界にきていました。イモ掘りって、テレビのニュースとかでは、幼稚園児がスポッと抜いて、キャーキャー喜んでいるイメージがありますが、これがまた結構、力がいって、しんどいものなんです。にも関わらず、後援会のおじさま、おばさまのお二人は、ワイワイ言ってイモ掘りを楽しんでおられました。
とりあえず、国会議員とボーイスカウト26団と、ツル付きのサツマイモと、いろいろな写真を添付しておきます。(笑)
 今週から本格的に決算審議の議会が始まり、私も、委員会での質問を担当します。

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選挙が終わりました

長かった選挙が終了しました。解散後も40日間、去年の今ぐらいから解散がささやかれていましたから、1年間くらい選挙臨戦態勢であったわけです。結果は、私の属する3区のどい隆一さんも小選挙区で勝利して、県内すべての民主党候補が当選できました。この選挙戦は、初めての8月ということもあって、駅に長時間立っているだけでも、結構辛い状況でしたが、だんだんやっているうちに「運動員’s ハイ」(ランナーズハイのような感じ)になってきて、しんどいのを通り越していきます。(笑)途中、マニフェスト紙芝居を作って、上演する試みもおこなってみましたが、垂水、名谷両方で、たくさんの人と意見交換をしたりできて、もう少し工夫を凝らせば、政治活動のわかりやすい広報にしていけるんじゃないかと思いました。若いきれいなお姉さんが足を止めて質問してくれたり、何人かで一緒に問題を考えたりもしました。政治に関心のない人が多い、若者は関心がない、と愚痴らずに、関心を持ってもらえる工夫や努力をもっとやっていかないといけないなあ、と感じました。現在、どっと疲れがきて、燃え尽き症候群状況なのですが、今日から本業の議会も始まりました。国の方が、今後変わっていくだろうと思いますが、私たちは、まず、地方の議会でちゃんと仕事をして、足場を固めていかないといけないな、と思います。とにかく、お疲れ様でした。

選挙が終わって。

ご無沙汰しています。選挙中は余計なことを書いて迷惑をかけてはいけない!という都合のいい理由をつけてホームページの更新を控えてたら、終わって既に2週間が過ぎました。終わって見ると民主党が大勝。兵庫県でも、つじさんが100万票を超える得票となりました。写真のつじさんは、投票日の翌日に開かれた、連合神戸の会で当選の挨拶をされているもの。まあ、それにしてもよく日に焼けています。
「どうせ、自分の1票で世の中は変わらないわ。。」と、あきらめていた人々も、ここ最近の政治の流れを見ていて、「あ、変わるかもしれない。。」と少し実感されたのではないかと思います。これまでも民主党は独自の法案をたくさん出してきていますが、充分に審議されずに終わっていました。これからは確実に変わってきます。政局がどう動いていくのかは、私たちには見えないところではありますが、期待を持って見守り、政権を担える政党に向かって、底辺を支えるひとりとして、責任が更に重くなったことを実感しています。

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つじつじにとどろきわたる、基幹労連の決起集会に参加しました

本日、西山記念館で基幹労連の参議院選挙総決起集会が開かれ、出席してきました。基幹労連では、初めての組織内候補者として「とどろき利冶(としはる)」さんを参議院比例区に擁立しましたが、今日は、とどろきさんご本人と、兵庫選挙区のつじ泰弘さんが出席され、決意表明の挨拶をされました。昨日の深夜までの国会で徹夜明けのつじさん、しんどいだろうなあ、と思いましたが、いつものパワーあふれる挨拶でしたね。
 そのつじさんが、いつも「つじつじにとどろきわたる基幹労連と覚えてください」と言っていた、実物のとどろきさんに今日はお会いすることができました。実物は、ポスターよりずっと若くてかっこいいです。なんと剣道7段なんですが、剣道をやっている実家の弟いわく、高校時代に剣道が強くて有名だったそうです。JAMの推薦候補でもあり、今日の集会には会長を筆頭にJAMの方もたくさんこられていました。JAMの組織だけで37万人ということ。すごい組織ですよね。(JAMとは、機械金属系の企業の組合の集合になります。ホームページでは40万人となっていますが。)ちなみに基幹労連は25万人です。
JAMのホームページから〜
JAMの名称は、
Japanese Association of Metal(金属), Machinery(機械), and Manufacturing(モノづくり) workers の頭文字によるものです。

