2019年予算市会(総括質問)

予算特別委員会では、理事を務めさせていただきましたので、会派を代表して、局別審査終了後に、市長副市長に対して総括質問をいたしました。

*予算特別委員会の流れ
予算の議案及び関連議案が本会議で上程され、予算特別委員会に付託される。
委員長、副委員長、理事、分科会委員(分科会は3つ)を決定する。
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局別審査(3つの分科会に分かれて審査、大体1日にひとつの局)
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総括質問(各会派代表、無所属の委員、1日)
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意見表明(各会派代表、無所属の委員)
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意見決定(採決)
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   本会議
(予算特別委員長から報告を受ける)
(討論)反対意見などを述べる
(採決)
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2019年の予算成立

となります。(大体の流れです)

今回の予算特別委員会では、会派を代表して環境局、保健福祉局の局別審査を担当しました。
また、総括質問、意見表明を担当しています。総括質問は、局別審査で不十分だった課題について、市長・副市長に質疑をします。
<総括質問 こうべ市民連合議員団>
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◎認知症の人にやさしいまちづくりについて
 この条例は、平成28年9月に神戸市においてG7の保健大臣会合が開催され、認知症対策を盛り込んだ「神戸宣言」が採択されたことから始まっている。この宣言では、認知症の早期発見・早期介入や、認知症治療薬の研究・予防など、幅広く研究分野と連携していくことがうたわれており、得られた成果を市民に還元することとされている。
この点について、保健福祉局の局別審査で質問を行い、「神戸大学とWHOによる8万人の神戸市民の介護保険データの研究や、医療産業都市推進機構でのアルツハイマー病の研究の支援を行う」「ヘルスケア分野の製品支援では、開発されたアプリを「神戸モデル」で認知機能に障害があった方に試行していく」などの答弁があった。これらの進捗状況や、今後の予定について伺いたい。
<久元市長/答弁> 
具体的には、平成29年8月から神戸大学とWHO神戸センターの研究者による認知症の早期発見及び早期介入の研究を開始し、約8万人の70歳代の神戸市民が実施した国が示す介護保険制度の「基本チェックリスト」や、薬局や集団健診会場等において実施した神戸市独自の「フレイルチェック」の対象者について、これらの結果と、その後の要介護認定情報を個々の人ごとに紐づけて調査をしている。平成32年度中にデータを分析し、認知機能の変化や要介護状態との関連性についての研究結果を発表する予定である。
本庶佑先生が理事長を務める医療産業都市推進機構においては、従来からポジトロン断層法による認知症の早期診断に関する研究や、脳血管活性化による認知症予防に関する研究等が進められている。地元のイーライ・リリー社とも神戸市を含めた認知症にやさしいまちづくり推進のための三者協定を締結している。
さらに、認知症の治療方法開発に繋げるため、アルツハイマー病患者の脳で起こる神経細胞死のメカニズムの解明が進められている。
このように、最高水準の知見も活用しながら、早期発見・早期介入に繋がる方策を講じてまいりたい。
<再質問>
認知症の研究や調査結果の分析を進めている一方で、健康創造都市KOBEの取り組みが始まっている。
先日公表された市民PHRシステムでは、市民1人1人がアプリ等を使って自身の健康データを管理し、また、神戸市は登録されたデータを分析することが可能になるが、認知症「神戸モデル」とどのように関連するのか伺いたい。
<寺﨑副市長/答弁>
「MY CONDITION KOBE」には、現時点では、認知症「神戸モデル」の第1段階の認知機能検診や第2段階の認知機能精密検査のデータを加える予定はない。しかし、本人が希望すれば認知症やMCIと診断された方が、本アプリに登録することは可能である。
今後、医療産業都市推進機構、神戸大学、WHO神戸センター等と協働して実施するMCIを対象とした治験や非薬物の介入研究等で、健診データや生活データを活用し、経年的に解析・評価することで、認知症の予防や早期介入に役立つような知見を見出すことができるのではないかと期待している。
また、将来的に企業と学術機関の共同研究に、ご指摘のあった「MY CONDITION KOBE」のデータを利用することで、新たなヘルスケア分野の製品・サービスの研究開発支援を促進することが可能になると考えている。
<再々質問>
先日の局別審査で、「健康とくらしの調査」において、健康寿命の延伸には読書が一番であるとの結果が出たと答弁があった。
神戸市が参加した調査から、そのような結果が出ているのであれば、神戸市の中で留めず、少しでも市民に広報紙等で分かりやすく知らせる必要があると思うが、見解を伺いたい。
<寺﨑副市長/答弁>
ご指摘の研究で得た知見についても、市民に十分周知徹底をしていきたいと考えている。

◎訪日外国人・定住外国人への対応について
 危機管理室の局審査では、「訪日外国人に対する観光危機」について、また、代表質問では、「今後増加が見込まれる外国人への対応」について質問した。
平成30年度に、庁内で連携する「観光危機管理」チームが立ち上げられたことは評価しているが、ラグビーワールドカップの開催が目前に迫る中、31年度中に策定される「観光危機管理マニュアル」が間に合わないのではと危惧している。
喫緊の課題となるラグビーワールドカップでの災害時外国人対応について、また、避難所や観光施設での多言語化について、伺いたい。
<久元市長/答弁>
2月17日には、ラグビーワールドカップ開催地であるノエビアスタジアムにおいて、テロを想定した兵庫県国民保護共同訓練を実施した。訓練項目には、外国人の避難誘導や緊急避難場所における外国人避難者の受け入れ訓練等を含め、その実効性を確認した。
平成31年度のラグビーワールドカップ開催までに、平常時・災害時のあり方を含めた観光危機管理マニュアルを策定し、訓練も実施予定である。また、会場及び会場周辺での観客案内や誘導サインのほか、市内7ヶ所に設置する案内所において日本語と英語両方での対応を実施したい。
当日、試合会場周辺における安全対策として、警察や海上保安庁等、関係機関が緊密に連携し、テロ・自然災害・事故などの有事の際に迅速な対応が行えるよう万全を期す。 
避難所での多言語対応については、通訳の派遣等に加え、ホームページやSNS等を活用した避難情報・災害情報を発信していくほか、観光施設での多言語対応については、多言語による避難方法の案内や災害情報の発信、観光施設職員による災害対応訓練等の実施を行いたい。今後は音声AI技術を使った多言語音声翻訳サービス等、新たな技術の実用化を検討進めたい。
今後も増大が見込まれる外国人旅行者にとって、安全で安心な観光地となるよう連携して取り組んでいく。
<再質問>
 私たちの会派では、「やさしい日本語表記」について広めることを、これまで提案してきた。例えば、避難所などで、ベトナム人対応としてベトナム語表記をするということも大切だが、日本にある程度いる方なら、簡単な日本語ならわかるという場合もある。やさしい日本語での表記をしておけば、伝わりやすいと思うが、見解を伺いたい。
<久元市長/答弁>
 ご指摘いただいた点は、大変重要である。日本語が全く分からない方に対しては、その言語で表示する取り組みを進める一方で、簡単な日本語ならわかるという方はたくさんいる。
平成31年1月より広報課ツイッターによる災害情報等に「やさしい日本語」を追加した。また、避難所等に、災害種別を示すピクトグラムにやさしい日本語を加える取り組みもしている。例えば、「余震」であれば、「後で来る地震」といった表記をするのだが、こういった取り組みを進めたい。
 質問の主旨とは離れるが、外国人向け以前に、普通の市民に対して、あまりにも難しい・わかりにくい日本語表記が大変多い。全庁的に、改善に取り組みたいと考えている。

