スパコンセミナー
2月6日、建設中の次世代スパコン施設の近くにあるニチイ学館のホールで、次世代スパコンのセミナーが開催されました。昨年末の事業仕分けで何度もテレビや新聞に登場して有名になったこともあって、会場は満員の盛況ぶり。500人の市民が集まりました。講師は、スパコンの専門のふたりの先生で、おひとりは理化学研究所の姫野先生、もうひと方は、海洋研究開発機構で地球シミュレータを担当されている高橋先生です。当初予定の人数より参加希望の人が多くて、会場にいっぱいいっぱいになったため(と思います)、私たちの席は、目の前のスクリーンと向かい合うところでした。昔、ダイエーの横の映画館で映画を観た際、スクリーンの手前しかあいていなくて、とっても首が疲れたことを思い出しました。
お話は、ふたりの先生がたが、できるだけ市民にわかってもらおう、親しんでもらおうと努力されているのがよくわかる感じがしました。少し時間が足りなかったようですね。
姫野先生は、とにかく、スパコンは特別なものではなくて、スパコンの技術が、家庭にある電化製品に応用されていることを強調されていました。そのために、ご自宅の電化製品を全部デジカメに納めてこられたり、時間をかけてパワーポイントを作られていました。
高橋先生は、若くて美しい女性なんですよ。驚きでしょ?地球シミュレータができる前と後とで、台風の進路予測など、解像度が全く違うということを一目瞭然の絵を比べて説明されていました。次世代になると、さらにピンポイントの集中豪雨の予測などが可能となります。
というわけで、前過ぎて写真も撮れなかったので、配られた資料から先生のプロフィールと次世代スパコンの最新状況を添付します。



加計呂麻島視察(真珠養殖)
長引いてしまいましたが、視察最後の真珠養殖の報告をします。視察先は、「奄美サウスシー&マベパール(株)」という会社で、南洋真珠とマベパールの真珠養殖が行われています。元々、田崎真珠が所有していた養殖場ですが、元社員の方々が養殖場を引きついで会社を設立、運営されているところです。真珠というとあこや貝の真珠が一般的には連想されますが、こちらでは、白蝶貝・黒蝶貝の南洋真珠と半円の真珠で知られるマベパールが生産されています。このたび、真珠神戸市会議員懇談会という懇談会ができて、なんと私が会長になりました。真珠の街・神戸を広報し、応援していこうというものです。現地では、実際に、養殖中のマベ貝を開けていただき、生き物としての貝の中に、美しい真珠ができあがっているところを見せていただきました。真珠の核を入れる(マベ貝ではつける)貝の育成には数年かかり、核を入れた後も、数年をかけて真珠は育成されます。その時の海水温やいろいろな自然状況によって母貝の育ち方は変化し、生存率や貝の成長度合いに影響を及ぼします。すべてが育つわけではなく、また、奄美は日本では南方ですが水温が東南アジアに比べ低いため、難しい面はありますが、その分、貝の成長が遅くて真珠層が細かく、真珠としては輝きが出るそうです。写真は、貝を開けるところと、開けた後の貝の中にできたマベパールです。美しいでしょ?
プライベートですが、先日、三重に里帰りの際、姪っ子に付き合ってもらってミキモト真珠島の真珠博物館に行ってきました。こちらはあこや貝の真珠養殖について詳しく展示されています。この寒いときでも、海女さんが海に潜ってあこや貝をとってくるというショーもあります。
また、兵庫運河では、兵庫運河真珠貝プロジェクトというものもあります。地元の方が中心に浄化活動をがんばっている兵庫運河で、あこや貝を使って真珠を育てる、というもので、貝の表面につくいろいろなものを掃除するのが大変らしいのですが、きれいな真珠がとれるそうです。今年、運河の改修工事で場所を移動しないといけなくなり、移動先を検討中とか。こちらもぜひとも視察をしたいと思っています。
真珠の街・神戸を盛り立てて、真珠の持つ神秘な美しさ、高貴なイメージで、神戸そのものの価値も上がっていくようにしていきたいと思います。




