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委員会視察#2東京シティガイド検定

最近、京都検定が話題になりました。調べてみると、京都検定は1万人もの方が受検されているようです。1級、2級、3級とあって、1級は筆記以外の試験もあるとか。。本格的ですね。今回、調査に出向いたのは、東京都庁。「東京シティガイド検定」は、財団法人「東京観光財団」が実施しています。一昨年の秋に実施された第1回目の受験者は1000名を超えるものとなりました。うち、合格者数は789名となっています。出題範囲は、ガイドの基礎知識・自然・歴史・政治経済・産業・生活文化・芸術・観光関連施設となっており、語学は別と考えているようです。(語学は別途、通訳検定など)これとは別に、国が「地方限定通訳ガイド制度」の創設を検討しているようで、それによると、地方限定の有料通訳ガイドの業務を認める「地方限定通訳案内士試験」を実施し、全国版の通訳案内士試験は内容を見直し、負担軽減が図られるとあり、H18年度からの実施を検討中のようです。そもそも観光は地域のことになるので、こちらのほうが効率よいのかもわかりませんね。東京シティガイド検定は、初級に合格した人を対象に上級試験があるようです。ボランティアを対象としていることで、検定試験に合格した後の人材の運用や、ニーズとのマッチング、検定に合格したことで得られるメリットなどがもうひとつはっきりしないことなど、課題はありそうですが、地域の文化を知るきっかけにもなり、有意義と思います。こうした課題を検討し、神戸にも導入できればと思います。
左の写真は、観光情報センターに売っていた、都バスのおみやげ。(¥3000のラジコンバスにかなり魅かれましたが。。)
右は、同じくセンターにあった、福笹。各地域の特徴を取り入れていて、写真はちゃんこ鍋とかもくっついているので両国界隈と思われます。

 

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