◎森林環境譲与税と木材利用の推進について
 住宅都市局では木材利用の促進について, 環境局では森林環境譲与税について質疑を行った。住宅都市局では, 押部谷東地域福祉センターなど,木材の積極活用に取り組んでいることなどの答弁があった。
 森林環境譲与税は, 今後一定の財源として見込まれるものであり, 環境局, 建設局が関連すると思うが,経済観光局, 住宅都市局とも連携をし, 市が建築する建物への木材利用に留まらず,民間団体などにも呼びかけを行い, 兵庫県産の木材利用の促進に向けた市民への広報や, 六甲山の保全に関する市民への啓発, 広報も兼ねた間伐財の利用促進等に積極的に取り組んではどうかと考えるが,見解を伺いたい。
<岡口副市長/答弁>
 本市では,これまでも,県産材の大消費地として,公共建築物への木材利用を促進することによって,市民に情報発信してきた。
 今年1月の押部谷東地域福祉センターの完成時には,木材利用促進への理解を深めていただくとともに,今後の設計業務等の参考としていただくため,市内の設計事務所等を対象に見学会を開催した。
 市としては,今後も木材利用施設の完成時等に適宜,こうした見学会や勉強会を設けるなど,設計事務所や施工者を含めた民間団体等への普及啓発に取り組んでいく。
あわせて,このような公共建築物や民間施設などの活用事例や見学会の様子等を広報するホームページを今年度中に作成するなど,木材利用の意義や良さのPRとあわせて,市民が木材利用に興味や意識を持っていただけるような取り組みを進めていきたいと考えている。
<再質問>
 色々と取り組んでいることは分かったが、今まで進まなかった木材の利用が森林整備につながるということが、市民にとって少し遠い感じがするのではないかと思う。森林環境譲与税の導入は、国民全員で山を守っていくということの一つの具体的な手段でもあると思っており、その中には木材利用の促進や普及啓発等が実際にうたわれているので、今までやりにくかった啓発やイベント的なことも、この森林環境譲与税を使って何かできるのではないかと、とても期待をして質問をした。今まで色々してきているのは分かるが、もう少し踏み込んで、木材利用を市民に、実際に自分たちの問題として広めていくために、もう一つ何か踏み込んだことをお願いしたいが、どうか。
<久元市長/答弁>
 委員のご指摘については、共感するところがある。他の自治体に比べ神戸市内では、必ずしも木材利用に対する理解が深いとは言えないと思う。その大きな理由は、神戸市には多くの森林資源があるが、林業がほとんど存在せず、なかなか木材を利用する産業がない。製材所はあるが木材を生産する林業が神戸市では育ってこなかった。
 しかし一方で兵庫県は、かなり大きな林業県である。知事との県市の懇談会の時に、神戸市で積極的に木材利用を図っていきたいということをむしろ私の方から問題提起をした。県市の間の連携をさらに進めることが必要であり、岡口副市長からご答弁申し上げたように、公共建築物での利用もどんどん進めていきたいと思っている。この点については、住宅都市局の三木担当局長以下、特に建築職の皆さんはものすごく大きな問題意識を持って取り組んでくれている。委員ご指摘のように、さらに踏み込んで市民に対して理解を深めていく取組みは大変重要だと思うので、ご指摘を踏まえながら全力で取り組んでいきたい。
<要望>
 木材利用の促進といっても市内の林業がないということで、例えば地産地消の条例にも入れられなかったようなこともあるので、この森林環境譲与税をきっかけにして、ぜひとも前進していただきたいということをお願いする。

◎シルバーパワーによる地域の担い手づくりについて
 局別審査において保健福祉局からは、シルバーパワーによる地域の担い手づくりについて、「平成31年度は兵庫区、須磨区、西区の3区で区社会福祉協議会のボランティアセンターと連携して、金銭管理の事業を手伝うことからスタートする」との答弁をいただいた。まずは、他の区への拡大や保健福祉局内での他のニーズへの拡大を検討していただきたいと思う。
さらに今後は、保健福祉局の個別の取組みには終わらずに、今後、有償ボランティアという制度のニーズ・シーズを検討して、シルバーパワーによる地域の担い手づくりが、これからの高齢化社会の一つの切り札として定着できるように推進していくべきと考えるが、見解を伺いたい。
<寺﨑副市長/答弁>
 来年度のモデル事業では、単身高齢者世帯の割合や高齢化率等が比較的高い兵庫区・須磨区・西区の3区においてボランティアコーディネーターの体制強化を実施する予定であるが、3年かけて全区で体制強化を図り、全市実施を目標としている。
今回のモデル事業は、急増する金銭管理サービスのニーズに着目して実施するものであるが、そのほかにも様々な場面でシルバーパワーによる地域の担い手づくりが必要となると認識している。
今後、今回のモデル事業の実施状況などを検証しながら、各区社会福祉協議会のボランティアセンターにおいて、掃除や買い物、外出援助、ごみ出しなど地域での生活援助ニーズに対して、それぞれのライフスタイルに応じた短時間の仕事を求める高齢者を積極的に紹介・斡旋できるよう、順次取り組み、地域におけるシルバーパワーの活用を図ってまいりたい。
<再質問>
WHOの神戸センター長も健康と暮らしの関連について言及している。暮らしの中で、高齢者の方々が地域で活動することは非常に重要である。その点で、無償ではなく、有償でボランティアできることは仕組みとして重要である。
ぜひとも、保健福祉局だけではなく、市全体の取り組みとして、今回のモデル事業を定着していただきたいと思うが、改めて見解を伺いたい。
<寺﨑副市長/答弁>
シルバーパワーによる地域の担い手づくりは健康寿命の延伸を推進する中で、支援を必要とする方と支援する担い手の双方にとって必要な取組みである。すなわち、様々なライフスタイルに合わせた社会参加が可能な地域づくりと、認知症の方等への金銭管理サービスやそのほか様々な家事援助といったニーズが双方に結び合うことがきわめて重要である。
保健福祉局のみならず、市の課題として取組んでまいりたい。