加計呂麻島視察(加計呂麻バス)
2日目、フェリー「かけろま」で加計呂麻島に渡り、(有)加計呂麻バスを訪問し、お話を伺いました。加計呂麻バスを巡っては、NHKの番組、にっぽん紀行で、今年9月に取り上げられ、「島民の足を守るため」自ら借金を背負って奮闘する社長さんと、島の海に魅かれて住民になった兵庫県出身の運転手兼新人ガイドさんの物語が放映され、全国から反響を呼びました。私たちは、カリスマとも思える社長さん以下、会社と一体となってバスを守るためにがんばっていらっしゃる皆さんから、直接、ご苦労されているお話を聞くことができました。1500人くらいの住民の島で、公共交通であるバスを運行するのですから、公費の補助があって当然かと思うのですが、とにかく補助金に頼らない経営を目指して、皆さん、本当に努力されていました。バスを大切にするという経費削減の努力だけではなく、収入を増やすために、観光バスとしての事業にも必死で取り組んでいらっしゃいました。番組で紹介された兵庫県出身の運転手さん、沖さんには、移動手段としてのバスの運転手さんとしてもお世話になりました。都会で生まれ育ったとはにわかに信じがたいくらい素朴で温かい島民になりきっているのですが、会話の基本がやっぱり関西人のおもしろさを持っていて、バスの中でいろいろなことを教えてもらいました。観光資源として、第二次大戦中の特攻艇の跡地や島尾敏雄文学碑、デイゴの並木道、寅さんの撮影地、などがありますが、何といっても、なんでもない、島ではよくあることや、島の歴史、文化などを、直接、ガイドさん(運転手さん)から聞く話というのが、印象に残るなあ、と感じました。林社長は、奄美の文化や歴史の語り部的な存在で、そうした活動でも知られているということですが、尼崎出身の沖さんも、すごく奄美のこと、勉強されているんです。機会があれば、皆さんに行ってもらいたいな、と思うので、写真は添付しないでおきます。
会社の皆さんのバスを守るために一生懸命に経営に取り組む姿勢は大変勉強になっただけではなく、心がリセットされたひとときでもありました。
加計呂麻島視察(マングローブ)
台湾から帰って、1日おいて、会派視察で奄美大島本島の南に位置する島、加計呂麻島に行ってきました。奄美大島は、伊丹空港から直行便が出ていますが、便数が少なく、また、空港が島の北端に位置するため、本島の南の島、加計呂麻島に行くには、島内の移動時間と、島に渡るフェリーの便などを考慮して行動する必要があります。奄美大島本島の広さは、意外にも佐渡島に次ぐ大きさで、淡路島より大きいんです!(私が知らなかっただけかもしれません、が。)日程調整のうえ、1日目はマングローブの森に立ち寄り、日本で西表島に次ぐ大きさというマングローブ群生林を見学したのみで、加計呂麻島行きのフェリー乗り場の拠点、古仁屋に宿泊しました。
「マングローブ」って言う名前の植物があるんだと思っていましたが、そういう湿地帯に群生している植物群の総称なんですね。知らなかったー!!私たちの訪問した林では、「オヒルギ」「メヒルギ」と言う木が主にマングローブの森を形成しておりました。巨大なインゲン豆のような実がなって、下に落ちて満潮時に流されて種が運ばれます。潮の満ち引きが激しいので、独特の植物や生き物が生息しています。「リュウキュウアユ」というアユも、この湿地帯の河に住んでおり、本土のアユとは違った進化を遂げました。
マングローブの森は、カヌーでもしないと近づけないので、遠景の写真です。追加で、ここの森で撮った写真ではないですが、奄美の植物を添付します。パパイヤの木と実、普通におうちの庭に生えていたりします。毎回、食事にパパイヤのお漬け物が出されました。それから、宮古島に行ったときにも道沿いに群生していたアダンの木、パイナップル風の実は残念ながら食べられません。