終わってから、つじさん、とどろきさんとの貴重なスリー・ショットの写真を撮らせてもらいました。

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民主党神戸市政女性ネットワーク

皆さん、タイトルにある、「民主党神戸市政女性ネットワーク」ご存知ですか?民主党の神戸市会の女性候補4人で結成したネットワークです。もちろん、川原田も入ります。今日は、民主党広報車に4人で乗り込んで、ネットワークの立ち上げを行ったこと、北区〜中央区〜兵庫区〜垂水区と広報して周ってきました。しんどかったけど、とっても充実!!メンバーの紹介をしておきます。

北区(藤原ともこ)・・・私と同じ、関学文学部の出身で、文学博士でもあります。私の大好きな作家のひとり、谷崎潤一郎の研究をやってきています。そこだけ聞くと、堅そうな人を想像しますが、素直でかわいく、周りに気を遣える人。ちょっとほけえ〜っとしてるところもあるかな?(笑)はは。でもそれも愛嬌。めちゃくちゃぼけっとしている川原田に言われたくないと思うし。震災のボランティアも熱心にやってきた人でもあります。最後に垂水で私の紹介をしてくれましたが、私の思っていることをきちんと短く表現してくれて、さすが、文学者だなあと、感心しました。

中央区(平木ひろみ)・・・阪大法学部卒で、企業では同時通訳の経験もお持ちの才媛。一家の主婦でもあり、3人の子供さんのお母さんでもあります。子供時代にお父さんから1日10分でもいいから生の英語を聞く時間を持つように言われて(お父さんは英会話の先生から子供にそうするように言われたとか)毎日英語のラジオを聞いていたら、英語に耳が慣れて、別に留学したわけでもないのに、ヒヤリングができるようになったとか。今、あまりに早くから英語をやると日本語の教育に良くないという意見もありますが、平木さんを見てるとそんなこと全然ないなあと思ってしまいますね。とってもしっかりしていて思わず人任せなところのある私は、頼りたくなるタイプの人です。アマチュア通訳のボランティアの会長さんとしても熱心に活動されています。

兵庫区(大寺まりこ)・・・甲南大経済学部卒で、その後、神戸商大の経営の修士号を取得。「がんばろう神戸」のリーダー的存在として活動をしてきて、その才能やリーダーシップを買われて神戸市の嘱託職員としてまちづくりなどに取り組んできました。とっても明るく前向きな人で、一緒にいると元気がもらえるような気がする。俳優の堀内正美さん(ただいま渡る世間は鬼ばかりに出演中)が彼女を協力にバックアップしてくださっています。彼女の持つネットワークはすごいなあと感じますね。がんばろう神戸は、バイタリティなくしてできません。彼女には見えないバイタリティを感じます。

それぞれの分野で活動してきたわけですから、その上に更に女性の目線、女性の完成がプラスされれば、きっときっと、違う何か暖かい風を神戸市政に吹き込めるものと思って、私、川原田弘子も垂水でがんばろうと思います。


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岡田やすひろ後援会

岡田やすひろさんの後援会行事が加古川で開かれ、出席してきました。岡田さんは、民主党10区の支部代表で、次期衆議院の公認候補でもあります。残念ながら、前回、前々回の選挙では、善戦はしましたが、惜敗となりました。天は二物を与えずというけれど、彼はいろいろと与えられたみたいです。(笑)先輩の友人が彼の街頭演説中に通りがかり、なかなか感じのいい青年だったと伝え聞きましたが、会ってもらえばみんな納得してもらえると思います。
経歴等はホームページをご参照ください。
http://www.geocities.jp/yasuhiro19750713/
帰りに加古川の駅南がルミナリエ風(?)できれいだったので写真を添えておきます。

 

