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病児保育関連のシンポジウム開催

来月、下記のシンポジウムを予定しています。
民主党兵庫県連の男女共同参画委員会の主催ですが、いろいろな関係者もこられ、また、前半は、大阪で病児保育のNPOノーベルを運営されている、高代表にご講演いただきます。
どなたでも参加できますので、お時間がおありでしたら、皆さん、どうぞ、ご出席ください。
申し込み書

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岡山県視察(工房かたつむり)

先日、岡山県にある、Ⅲ型の施設、心身障害者地域福祉作業所「工房かたつむり」を訪問してきました。工房かたつむりは、心身障害者の作業所の中でも、「高次脳機能障害」を抱える障がい者の皆さんを支えることを中心に設立されています。
「高次脳機能障害」は、最近、少し耳にするようにはなりましたが、まだあまり知られていないのではないでしょうか?視察をするにあたっては、少し経緯を説明しますと、、、

まず、高次脳機能障害よりも、更に知られていない、「MTBI」経度外傷性脳損傷と呼ばれる患者さんからの相談から始まりました。

MTBIは、交通事故やスポーツなどによって頭部に衝撃を受けた後に、けがなどは治っていっているのに、知覚障害や様々な痛み、などの症状(他にもたくさんの症状があります)がとれず、病院で訴えても、通常のMRIやCTでは細か損傷は判定できないため、診断もされずに苦しんでいられる方が多く、診断のあり方を考えてほしい、などというもの。

MTBIを取り上げたドキュメンタリー番組を紹介されて観ましたが、メインで取り上げられた方は、交通事故でけがを負って、その後、激しい痛みを緩和させるために鎮痛剤などで対処してきましたが、痛みを緩和できずに苦しまれ、現在、脳に痛みをブロックする電気信号を埋め込む手術をされ、何とか生活されているという、大変な状況でした。

〜番組のネット情報〜PDFファイルをダウンロード

偶然ですが、神戸大学工学部の大学院の先生で、高次脳機能障害の判定をサポートするシステム作りに取り組まれている羅先生を知っていたので、患者さんお二人(奥様も)と羅先生、人見議員の6人でとりあえず、お話を聞く会を設けました。

その際、羅先生から、岡山県は、高次脳機能障害に非常に熱心に取り組んでいるというお話を聞き、それでは、お話を聞きに行こうと、岡山県の川崎医療福祉大学の種村先生に、工房かたつむりに会いに行くことになったわけです。

高次脳機能障害は、10年ほど前に、国がモデル事業を募集して診断基準作りやリハビリの仕方などに取り組んでいますが、岡山県は、その際のモデル事業に手を挙げて取り組んだことで、いろいろと進んでいます。

長くなるので、レポートを添付します。
レポートPDFファイルをダウンロード

工房かたつむりの製品のひとつ、かたつむりマグネットです。可愛い!!

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川崎市視察

 神戸市では、医療産業都市を構想からスタートして14年が経過し、理化学研究所の発生再生科学総合研究センターやスパコン「京」など、たくさんの研究機関に加え、病院群、製薬企業など200社を超え、本格的なクラスター形成を目指している状況です。
 一方、国内の他都市でも、医療を核にした都市づくりが盛んになってきています。川崎市・横浜市・神奈川県では、国際戦略総合特区として、「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」を形成し、プロジェクトが進められているところです。
総合特区の全国地図を抜き出しました。
特区地図(pdf)

そこで、川崎市を訪問し、現在行われている状況や今後について視察してきました。
取り急ぎ、レポートにしています。
レポートを見る(pdf)
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実中研の野村理事長と、3人で。とても気さくな方でした!!

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