日華親善議連で台湾へ
先日、日華親善議連で台湾に行ってきました。今回は、私たち議連のメンバー13名に、兵庫日華親善協会、神戸華僑総会から12名の方々のご参加もいただき、台中市、台中市議会訪問、台中の集集大地震跡にできた教育施設の見学、台北に戻って亜東協会の方々との会合と、盛りだくさんな日程でした。台中市の議会との会合では、台中市議会の議員さんがたくさん出席してくれましたが、皆さん、予定があるからと途中で退席されました。私のいたテーブルにも、数人の議員さんが次々とこられましたが、たまたま隣の席の方が議会の事務局のような人で、大学の第2外国語で日本語を専攻していたということ。基本の日本語会話が少しできるので、あとは紙に書く、という感じでかなり会話を楽しめました。第2外国語であそこまで話せたら素晴らしい!!
写真は、震災で被害を受けた中学校の校舎や陸上のトラックをそのまま残して地震の教育施設にしている921地震教育園(9月21日に発生したので921が冠されています)、集集の駅(華僑総会の寥りょうさんと)、そのまま保存されているお寺、鷹取のカトリック教会から台中に移されたペーパードームの天井です。
台中市の皆さんのほか、日華親善協会や華僑総会の方々との交流が持てました。
最後のおまけの写真は途中で寄った紙すき工場で購入したうさぎさんとにわとりです。スーツケースにしまえず、ずっと手運びしていたので、みんなから笑われておりました。(笑)





巣鴨商店街
翌日、横須賀から再び東急で今度は品川、山手線に乗り換えて巣鴨まで移動し、巣鴨商店街へ。「お年寄りの原宿」「おばあちゃんの原宿」で名高い巣鴨商店街には、とげぬき地蔵を中心に200近いお店が立ち並び、地元のお客さんと観光客で賑わっています。中ほどに位置する商店街の事務所にお邪魔して、理事長から商店街の概要や取り組み、意気込みなど、パワーあふれるお話を伺ってきました。ターゲットを中高年に絞り込んでいるところが一番の特徴なんですが、そのほかにも、昔ながらにお店の2階を住居にして、夜も商店街にいることや、常にイベントを仕掛けている点、お店の種類にこだわりを持って受け入れている点、などなど、他の商店街でタブー、または、常識でないことが実践されているんだなと実感しました。画一的な商店街ではお客さんは好んできてくれませんよね。
最近は、全国チェーンのお店が多くて、地元ならではの飲食店や洋服屋さん、靴屋さん、雑貨屋さんなど、商店街の中で生き残っていくのが難しくなりました。チェーン店で食べると予測通りのレベルとお値段で安心はできるけど、おいしさの発見はないし、その街ならではの良さも見つかりませんよね。巣鴨商店街は、かたくなに昔を守っているだけではなくて、したたかな戦略のもとに、生き残っていくために敢えて地元のお店が軒を並べているようでした。「懐かしい」町は、新しい世代の中高年にも対応していくため、新たな懐かしさを求めて変化を遂げるようです。

横須賀美術館
つづいて、横浜から東急線で横須賀へ。横須賀中央駅から南へと移動して、観音崎にある横須賀美術館を視察しました。横須賀美術館は、市制100周年の記念事業で2007年にオープンした美術館です。写真が撮れなかった(撮ろうと思った時はすでに暗かっただけです)ので、外観の載ったパンフレットを添付します。海の近くで裏手が山、なだらかに傾斜した芝生の丘に美しいブルーのガラスで覆われた白い建物になっています。隣に週刊新潮の表紙絵を描かれていた谷内六郎館を併設しており、今は、昭和45年の表紙の絵の特集になっていました。本館の方では、足を使って絵を描く画家「白髪一雄」展が特設展示されているほか、朝井閑右衛門など、所蔵作品の展示が行われていました。絵葉書があったら皆さんに絵を紹介しようと思いましたが、見当たらなかったので、多分、横須賀美術館オリジナルのはがきは作っていないのかもわかりません。(間違ってたらごめんなさい。)全体的に絵の照明が暗いように思いましたが、最近は絵を守るためにこれくらいに照度を落とすんでしょうか。
神戸市立博物館でも、今、「美しきアジアの玉手箱」という特別展が開催中です。シアトル美術館に所蔵されている日本の美術品の展示らしいですが、行きたいのに行く暇がないんです(泣)。。。