車椅子バスケット大会

今日、明日と、グリーンアリーナで全国女子とシニアの車椅子バスケットの大会が開催され、開会式と神戸チーム(”神戸ZEAL”)の試合の見学に行って来ました。全国大会とあって、”すごお〜い”プレイを間近で見られ、ひとり感動して見学させていただきました。試合開始は、まず、車椅子を計測することから始まるんですね。規定に沿ってるかどうかを確認しないといけないんだろうなあ。試合は、10分で2分のインターバル、2ゲーム目が10分で次はハーフタイムが10分。もう1回、繰り返し、計40分の試合時間です。方向を変えるターンがすばやい速さなんですが、シュートの瞬間はあざやかの一言。残念ながら神戸ZEALは負けちゃったけど、闘志あふれるいいプレイだったと思います。明日続けて決勝戦などが行われます。立命館大学からチアリーダーの応援演技もありました。
市会は、第4回の定例市会が始まりました。来週、各会派の代表質問が行われる予定で、民主党からは、横畑議員が質問に立つ予定です。(29日の午後の予定)
ヴィッセルが気になりますよね。明日はウィングでの最終戦で、湘南ベルマーレと16:00からです。

  

民主党福田昭夫さん講演

政令都市政策協議会総会で、栃木2区から出られている福田昭夫代議士の講演を聴講しました。福田氏は、今市市の市長を3期務め、そのあと栃木県知事、そして衆議院議員という経歴の持ち主。党の現状と課題について4つの柱を訴えられました。

1.党に関わる全ての人が意識改革を行って党勢拡大をはかり、組織を活性化すること。
(「党に関わるすべての人」って、私・ひろこを応援してくれている、貴重なあなた、あなたもそのおひとりだと思いますよ。民主党は、9年の歴史を重ねた割りに蓄積が少ないんだと指摘されていましたが、確かにそうだなと思いますね。)

2.対立軸を明確化すること・・・これまで前原体制では、とにかく対案を出していくことを基本としていましたが、徒労に終わってしまうこともあり、国会ではなく、国民に向かって訴えていく必要があること。

3.国民に安心感を与えること・・・民主党に任せても大丈夫な感じ、安心感を国民に与えることができるようにする。これまで、代表がころころと変わったりして、とかく不安定な印象が強かった。(このあと、ご自分の地元、二宮尊徳のお話をされました。)

4.とにかく選挙に勝つこと!!

アメリカのいいなりの小泉・竹中構造改革、アメリカによる構造改革ではなく、日本が主権国家として日本独自の構造改革をすべきと訴えられ、講義を終えられました。国民に向かってというのは、本当に必要だと感じます。国民に共感してもらえる政策、納得してもらえる政策を、誰もが理解できるように工夫していけば、「どちらかといえば民主党」という多くの層の支持が得られるんじゃないでしょうか。

*会場の写真が見にくいので、福田昭夫氏ホームページよりお写真を転用させていただきました。

 

小沢代表にお会いしました。

北九州で開かれた、民主党政令指定都市政策協議会の第2回総会に出席してきました。栃木から選出の福田昭夫議員のご講演(活動報告に掲載しています。)、そして、小沢代表のお話もお聞きすることができました。小沢さんは、終始にこやかで話し方もソフト、強引さは微塵もないけれど、内容はしっかりと力強く、逆に強いリーダーシップを感じました。(分かり易くいうと、オーラが出ていた。)来年の地方選挙で躍進し、次の参議院選挙での勝利することは現実的に可能だということを訴えられていました。また、民主主義である以上、選挙は非常に大事であると。選挙を軽んじてはいけないんだということも強く言われていました。また、国民に対して「わかりやすく」訴えていくことも強調されていて、確かにそうであると共鳴いたしました。
メールマガジンの方で、以前に出した「日本改造計画」が増刷されたことが紹介されていました。13年前に出版され、話題に上った本ですが、その内容は、たとえば、「高齢者の職場参加を進める」や「女性も選択可能な社会を」など、今こそ、読んで価値ある内容と感じますので、紹介しておきます。

 

民主党サポーター募集!!

2006/05/10民主党サポーターを募集しています。応援してみようかと思われる方、メールくださいね。
活動報告を更新しています。


小沢一郎代表に決定しましたね!