◎全庁で取り組む交通局の経営改善について
交通局では、局採用者に対して5%の給与カットが行われており、平成35年度からは10%カットとなる予定であるが、31年度予算においても、市バス事業では約3億6,000万円の赤字が見込まれており厳しい状況が続いている。
基金の繰入や高速鉄道事業側の給与カットで生み出された財源での資金手当て、土地売却等で対処をしていくとのことだが、交通インフラを活かした駅ナカビジネスの拡張や、広告料収入など、さらなる収益アップをはかっていくことが必要であると考える。
また名谷駅の改修について、企画調整局が補助を検討しているが、今後とも、市民の足として、市バス路線や地下鉄を堅持していくために、他局の施策においても、市バス地下鉄を有効活用できないものか。
例えば、高齢者福祉の観点から敬老パス制度があるように、子育て支援という観点から、定期代割引を民間並みに補助することはできないか。
また、市バスのラッピング広告は大変効果が高いと考えられるので、各局で重点的に広報に取り組みたいものに積極的に活用するなど、赤字になってから繰入れるのではなく、市の施策と相乗効果があるものについて、先に交通局に投資していくということができないものなのか、見解を伺いたい。
<岡口副市長/答弁>
 平成29年7月から地下鉄海岸線中学生以下無料化社会実験を実施しており、一般会計が乗車料の8割を負担しているところである。
 来年度予算においても一般会計では、子育て世帯への経済的な負担の軽減や支援に取り組むべく様々な予算を計上しており、一般会計からの補助金による子育て施策としての子どもの地下鉄定期割引率の引き上げについては、より多くの財源を必要とすることから慎重に判断する必要があると考えている。
 また、市バスのラッピング広告についても広報する事業に合わせて、ターゲットやタイミング、費用対効果などを見極めたうえで検討する必要があると考えており、これについては議論を進めていきたいと考えている。
 いずれにせよ、交通局の経営改善については、まずは交通局において、さらなる経費削減や収益力向上などの取り組みを行うべき必要があると考えている。
 その上で、市が掲げる政策目標に対して、その事業内容や実施方法が交通局の経営改善に資するものと考えられる事業については、局横断的な視野を持って連携を検討していきたい。
<要望>
 今年度は、妙法寺の土地売却によって基金を造成することができたが、こういった手法をずっと続けていくことはできない。財源の問題もあり、すぐにどうこうするというのは難しいかもしれないが、何か継続的に実施できるような手法を全庁を挙げて考えていただき、市民の足を守っていただきたい。

〇要望のみ発言した項目
<要望1>
学校図書館の司書配置について、H31年度、兼任配置の試行をされるということですが、司書の業務は、1校に専任することでこそ、発揮できるものであり、兼任になると十分な効果が得られないことも懸念されます。1校ひとり配置、速やかな全校配置を要望します。
<要望2>
 垂水体育館・垂水養護学校跡地への中核的医療機関の誘致について、計画の概要や誘致する必要性、条件など、地元への丁寧な説明を行い、確実な産科・小児科の病床確保につながるよう要望いたします。

2019年予算市会その2

予算特別委員会
<保健福祉局>
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質問2019予算質問_保健福祉局〜
〇シルバーパワーによる地域の担い手づくり
・H31年度の事業について。今後、どのような事業展開に。
〇AIを活用した健康施策
 「My Condition KOBE」市民PHR(Personal Health Record)システム(個人の健診データのDB)は、色々な面で大変貴重なビッグデータ。更に、個人の行動や生活に関する要素を取り入れることができるため、分析によっては、新しい発見が生まれる可能性もある。AIを活用し、このデータを分析することで、健康長寿に繋がる手がかり等を発見できる可能性があると考えているが?
〇垂水駅前の中核医療機関に整備について
 中核医療機関の病院を誘致する方向となった必要性や誘致の方針・条件など、また、現在の状況について
〇精神障がい者の入院費助成について
・日本の精神科医療は、病床数がOECD諸国と比べても格段に多く、OECDからも、地域移行への支援が求められている。今回の入院費助成制度では、なぜ入院費の助成が地域移行支援につながるのか、考え方の説明を。
〇認知症の人にやさしいまちづくり条例について
・条例には、認知症の早期発見・早期介入に資する研究に対する介護等の情報提供の協力に関すること等が書かれている。H31年度、どのように推進する?
<要望>
〇ヘルプマークの広報について、更なる普及を目指して設置場所の工夫をしてもらいたい。
〇難病相談支援センターについて、神戸市難病団体連絡協議会と十分に連携して進めてもらいたい。

2019年予算市会

現在、H31年度予算案を審議するため、予算の市会が開会中です。
本日(3月7日)予算特別委員会の意見決定が終了しました。
予算特別委員会では、環境局、保健福祉局の質問局別の質問と、質問の最後の日の総括質問を担当しました。

<環境局>

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〇食品ロス削減に向けた啓発活動について
・ワケトンファミリーに、新しい食品ロスのキャラクターを登場させてPRできない?
〇ゴミ出しマナーの啓発について
・Eラーニングを利用するなど、ごみの分別や環境についてどれだけ知っているかをクイズやゲームで楽しく競い合えるような工夫はできない?例えば、「分別見習い」から「分別マイスター」など。
・Facebookの機能を有効活用して効率よい啓発を
〇市民や団体と協働した自然環境保全や生物多様性の取り組みについて
・31年度の取り組みは?
要望:以前、冬季湛水水田にチャレンジされており評価します。おいしい神戸推進条例でも、都市と生産地の交流をうたっているので、推進していただきたい。
〇森林環境譲与税について
・31年度の計画は?
要望:森林環境譲与税の用途として、間伐や森林保全に加えて普及啓発も含まれており、これまでできなかったことも推進してほしい。
〇ゴミ出し支援について
・ひまわり収集の充実を
・保健福祉局が開始するシルバーパワーによる地域の担い手づくりと連携を
・働く女性が増えているので、クリーンステーション管理の在り方の検討を

予算市会開催中

第1回定例市会で、代表質問しました。

インターネット中継です
http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai/cgi-bin4/ResultFrame.exe?Code=er4aoiottgw2naeckt

1.2020ビジョンと行財政改革2020について
2.客船・クルーズの活性化について
3.空き家対策について
4.医療産業都市における抗がん剤の分野の推進について
5.生活困窮者自立支援について
6.水素スマートシティ神戸構想について


(代表)質問原稿ファイルを見る

予算特別委員会では、企画調整局に質問しました。

1.医療産業都市における産業としての連携について
・がん免疫治療薬について
・次世代抗体医薬品について(バイオシミラー)
・介護リハビリロボットについて
・神戸アイセンターについて
2.歴史的資料等の収集・保存について
3.KOBEぽっぷカルチャー・フェスティバルについて

(企画調整局)質問原稿ファイルを見る

理研の維持拡充のための要請活動

 神戸市会では、6月議会が終了し、新しい議長、副議長ほか、常任委員会のメンバーなども更新され、新しくスタートしています。川原田弘子は、総務財政委員会の委員、未来都市創造に関する特別委員会の委員、そして、市の監査委員になりました。皆さん、よろしくお願いします。
 今回は、議会が終わって、早々に、文部科学省に、理研「発生・再生科学総合研究センター(CDB)」の維持拡充に関する要請文書を、市会4会派で提出し、要請を行いました。
 理研CDBに関しては、今、いろいろと取り上げられていますが、何といっても神戸医療産業都市の中核施設です。ガバナンスの強化と、共に、再生医療分野の実用化研究に関しては、今後も力を入れて維持向上願いたいという要請を文部科学省に対して行いました。実際の提出には、代表して、自民党会派にお願いしていますが、やはり、民主党としても、行うべきと考えて、会派の3役で、行ってきました。
 先日、市民の方から、医療産業都市について質問を受けましたので、ここに報告しておきます。


陳情の文書
 

神戸市会のインターネット中継

インターネット中継の録画放送が個人別でみることができるようになりました。
今回、川原田弘子は、危機管理室と消防局、総括質疑を担当しています。
3月1日、危機管理室の質疑がありましたので、見る手順を作成しました。
インターネット中継・録画放送視聴方法