横浜サイエンスフロンティア高校
今週、月曜から水曜日、文教経済委員会の視察に行ってきました。横浜サイエンスフロンティア高校~横須賀美術館~巣鴨商店街~千代田図書館~新潟水と土の芸術祭。最初に訪れたのが横浜のサイエンスフロンティア高校です。元々、鶴見工業高校の建て替えが必要というところから始まったらしいのですが、最先端の研究者を育成するような高校に生まれ変わっています。ノーベル賞受賞者の先生方が名を連ね、講義にも来られるということで、話題にもなったようです。中の雰囲気は、研究所のような感じで、30万倍の電子顕微鏡を始め、研究所並みの施設整備が行われています。授業のカリキュラム(単位の取得の項目)を添付します。なんか、驚きますよね。県下から優秀な学生が集まってきています。先端分野での研究者育成に主眼が置かれているので、仕方ないのかもわかりませんが、部活も週3日までと制限つきです。ホールは、すわり心地のいい椅子が設置されていて、講演会等が十分可能です。目がテンになって帰ってきました。


仙台市・川崎市議会調査
先週、仙台市・川崎市に議会の運営の方法についての調査に行ってきました。政令市すべてについて、会派で手分けをして、議会事務局からのお話を主軸に、時間をたっぷり取って質問をし、議会の運営について調査を行っています。ここに報告をするには、まず神戸の市議会でどういう方式をとっているのかを詳しく説明しないといけなくなりますので、特徴的なものだけ。たとえば、仙台では、質問と答弁の時間の割合が5:5になるよう目指していて、実際にその割合になっているようです。それで、聞いてみると、仙台では質問と答弁のトータル時間の制限ではなく、質問時間のみに制限時間が設けられているとのこと。当然、答弁の時間は短くなりますよね!!よく「答弁の時間が長い!!」ということが言われていますが、こういう方式にすれば短くなるでしょうね。ただし、説明の時間も短くなってしまうので、だめなら「だめ。できません。」だけになってしまう可能性はありますね。また、神戸では、「一般質問」というものがなく、すべて代表質問の方式ですが、仙台も川崎も一般質問という項目があって、議員個人の市長部局への質問の機会が多いようです。予算・決算以外でも一般質問の機会があり、特に川崎では、一般質問の比率が高かったように思いました。(あとで、全部整理してみないとわかりませんが)一般質問の機会が多いと、どうしてもローカルなことになりませんか?と聞いたところ、かなり細かい内容の質問も多くなるようでした。一長一短な点はありますが、いろいろ聞いてきた内容をこれから持ち寄って会派で検討していく予定です。
矢田市長が3期目当選!!
日曜日、市長選挙が行われ、矢田市長が3期目のご当選を果たされました。昨日、全体議員総会が行われ、同じ日に行われた灘区の市会議員補欠選挙で当選された黒田士郎議員のとともに、所信表明演説が行われました。写真は、会派にご挨拶に来られた時の集合写真です。連日の選挙戦のハードな日程に加えて、厳しい選挙情勢、心身ともに本当にお疲れだったと思いますが、いい笑顔でこられました。
さて、選挙戦中はかけなかったのですが、矢田市長が小規模な集会でお話しされたことを少し紹介します。震災のときの財政の実情や、市民病院の救急のレベルを守っていく大切さ、などを、「命」を思って働いていること、「命」を一番に考えて働いてきたこと、働いていくことなど、市長の「思い」を織り交ぜながらお話されました。最後の方で、「、、、わたしはねえ、自分のことはどうでもええんです。自分はどうでもいい。。。」とおっしゃられました。そういえば市長の尊敬する人物は、貧しい人たちの救済に献身的に尽くしたと言われる賀川豊彦さん。通じるものがあることを感じました。超・真面目で厳格なことで知られる矢田市長ですが、硬い表情の裏に無償の愛や優しさのようなものを秘めていらっしゃるんだなあと思いました。
ほっと一息つきたいところですが、今日の日経新聞にもあるように、課題もたくさんあることから、厳しい市政運営が始まります。与党の一員としてサポートして、神戸のために一緒に働いていきたいと思います。