最近、落ち込み気味だった民主党ですが、代表選の前辺りから、少し明るい兆しが見えてきた感じがします。代表選挙で小沢さんに決定して、一層、期待が大きくかかってきたように思います。私は以前から、小沢一郎メールマガジンを読んでいますが、小沢さんに関心を持たれた方はぜひどうぞ。ホームページから簡単に登録できます。
予算市会が終わったところですが、神戸市会は別件で新聞等をにぎわしています。情報公開をすべきとは思いますが新聞報道以上には何も情報がありませんので、ここでの言及は避けたいと思います。(会派は違っても私にとっては先輩議員のひとりでもありますから、無責任な発言はしたくないですし。ただし、議会の構成員のひとりとしての責任は重く受け止める必要があると思っています。)
活動報告に国保の保険料についての市会ニュース関連を掲載しています。ひろこ倶楽部だよりは、こんな感じという頭部分だけ添付します。


新年のごあいさつ

皆さん、あけましておめでとうございます。昨年は、初めての入院生活も経験し、私にとっては大変な1年となりましたが、元気にこうしてお正月を迎えることができて、しみじみと嬉しいなあと感じています。元々、コツコツと努力できないタイプの私ですが、根気良くこのページにアクセスしてくれている読者のみなさまに改めて感謝をして、このホームページの1年を始めていきたいと思います。年末には、垂水のジャスコで警備員さんが大怪我をされる怖い事件もあったようです。皆さん、お出かけには十分注意をされ、ほろ酔い気分でひったくりなどに遭いませんように。(今年はお酒をやめてるので、みんなに注意ができるわたし。。ふふふ。。。)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(活動報告に民主党News1月号を掲載しています)

民主党県連大会

本日、ポートピアホテルで、民主党県連大会が開かれました。今後の活動方針などについての、いろいろな議論や、党の政調会長に就任された松本剛明さんのご挨拶など、2時間半みっちりの大会でした。その中で県会議員の吉本さんの政策方針説明は、明確で非常に良かったと思います。一番の目玉は、新執行部体制で、土肥隆一代表に代わって、参議院議員の辻泰弘さんが新しい代表に就任されました。衆議院選挙でたくさんの議席を失ったことは、今後の活動資金に直接、影響しますから、厳しい運営が要求される中での新執行部の船出となります。
さて神戸市議会の方は決算市会が始まっていますが、来週火曜日の本会議で、会派を代表しての代表質問を川原田が担当します。日頃、あれこれと思うことが多くて、小さいことまで聞き過ぎとのご指摘を受け、現在、勉強しながら修正中です。本会議が終わったら、報告させていただきます。(なにぶん、ドジなやつなので、また何か失敗するかも、、と心配ですが。。)

兵庫1区〜12区の候補者です。

チラシで申し訳ないですが、一番はっきり顔がわかるので、兵庫1区から12区までの民主党候補者をご紹介いたします。本当は、ひとりひとり紹介できるといいのですが、とりあえず、これでお顔とどこの区かがわかると思います。今回の解散総選挙は、民主党にとってまたとないチャンス。私の数少ないホームページ読者のみなさん、住んでいる地域の候補者を覚えてくださいね。


連合兵庫総決起集会

本日、県内の民主党の衆議院議員候補が出揃う、連合兵庫の総決起集会が開かれました。写真は、連合兵庫から推薦をもらって挨拶をする、うち(須磨・垂水 兵庫3区)のセンセ、土肥隆一さんです。かすかに小さく左側に4区の高橋昭一さん、右側に7区の石井としろうさんも写ってます。全候補者は、活動報告にチラシの写真を載せましたので、そちらをご参照ください。いよいよ忙しくなってきました。


委員会報告から(文教経済委員会)

先週、文教経済委員会に出席しました。教育委員会のみ審議があり、義務教育費国庫負担制度や少人数学級について議論が展開されました。義務教育費国庫負担制度は、新聞等でよく目にする言葉ですが、義務教育にかかる教職員等の給与の半分の費用を国庫で負担する制度です。制度そのものを堅持すべきという陳情2件は不採択となりましたが、義務教育の根幹である「教育の機会均等と水準の維持」を国の責任で堅持すべきであるという陳情が趣旨採択され、委員会より会派一致で国に意見書を提出するよう本会議に議案提出することになりました。意見書では、義務教育制度に対する国の責任の堅持と共に少人数学級の実施も国の責任で全国一斉に実施されるよう要望するものとなっています。
ちなみに民主党の主張は、国庫負担制度は廃止し、教育目的に限定した一括交付金を市町村に直接交付、併せて人事権も市町村に移すべきという考え方です。「学び場再生プラン」と呼ばれる改革案ですが、現在党内の委員会でまとめられているところです。
国では義務教育の改革が議論されており、それは、現在の国から地方への流れと併せて論議すべき課題です。国から地方へと財源や権限が移っても、これまで維持してきた機会均等と水準の維持は絶対守っていくべきであり、そのためにどういう仕組み(法整備)が必要かを前向きに議論すべきと考えます。民主党の「学び場再生プラン」の中身に期待したいですね。