インターネット中継

議会改革の一環として、今回の定例市会から、委員会等がインターネット中継されます。本日、早速、委員会の中継が行われています。(残念ながら、別の仕事をしていて見損なってしまった。。)
明日は、都市防災委員会が開催される予定です。私は今回、委員長になりましたので、(会派間の人の移動などによって、委員会の移動や、役員人事の改選が行われています。)ドジなことしないか、ちょっと心配です。
決算特別委員会が来週開かれますが、今回、第一分科会に所属して、企画調整局、市民参画推進局の質問を担当します。決算特別委員会も中継があると思います。

3期目のバッジとトルコキキョウ

 昨日、3個目となるバッジを授与していただき、3期目の議員活動がスタートしました。新人の議員さん方が早くから並ばれて、少し緊張した感じでした。ぞのあと全体議員総会が議場で開かれ、全員自己紹介(名前だけですが)をしました。たくさん、新人も入って、3期目の議会が期待されています。
 市役所のホールには、時々、市内産のお花が紹介を兼ねて飾られています。今回は、西区伊川谷産のトルコキキョウがたくさん展示されていました。西区や北区ではお花の栽培も盛んなんですよ。皆さん、知ってました?
今期もどうぞよろしくお願いいたします。
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予算特別委員会(都市計画総局)

予算特別委員会での都市計画総局への質問のやりとりを掲載します。
(質問は原稿、回答は議事メモです。)

(質問項目)
1.JR和田岬線の廃線検討について
2.「光の都」神戸のまちづくりについて
3.建築確認など、今後の建築行政の技術者の育成について
4.歴史的建築物の保存活用について
5.垂水地区におけるまちづくりについて
6.「平清盛」「三国志」と新長田について
7.ニュータウンのまちづくりについて
8.低炭素都市づくりの推進について

質問原稿を開く
回答メモを開く

予算特別委員会(交通局質問)

本日、第1回定例市会の予算特別委員会が終了しました。私は、第3分科会の委員として、交通局と都市計画総局に関する質問を担当しました。
 少し、見にくいですが、取り急ぎ質問用に作成した原稿のメモと、当局からの回答(答弁)を、少し縮めて掲載します。(ポンチ絵的なものや写真を見せながら質問しているのですが、一部だけ紹介します。時間があれば、整理して追加します。)

1.地下鉄の駅構内及び車内での快適性について
2.JR和田岬線の廃線検討と地下鉄海岸線について
3.敬老優待乗車証・鉄道ICカードの活用について
4.高速通院バスの運行についてpdfファイル
5.駅ホームでの点字ブロックのJIS化と交通バリアフリー基本計画について
6.「光の都」神戸 ロープウェイをつなぐ交通アクセスについて
7.「清盛1日きっぷ」の販売について
pdfファイル
9.電気バスの導入検討について

質問原稿を開く
回答メモを開く

代表質問(H21年度決算)をしました

現在、H21年度決算を審議する第3回定例市会が開会中です。先日、会派の代表質問を行いました。取り急ぎ質問原稿のみ掲載します。
市のホームページにて、動画を見ることもできます。質問原稿を開く
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代表質問(議案外質問)をしました。

先週24日で、第2回の定例市会が終了し、最終日に会派を代表して議案外質問を行いました。「環境と経済が両立する社会を目指そう!」と、ずーっと言い続けてきましたが、今回、市長や副市長から、かなり前向きな回答をいただいたかな、と思います。ご答弁までは正確でないので掲載できませんが、取り急ぎ質問の原稿を添付しておきます。(読み上げながら適当に直していますので、記録としては正確ではありませんが。。)
 現在、会派で「光の都」神戸に取り組んでいます。市内もいろいろ回りました。「光の都」神戸の取り組みについては再質問しました。同じ公園の光でも、たとえば水銀灯からメタルハライドランプの付け替えを検討するなどできないですか。というものです。
メタルハライドランプは、対象がより自然に見えるそうです。女性のお肌もきれいに見える。というようなこと。新神戸ロープウェイなどの夜の営業については、明確な回答はもらえなかったように思います。土日は動いているようなので、今度、夜に乗って夜景を確かめてこようと思っています。

質問原稿を開く

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仙台市・川崎市議会調査

先週、仙台市・川崎市に議会の運営の方法についての調査に行ってきました。政令市すべてについて、会派で手分けをして、議会事務局からのお話を主軸に、時間をたっぷり取って質問をし、議会の運営について調査を行っています。ここに報告をするには、まず神戸の市議会でどういう方式をとっているのかを詳しく説明しないといけなくなりますので、特徴的なものだけ。たとえば、仙台では、質問と答弁の時間の割合が5:5になるよう目指していて、実際にその割合になっているようです。それで、聞いてみると、仙台では質問と答弁のトータル時間の制限ではなく、質問時間のみに制限時間が設けられているとのこと。当然、答弁の時間は短くなりますよね!!よく「答弁の時間が長い!!」ということが言われていますが、こういう方式にすれば短くなるでしょうね。ただし、説明の時間も短くなってしまうので、だめなら「だめ。できません。」だけになってしまう可能性はありますね。また、神戸では、「一般質問」というものがなく、すべて代表質問の方式ですが、仙台も川崎も一般質問という項目があって、議員個人の市長部局への質問の機会が多いようです。予算・決算以外でも一般質問の機会があり、特に川崎では、一般質問の比率が高かったように思いました。(あとで、全部整理してみないとわかりませんが)一般質問の機会が多いと、どうしてもローカルなことになりませんか?と聞いたところ、かなり細かい内容の質問も多くなるようでした。一長一短な点はありますが、いろいろ聞いてきた内容をこれから持ち寄って会派で検討していく予定です。

決算特別委員会です

先週末から、市議会で、決算特別委員会が開催されています。局別の質疑が昨日で終了、連休明けに総括質疑に入ります。私、川原田は、「行財政局」「教育委員会」「危機管理室」の三つの局を、会派代表として担当し、質疑を行いました。委員会を傍聴に来られる方は少ないと思いますから、なかなか雰囲気は伝えられませんが、質問した後に、当局のながあい答弁があります。議事録に残すときに、ちゃんと説明しないといけない、というのもわかりますが。
 行財政局では、「市長が行革(行財政改革)で成果を上げているのに、市民はほとんど知らない。5000億円以上の市債の削減とか、3000人の人員削減です。これらによって、新しい地方の財政指標である財政健全化の指標も楽にクリアされています。広報ができているかどうか、どうやって判断しているのですか?」というようなことを質問しました。ほかに、市債をもっと市民向けに売り出すキャンペーンをやってはどうかという質問をしましたが、「市民向けの市債で耐震改修した小学校で市民債の説明会を行う予定」ということでした。ちょうど、昨日、記者発表されています。小金持ちの方(笑)は、どうですか?神戸の市債のランクは、「AA」です。(ただし、説明会の募集人数は40人で、抽選ということです。)
 事業をまじめにやっていても、市民にうまく伝わっていないと評価も低くなります。広報、もっとがんばってほしいなあ。。。
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市会が終わりました

今月は、市会が始まり、既に終了しています。(報告がなくてすみません!!)今回の市会は、主に人事を決めることが重要な案件なのですが、他にもいろいろとあって、私は、今回、市営住宅の家賃改正についての代表質問を担当しました。久しぶりの本会議での質問となりましたが、再質問用の席からの質問は初めてだったので、なんと、隣に座っている1期生議員の井手さんに「これって立って質問するんやんねえ??」と聞いてしまいました。(笑)ちょっと、恥ずかしい?井手さん、顔を引きつらせながら、「う、う、うん。うん」と教えてくれました。質問の内容は、短いですが、市会ニュースにまとめていますので、ご参考まで。(校正中ですので、一部変更になるかもわかりません)
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今日は、福祉環境委員会が開催されました。本日、委員長として、初めて議事を進行しなければならなかったのですが、結構、大変ですね。これから、ドジをしなければいいんだけど、、、。。。(私の周りの友達は、誰も私のことをしっかりしていると思っていませんが、市役所に行くと、しっかりした人となんとなく誤解している方も多い気がします。)
福祉環境委員会はこれで3度目となりますが、福祉については幅も広いし奥も深いので、制度を理解していくだけでも大変です。環境については、今後、あらゆる分野に、特に経済や産業には直接関わってくるとも思われるし、また、その分、超日進月歩な分野でもあります。大変なこの二つの局の事業を審議する委員会ですが、大変な反面、やりがいも大きいと期待して、がんばっていきたいと思います。
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予算議会が終了しました

先月末で予算議会が終了しました。予算案は、附帯決議付きという形で、承認されています。この附帯決議は、敬老パスに関するものです。市長提案の「バスは一律¥100、地下鉄小児料金、低所得者(¥120万円以下)には年150回のバス乗車相当分の無料券、定期券を半額料金で購入できる」について、「バス、地下鉄の負担を半分にする激変緩和措置をとること」という附帯決議でした。これについては、市長から民間バスと交渉しますという決意表明のようなものが市長挨拶に盛り込まれましたが、最終的な結論はまだ出ていません。経緯を今度の市会ニュースにまとめてみましたので、参照してください。
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 議会が終わった翌日に、早速この次の活動に向けた視察に行ってきました。住民ニーズを政策に反映していくための手段のひとつで、政策マーケティング調査というものがあり、この手法を導入している春日井市、東海市、そして、そうした調査のサポートを行っているNPOの方にお話を伺いました。行政が考える政策が、住民のニーズに沿ったものかどうか、また、住民の求めている「結果」をいかに実現できているかを検証していったり、隠れたニーズを拾い上げたりする手法です。相当な住民の協力がいるので、すぐにどうこうというと課題も多いかと思いますが、いろいろとお話を伺えて参考になりました。課題が多いからやらないのではなくて、何かひとつでも参考にすることができないか、また、試行できないか、考えていきたいと思っています。
例えば東海市では、まちづくりの委員会を市で公募した委員によって開いて、住民ニーズをまとめていっています。それを基に、行政側が施策として必要なものを加えて市政の総合計画が作成され、施策や事業に展開され、また、評価が実行されます。市長がその方式をかなり重要視して推進しようとしているので、定着していっているようです。事業評価には指標が定められ、指標が上がった施策を担当している人に報酬が出るというもののようで、職員の意識が変わったことが大きいということでした。春日井市の方は、東海市まではいかないですが、地区懇談会を行ったり住民アンケートをとったりして、住民からのニーズの強い生活課題を拾い上げ、これに、行政が将来や施策として必要と考える行政課題的なものを加えて総合計画として作成しています。
 市民フォーラム21では、具体的な手法やこれまでに手がけられてきた実績などについてお話を伺ってきました。「ロジックモデル」と呼ばれる系統図のようなものを作っていって、住民のニーズ、実現してもらいたい最終目標や目指すべき姿に対して、個々の施策はどうつながっていっているか、どの程度実現できているか、などが論理的に検証できるようなやり方です。

ロジックモデルツリー例
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中間で評価すると、保育所の数が増えたかどうかになりますが、最終の評価として、仕事と家庭の両立を可能にする条件が整っているかどうかを判定することで、評価を行ったりします。保育所の数が増えたのに、条件が整っていると感じる人が少なければ、もっとほかの施策も必要なのではないか、というように展開していきます。左側に近い、施策側からでも、右側の最後の姿からでもどちらからでも始める事ができます。にわか勉強のため、ここら辺でやめときます。(^o^;)

神戸市でも神戸市でも2010ビジョンなどで検証が行われていて、行政評価の仕組みは持っています。たとえば、市が、途中の検証を行って、評価のCであった「住まいの耐震化」と「ごみの減量」に対し今年は予算を多くとって、対処していたりと、検証しながらやっているんだなと、評価できると思います。その評価の視点がちょっと違っているという感じでしょうか。。これとは別に、事務事業評価の一環で数年前、神戸市でも「事務事業の外部評価」を数年前から行っています。これは、学者の先生方数名の評価にすべてを委ねることになってしまうので、こうした手法で、評価を行っていくことはひとつのアイデアかと思いました。住民も行政も大変ですが。。。

ただいま、議会開催中

先日、21日から、定例市会が始まっています。今度の定例市会では、予算審議が行われています。先月末に、代表質問を終了し、局別審査の予算特別委員会に入っています。私は今回、建設局の質問(3月5日)を担当します。王子動物園の質問をしようと思っているので、早速久しぶりに王子動物園に行ってきました。平日の動物園っていいですね。高齢の象の諏訪子(私より年上)が、かぼちゃを丸呑みするところを、居合わせた幼稚園の子たちと一緒になって、すごいなあ、すごいなあ、と見学しました。小象のオウジも少しだけお目見え(時間が決まっている)してくれました。
個人的な問題なんだけど、先週くらいから、花粉症なのか、アレルギーが出て大変です。昨日は最悪で、目が真っ赤になってコンタクトを入れていられなくなり、くしゃみが止まらず、更に突然声も出なくなりました。声は夕方には復活しましたが、早くえらい先生に研究して解明してもらいたいものだと思います。(泣)ところで、皆さん、先週の月曜日に、民主党会派の新聞折込ニュースが入っていたのですが、お気づきでしょうか?神戸、毎日、読売、サンケイに入っていたはずです。読まれた方は、また、メールでも感想をお聞かせくださいね。

外郭団体に関する特別委員会

タイトルの名前の委員会が、毎週、開かれています。神戸市の外郭団体の事業内容や予算・決算を審議するものですが、1年に1回しか開かれないため、28の団体を夏に集中して審議します。会計検査や経営の状況については、別途、会計士の先生や経済の専門家の先生の審査があって、この委員会は市民の意見を代表して審議するものです。朝10時に始まって夕方までかかって1日分の5団体くらいを審議します。
例えば、よく知られている施設でいうと、(財)神戸市公園緑化協会では王子動物園の運営管理を、(株)神戸ワインでは、フルーツフラワーパークの運営管理を行っています。(神戸ワインそのものは、みのりの公社なんです。ややこしい。)フルーツフラワーパークは、3年前に外郭の委員会に出たときに比べると、スカイマークで活躍するモンキーショーなど、かなりがんばっているようではありますが、18年度のお客さんは若干減少しています。経営を厳しくしている要因に、管理委託する予定だったレストランの会社が直前でキャンセルされ、急遽経営を続けるために、大幅なコスト高で運営しなければならなかったことが説明されていました。各委員からは厳しい意見が出ていました。
レジャー施設として市民に位置づけられがちですが、フルーツフラワーパークは、そもそも農業振興の意義を持って創られたもの。今、食の安全が叫ばれていて、また、食料自給率も問題となっています。農業を本当に見直して、強い産業にしていくためにも、この施設の存在意義は本当は大きい。市民が楽しめてなおかつ農業振興に一役買える施設にするためには、更なる経営改善が必要となります。団体旅行の帰り道には最適(ゆったりしていて、違う神戸に出会える。中心部とは違うおみやげも買える、など)だと思うんだけどなあ。。
委員会とは関係ありませんが、先日、新長田で開催された「三国志祭り」の写真を添付しておきます。子供たちが三国志のみこしをかつぎ、兵庫商業の生徒さんたちが暑い中を演技してくれました。コスプレのお姉さんも発見。暑い中、ご苦労様でした。