横浜市訪問その1

民主党横浜市会議員団と、私たちの会派、神戸市会議員団との間で、地方からのネットワーク作りを目指した政策協議会が立ち上がり、横浜で設立総会が開催されました。その目標として以下の3つが取り上げられました。

1.真の地方分権の実現に向け、国から地方への税源移譲・権限委譲を基本とした改革に取り組むよう、それぞれの議会で意見を表明し取り組む。

2.他の政令市議団に呼びかけ連携強化をはかり地方の声を取り入れた民主党の政策立案を進める活動を推進する。

3.政策協議会の活動を通じ、地方の民主党への帰属意識を高め、地方組織の強化をはかり、党勢拡大、地方から政権交代しうる政党を築き上げていく。

今後、他の政令市の議員団にも呼びかけて、やや中央集権的な色彩の濃い現在の民主党を、政策ネットワークを作っていくことで地方から広げていく方針です。冒頭、お忙しい時間を割いて、先日、民主党幹事長に就任された、藤井裕久議員の短い講演が行われました。最近、テレビなどでのクリアで論理的なご発言でも、みなさん、ご存知ではないでしょうか?講演は大変力強く、聞く人を楽しませることをきちんと心得ていらっしゃるなあと、ひしひしと感じました。中でも印象的なのは、

「民主党の国会議員はみんな頭が良くて勉強家。これは自信を持って誇れるところ。しかし、地域での活動に対して多少おとなしい。頭が良くて政策の勉強をきっちりとやって、しかも盆踊りに行く議員をみんなが目指せば民主党は怖いものはない。」

というお話。なるほどなあ、、、と思いました。今年も夏祭り、私も盆踊り、行かなくちゃ。。。


鳥インフルエンザに関連して

活動報告に、本日の福祉環境委員会で当局より説明のありました、鳥インフルエンザ関連情報を掲載しています。「神戸市内の鶏肉は安全です。」ということです。
来週の予算特別委員会の分科会では、民主党会派の中で企画調整局と教育委員会を担当します。ご意見等ありましたらメールください。
また、3月12日から、都市計画道路の須磨多聞線が開通しますので資料を添付いたします。


大都市・・委員会で東京へ

大都市税財政制度確立委員会で、政令都市の議員がそろって同じ党派の議員さんのところに要望書の提出にいってまいりました。民主党・神戸からは、委員会所属の藤原議員・横畑議員と共に私、川原田が行っております。今回、三位一体の改革が実行されると補助金等が廃止の方向になりますが、ただ単に廃止ではなくきちんと税源移譲してください、、と大きくはこういった内容のものです。細かくは各都市がそれぞれ抱える切実なる具体的な要望を抱えて、各地方出身の民主党の議員さんのところに要望書を説明して回ります。三位一体の改革ができれば、そうした必要もなくなるはすですが。。。?
今回、会議の席には、民主党の政策通として有名な枝野幸男先生や、わたしたち神戸の土肥先生、泉先生ほか多数の先生方が出席されていました。会議終了後、各先生方のお部屋を回った際、参議院副議長の本岡先生に初めてお会いできました。なかなか気さくで豪快な先生、いろいろなお話を直接伺えて楽しかったです。

民主党の街宣

民主党神戸地区候補者による街頭演説が10日夜、三宮駅前で行われました。

1区(東灘・灘・中央区) 
    石井一(党副代表、10期、68)
2区(兵庫・長田・北区) 
    いずみふさほ(弁護士、新人、40)
3区(須磨・垂水区)
    どい隆一(党県連代表、4期、64)
4区(西区・西脇市・三木市・小野市・加西市・美嚢郡・加東郡・多可郡)
    たかはし昭一(元代議士秘書、新人、39)