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二期目に就任です

昨日、市役所にて二期目の議員バッジをいただいてきました。よく物を落とす(財布・定期でこれまで7,8回くらい警察やタクシー会社に行きました。もっと多かったかな?。。)私ですが、何とか4年間バッジを落とさずにこれましたので、2個目になりました。いろんな人のいろんな思いが詰まったものですから、大切にして、これから二期目をがんばっていこうと思っています。みなさん、どうぞよろしく〜

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本会議開催中

今日は、本会議代表質問1日目。市内有料道路の一部が無料化(H20年から)になることなど、トピックもありましたが、また、明日の新聞をチェックしてください。活動報告を更新しています。
<追記>新聞記事を添付します。(神戸新聞引用)


ただ今市会開催中です

現在、市会が開催中ですが、代表質問のほか、決算特別委員会の局別審査で水道、病院と担当し、忙しくしております。特別委員会は、バスや地下鉄、水道・下水道、病院、港湾、新都市といった、公営企業の昨年度の決算について審議をするものです。個人の生活ではあまり感じられないけど、景気はちょっとだけ良くなっているようで、例えばバスや地下鉄も、定期乗車が微増しているみたいですね。ただし、少子高齢化などで、全般的に厳しいことにはかわりないのですが。。また、市会が終わってからニュースにしてお届けします。
人工ラグーンは、新聞等でも広報されているとおり、一般開放されています。(暫定的のようですが。)大きい台風が近づいてますね。一昨年は大変だったから、早くちっちゃくなってほしいなあ。

 

建設水道委員会

昨日、委員として最後の建設水道委員会に出席しました。建設局から下水道の5カ年計画とも言える、「こうべアクアプラン2010」について報告がありました。下水道は規模も大きいので、5年というスパンで目標を決めて推進するのもかなり難しいものだと思います。その中で、5つの事業目標と経営目標が示されました。このうち、特徴的な施策を紹介します。

○下水処理場のネットワーク化を推進する。→中部処理場を廃止して、その分は下水管のネットワーク化によって垂水処理場で処理されるようになります。
○三宮南部の浸水対策のため、雨水幹線とポンプ場の整備を進めます。→3年前、2年前の台風のとき、えらい目にあいましたよね。今、京橋に緊急の対策としてのポンプ場を設置しているということで、これらを恒久設備に整備していきます。(1時間30mmの雨に対応できるとのこと)
○垂水処理場の拡張施設に高度処理を導入して海に流す水質を保全します。→以前の活動報告で下水の高度処理について説明していますのでご参照方。
○下水汚泥から取り出した自動車燃料用天然ガス(こうべバイオガス)の利用促進やコージェネシステムの導入を整備していきます。→バイオガスについてはこちらも活動報告ご参照。
○アクアサポーター・アクアパートナー、水環境フェア・アーモンド祭りなどの広報活動を通して市民の理解につとめます。→東灘のアーモンド祭りのようなものを垂水でもやってほしいですね。

また、経営目標として、今後5年間、使用料金の値上げを行わないことも明言されました。値上げせずに処理場の民間委託なども検討して累積赤字の半減を目指すということです。
下水汚泥からできる天然ガスは、循環型社会に向けての期待大の産物で、うまくいっていると聞いています。コージェネのシステム導入を進めて、垂水処理場では自前で電気を作れないか、など、検討していくということです。
下水管の光ファイバー敷設は、処理場間の制御用が主目的ということで、利用したいところがあれば、、という程度のようですね。


市会ニュースができました。

2006/04/10
2006年4月号のニュースができました。原稿をここに紹介させていただきます。(ただし簡易版)
2006年4月号News(簡易版)
税制改正がいろいろと行われ、特に、これから厳しくなってくる65歳以上の方の国保料について市の独自の施策などを解説しました。
国保の保険料は、添付の図の通り、年度で見込まれる医療費総額と
○国・県の補助
○市の繰り入れ
○保険料
○一部負担金(窓口で支払う1割〜3割の負担金)
のバランスによります。
保険料は更に
○所得割(47%)
○均等割り(32%)
○平等割(21%)
で成り立っており、18年度は、この所得割保険料を収める人が増えることから、係数が少し小さくなって、ニュースにも掲載のとおり、65歳未満の方の保険料が若干下がる見込みです。


建設水道委員会

24日、建設水道委員会が開催されました。水道、建設共に、アスベスト関連の補正予算と、阪神高速の変更許可について、道路管理者である神戸市の同意に関する議案について審議されました。審議の結果は、25日の神戸新聞にまとめられていますので、参考のため添付します。(引用 神戸新聞2006年3月25日朝刊)一番、問題となるのは、料金が対距離を基本とする点です。これは、対距離制に移行するのは、不公平感をなくしたり、ネットワークを活かした料金設定を行ったりするのに必要ではあるので、料金設定の際には現行料金などに十分配慮を行うこと、などを附して同意することが承認されました。新聞記事でまとめてもらっていますから、補足説明をします。
先日、新聞に高速料金について報道があって、¥500が¥1300になる区間が出てきて驚きましたが、対距離料金の基本とする計算式
料金=距離(km)×¥31+¥290
によるものです。このまま当てはめると、すごい値上げになる区間が出てくるので、それはないだろうと、意見が相次ぎました。

Q:要望の中に「特定区間料金」の設定があるが、かつて設定されたことがあるのか。大阪が¥700で神戸が¥500だが。
A:要望しているが、できていない。大阪が¥700、神戸が¥500で不公平感が広がっている。対距離に移行すると西(神戸地区)で割高感がある。

Q:¥31、¥290、この数字の根拠は?
A:阪神高速の現在の1台あたりの平均距離が15.2km 平均料金が¥760 都市高速道路の1kmあたりのコストが¥31 逆算して¥290を出した。
委員会では、とっさに計算できなかった(アホやわあ、わたし)けど、こういうことでしょうか。。
¥760−¥31×15.2=¥288.8
Q:その数式を当てはめると大体が値上げになってしまいますが?安いところもある?
A:阪神高速全体で考えると、東(大阪圏)は西(神戸)に比べ交通量が3倍だが、料金設定が安い。全体で考えると西の料金は高めになる。
Q:新神戸トンネルを、阪神高速にネットワーク化する話はどうなっている?
A:国、公団、市で検討会を開いて協議を重ねてきた。270億円の持参金が必要ということが新聞でも報道されたが、今も協議を続けている。
Q:阪神高速2号線(長田の出口を2.2km延伸している工事)の工期は?工事はもっと早くできない?
A:H23.3.31まで工期延長。大変難しい工事となっており、どうしても時間がかかっている。

等々の議論の中、同意できないという反対意見や割高感を出さないよう、上限料金の設定を強く望むなどの要望意見が出て、要望を附して同意に承認することになりましたが、実際の料金設定については、少し先の議論となります。


予算特別委員会

明日で、予算特別委員会も終了します。(審議中の内容を報告することはできないのは残念ですが。)
昨日・今日と、ひろこ倶楽部だよりの原稿を書いていました。これから市会ニュースもあります。待っててください。活動報告に中学校の部活動のことを掲載しています。今晩は寒いですね。春はまだかな。

建設水道委員会

2月27日(月)、建設水道委員会が開催されました。建設局の議題は補正予算、指定管理者の指定など。布引ハーブ園は、「清里ハイランドパーク㈱」というところが指定管理者となって事業を運営することなどが、委員会として可決されました。この会社は、元々日本ケーブルという索道関係の専門の会社が清里ハイランドパークで事業を始めた、、という会社のようです。ロープウェイが専門のようですね。
水道では、長期水需要予測が大幅に見直され、90.3万立方m/日から68万立方m/日となったという報告がありました。人口減のほか、各家庭に節水の家電製品などが増えたことや企業の節水努力など使用量が減ってきていることが需要予測減少となったようです。食器洗い乾燥機が普及すると、水需要は減少するんですね。知らなかったー!!(こんなの知らないの私だけですか?水もたくさん使って贅沢なものとばかり思ってました。遅れてるんでしょうか、わたし?)この水需要予測というものを基に、水源の確保や渇水対策など、いろいろな水道事業の計画が立てられるので、非常に重要な数字です。神戸の水は阪神水道から買っているのが3/4ですが、自己水源として千苅水源を持っているのと、県営水道からも水を買っています。最近(去年?)、水不足になりかけた時、渇水にならずに済んだのがこうしてバックアップがあったからだとも聞いています。もっとそのことを広報すべきと思うんですが。。。渇水になったら新聞に載るけど、バックアップで乗り切ったらニュースにならないということでしょうか。。
明日、明後日と2日間、本会議で予算の各会派代表質問があります。

空港の市民見学会

空港の市民見学会についての問い合わせがありました。市民見学会の案内は、ホームページで「神戸空港をご利用の方へ」というボタンをクリックするとターミナル会社のページに行きますので、そちらに掲載されています。日時等は下記の通りです。

〜市民見学会〜
1.日時
 平成18年2月4日(土)、5日(日)、11日(土)の3日間 いずれも午前10時〜午後5時(入場は午後4時30分まで)
2.入場
  事前申し込み不要。ただし、混雑状況により入場制限する場合があります。また、空港の保安管理上、立ち入れない場所があります。
3.その他
  駐車場はありますが、できるだけ新交通ポートライナー(2月2日に延伸部分開業)をご利用ください。ビル内店舗も臨時営業する予定です。

先週ひろこ倶楽部だより16を発行しました。掲載できなくて残念ですが、今回は、先日の議会での質疑などについて掲載していて、「華僑の物語を観光に活かそう」というちょっとした特集を入れています。2007年に神戸で華商大会が開催されることから、神戸に生きる華僑の物語にスポットを当てて観光キャンペーンをしようという提案です。今日、華僑歴史博物館(みなと元町駅から5分のところにあります)に立ち寄ったところ、春節祭のチラシとチャン・イーモウが監督で高倉健主演の中国を舞台にした映画「単騎、千里を走る」のチラシが置かれていたので紹介します。

 

1月号をお先にお届けします

あけましておめでとうございます。印刷物の1月号ですが、一足お先に原稿ファイルでお届けします。
民主党News2006年1月号
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

建設水道委員会

本日、委員会が開かれました。実は、ずっと決算特別委員会が開かれていまして、14日に意見表明・意見決定を終えたところです。今日の委員会は、施設のアスベスト関連の改修工事のための補正予算の審議がメインだったんですが、建設局所管の王子動物園と駐車場の対策工事の補正予算が承認されました。何億円というすごい金額ですが、これは優先すべき予算ですからね。
震災10年のイベントに行って気になっていた、ウィングスタジアムの芝のこと、音響のことを質問しました。芝は、青々として、すごくきれいだったんですが、もう問題なくなったのかどうか。それから、音響は、私の席からトークが聞こえにくく、コンサート会場とするのに大丈夫なのかどうか。の2点です。
まず、芝ですが、昨年2月に冬芝に入れ替えてから、昨年の9月前までは問題なかったのが、その後の試合で激しく傷んでからスタジアムの改修と芝の研究を重ねた結果、今年の夏前まで良好な状態で試合ができたそうです。傷んだ場合には、いつでも張替えができるよう、別に芝の苗を育ててもいます。冬芝(あとで聞くと北海道からもってきたそうです)なので、夏には少し弱く、今年の夏は試合を控えて、秋にかなりの面積を張り替えてもいるようですが、今年行われた全試合で「全面良」の判定ももらっているとか。かなりノウハウやデータも蓄積されているようなので、期待できるかもわかりませんね。
さて、音響の方ですが、場所によっては私と同様、言葉が聞きとりにくい席も実際あったようで、聞けば、局長の席もそうだったようです。全く問題なかった席も多かったようで、音楽関係者には評判は悪くなかったとか。大掛かりな設備(上からつるすとか)は、無理なので、とにかくそのときにスピーカをたくさん設置すれば問題ないそうです。2年前の本会議の議案外質問で、コンサートなどに利用をと提案したものですから、大変気になっておりました。今回は初めての試みですから、反省点を次に活かして海岸線の乗客増を目指してもらいたいですね。

冷ぇ〜寒い〜ですね〜

今、議会が開催中です。先週、本会議での代表質問を終わりました。いっぱい聞きすぎて再質問の時間が無かった。。決算特別委員会では、医療産業関連と、環境局(今日、終わりました。)危機管理局・生活文化観光局(木曜日)の質問を予定しています。活動報告を更新しています。

施政方針です

先日、新着画面で紹介しました、「施政方針」のファイルを入手できましたので、こちらに添付します。
施政方針
文章が並びますが、追っていくと、読者のみなさんが個人的にも関連しそうなこと、関心を持っていることについて、ひとつは出ていると思いますので、目を通してみてください。

矢田市長2期目がスタート

昨日、全体議員総会が開催され、先日行われた神戸市長の選挙で2期目の当選を果たされた矢田市長からのご挨拶と、施政方針についての演説がありました。全部紹介すると4ページになってしまうのですが、かなり具体的に市民に響くことを言われていますので、少しだけご紹介します。
市民所得10%アップ、200社の企業誘致とベンチャー開業率21年度10%、22年に観光客3000万人、国際会議22年200件、年間100隻の客船寄港、19年度総合芸術祭の開催、神戸ゆかり美術館・神戸文学館の整備、各区1箇所の中高生の居場所づくり、ごみの減量22年度20%、小中学校の耐震化100%、住宅耐震化10年で90%、小規模特養の整備、コミュニティバス支援、22年度新中央市民病院開院、等々。厳しい財政状況の中にあって、これらを実現していくことは、大変なことと察せられますが、神戸の持っている良さを秘めたまま、新しい元気な神戸を創っていきたいと私個人思っておりますので、改めて一緒にがんばりたいと思える時間となりました。
ひとつ気になるのが、目標の中に「新たなプロジェクトチームを設置し、総合的な施策の推進により、授業が分かる子どもたちの比率を、小学校では90%以上、中学校では80%以上をめざす。」というのがあったこと。中学校では、めざして80%?ということなのでしょうか。新聞などで「授業がわかる子が減ってきている」というのをよく目にしますが、ここまでひどいのかなあ。神戸市だけの問題ではないと思いますが、実態を聞いて何かひとつでも取り組めればと痛感します。