1区・石井一さんは、トップ面の写真には出ておりません(暗くなって撮れなかったので)が、衆議院議員を10期も務め、神戸では知らない人は少ないのでは?と思います。党の副代表として、今回の自由党との合併を強くリードされました。

2区・いずみふさほさんは、40才の弁護士です。東大を卒業後、NHKなどでディレクターとして活躍後、故石井鉱基さんのすすめで弁護士となり、今や、順番待ちができるほど人気の弁護士さん、ユニークな経歴をお持ちの方です。また、偶然ですが、元の職場の同僚が学生時代からの友達で、「とってもいい奴」と言っておりました。

3区・どい隆一さんは、私のホームページにも時々登場の、須磨・垂水区の衆議院議員であり、わたしたちの代表でもあります。地方選挙では、朝の街頭演説にも応援をいただき、また、選挙カーにも同乗していただきました。とってもとってもクリーンで、物腰の柔らかな話し方をされる方です。福祉の面では、介護保険の制度確立に力を発揮したほか、地域では、垂水商店街の中の事務所を、福祉の店として開放されるなど、口だけではなく実行されている方です。

4区・たかはし昭一さんは、小野市の出身で39才。神戸大学在学中よりプランナーとして地域の行事をいろいろと実行されましたが、震災の翌日にボランティア組織を立ち上げ、復興に向け活動されました。代議士秘書を務められていましたが、今回立候補を決意されました。おとなしそうな印象ですが、横で演説を聞いているととてもしっかりしていて味があります。

フォーラム神戸(連合兵庫政策フォーラム)

8月6日、連合兵庫の政策フォーラムの神戸地区版に出席いたしました。大体、会社員でない方や、会社員でも組合がなかったり、また、連合の配下の組合員でも組合活動にあまり参加していない方、は、「連合っていったい何なん?」と素朴な疑問を持たれている方もたくさんいらっしゃると思います。連合は、瀧澤 中著「政治のニュースが面白いほどわかる本」によると、”民主党の最大支持団体=連合「日本労働組合総連合会」組合員800万人弱 連合=総評(社会党系組合)+同盟(民社党計組合)”とあります。組合の集合体ですから、政党とは少し違う。組合員の声を結集して、政策提案などを行っていきます。当然、政策提案を行う際には民主党とは手を組んでやっていきます。どういう組合があるかというと、市の教職員組合といった、公務員の組合から、私たちのような造船重機メーカーや、関西電力、NTT、等々たくさんの労働組合から構成されています。政策は、雇用対策や環境、福祉など多方面にわたります。今後、私自身も期待し、そしてみなさんに期待される活動にしていきたいですね。ちなみに、民主党は、前述の本によると、”簡単に言えば、自民党、社会党、民社党、公明党、日本新党、新党さきがけ、などの出身者が集まってできた政党だ.”とあります。フォーラムで、3区の衆議院議員、土肥隆一さんとお会いしました。年内解散の可能性が高くなってきておりますが、民主党の県連の代表でもあり、東京と神戸を忙しく往復されています。

 

自由党との合流

先週末は、民主党と自由党との合流で、世間があっと驚きました。ばったり駅で出会った神戸新聞の方にも事情を聞かれたのですが、私たち党員で地方議員の立場では、みなさんと同じように寝耳に水のできごとでしたから、新聞報道以上の情報は何もないのが実情です。でも、民主党がこれまで強く訴えてきた、2大政党構想に一歩近づいたといえると思います。そのためにも、この件は、菅さんが水面下で進められたのでしょう。ウサギ小屋に野犬が入ったなどと揶揄もされていましたが、朝のTV番組では、小沢さんが、「みなさんが心配されるほど民主党と自由党の政策方針はそう違っていないんだ」と強調されておりました。また、民主党自体についても、民主党は発足後5年となり、かなりまとまってきていると、3区の衆議院議員、土肥隆一さんも言われていました。いろいろとご批判もあるかと思いますが、まずは2大政党体制を目指した第1歩になると思います。私自身はといえば、中央の動きは当然気にしながらも、これから具体的にどうすれば自身の思うことを実現できるか、地域のレベルで考えて取り組んでいきたいと思います。

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