奥平野浄水場視察

今日から、新しく建設水道委員会の審議が始まり、事業説明のあと、午後から東灘の下水処理場と奥平野浄水場の視察に行きました。東灘の処理場は以前に紹介していますので省略します。奥平野浄水場では、マイクロ波の無線(7.5GHzと12GHz)と有線の回線を使って、各配水池やトンネルなどの水量・水質や運転に必要な制御情報を収集して、1箇所で管理する中央監視制御システムで水道の管理が行われています。神戸は起伏が激しいので、中継点のポンプの数が非常に多いということですが、このポンプやバルブの動作を市内で一箇所で集中管理・制御しているのには驚きました。神戸の水の3/4は阪神水道の水ということを、前にここで紹介したと思いますが、その阪神水道の水は、六甲山の中のトンネルを通って、ここ垂水や西区まで運ばれています。その速さは人の歩く速度くらいだそうで、届くまでには10時間が必要。阪神水道に受水量の変更などを送信するには、10時間前から予測して行うそうです。普段、何気なく飲んでいるお水ですが、巨大な設備とかしこいシステムで運用されているんですね。

 

6月29日文教経済委員会

6月29日に開催された委員会について活動報告を更新しています。

第2回定例市会が始まりました。

みなさん、お久しぶりです。しばらく、入院等のため、お休みをさせてもらっていました。元気にはなったものの、いつから再開しようか、どうやって始めようかと悩んでいたところ、本日から市会が始まりましたので、この機会に更新させていただきます。ついでに、これからもう少し、私的な感想や市政に直接関係無いことなんかも書いていこうかと思っています。
今日の本会議では、議長・副議長が辞任し、新議長・副議長が選任されています。新議長には公明党の佐伯育三議員、新副議長には自民党の福浪睦夫議員が選挙によって選ばれました。民主党会派の田中健造前議長、ご苦労様でした。

ただいま議会開催中

今、市会では、予算特別委員会が開催されています。私は、「企画調整局」「人事委員会」「市民参画推進局」への質問を担当しました。いつも、議会中は、質問作成等に忙しく、ホームページの更新も怠り気味なので、実際の議会の風景も紹介してなかったですね。写真は、予算特別委員会での企画調整局への質問風景です。(ちゃんと働いています。)企画調整局は、医療産業都市構想を担当していて、私は再生医療や医療機器の開発などについて質問しています。本日の市民参画局への質問では、区役所の日曜開庁や、ホームページについて質問しています。今度は、何とかがんばって、質疑の内容をこのページで紹介させていただきますね。

 

保育料の値上げ案について

今、開催されている議会で、審議されている中に、公立保育所の保育料の値上げ案が含まれています。保育料は、国の基準で収入に応じて最高8万円と定められていますが、神戸市では、H15年度3月現在、保育料の最高額は6万円で、国基準との差額は、市の負担となっています。今回、これを3.7%引き上げる案が提出されています。じゃあ、いくら上がるの?とわかりにくいので、保育料の引き上げ案と、今年度の差についての値上げの幅を示す表を作成しましたのでご参照ください。少子高齢化の歯止めの意味でも、保育料の値上げには、正直反対したいところなのですが、市の負担を考慮すると、了承せざるを得ない事情があります。いろいろなものを平均したひとりあたりの保育にかかる費用は、¥92,015です。これを、保育料と、国や市の負担で運営しています。平均の保育料は¥17,979、国の負担¥20,535、市の負担¥53,501となっています。公立保育所には市から約50億円の一般会計の歳出があり、私立には約10億円。待機児童は、特に人口増加の激しい東灘区などでは急増していて、公立保育所を増設することは財政的には不可能となっており、市は、優良な民間の私立保育所を増やしていく方向で対処していこうとしております。東京都などでは、独自に、「認証保育所」という、新しい制度を導入しています。
以下に、認証保育所の説明を示します。
 ”認証保育所とは、大都市の多様化する保育ニーズに対応するために、平成13年度よりスタートした東京都独自の新しいスタイルの保育所です。認可保育所の設置基準を一部緩和する一方で0歳児保育や13時間開所を必須条件とし、利用者と保育所の直接契約など、利用者の利便を優先した制度です。利用の条件は「保育を必要とする人」であり、「正社員として就労している」という条件や審査等はありません。原則としてお子様をお持ちのどなたでも利用できます。”
とあります。現在神戸市では、保育の質等を考慮して、認証保育所の考え方は導入しないようです。優良な民間の保育所を増やす方向でニーズに対応していく方向のようです。今年度の予算案でも、財政難の中、児童館の増設も含まれており、地域で見ると、まだまだニーズに答えられていない面もあるかと思いますが、市もかなり保育や学童保育には力を注いでいるようです。ご意見、また、お困りのことなどありましたらメールください。


予算委員会は、今日が総括質問です。

本日、予算委員会では総括質問が行われます。今回の予算案では、保育料の値上げ案が盛り込まれておりますが、これについての状況を活動報告に掲載しています。

都市計画総局質問

都市計画総局への質問と回答を報告します。
新長田地区再開発について
こうべだれでもトイレタウン計画について
市営住宅の倍率について
グラフ(市営住宅募集倍率)
市内観光バスのターミナルについて
公共交通のない地区のまちづくりについて(塩屋地区)

 

建設局質問#5〜#6

引き続き建設局への質問と答弁です。
河川整備は生物と共に
王子動物園ふれあい広場について
写真1・・・住吉川
写真2・・・住吉川にいたカモ(カワセミがいたのですが、豆粒のような写真しか撮れなかったので)
写真3・・・福田川
  

建設局質問#3〜#4

引き続き建設局への質問と答弁です。
アジュール舞子のオープンはいつ?
国道2号の渋滞解消に現実的な対策を
アジュール舞子の答弁につきましては、12月3日付の神戸新聞に答弁の記事が掲載されましたのでそちらを引用いたします。


建設局質問#1〜#2

決算特別委員会での建設局への質問及び答弁を報告いたします。
市中公園のマツクイムシ対策について
放置自転車対策は置くなより置き場所の確保を

写真1・・・マツノマダラカミキリ(ザイセンチュウの運びや)
写真2・・・マツノザイセンチュウ(体長1mm以下。線虫の一種)
写真3・・・アカゲラ(カミキリの天敵、キツツキです)
  

決算特別委員会

が開催中です。私は、今回は特別委員として、明日の建設局、木曜日の都市計画総局の委員会において民主党会派の代表質問をいたします。本日は、産業振興局の決算委員会が1日開かれました。産業振興局の抱えるプロジェクトは医療産業都市からベンチャー支援、農業、漁業、市場、商店街、等々多岐に渡っておりますので、今日の結果を紹介していると明日の委員会質問に間に合わなくなります。ひとつだけ紹介しますと、神戸ワインの経営再生が新聞等でも取り上げられていますよね?神戸ワインは、100%神戸産のブドウで作られていること、意外と知られておりません。当初輸入ワインが高価であった頃に農業振興もあって企画された神戸ワインは、着実に人気を集めましたが、その後の輸入ワインの増加による価格の下落やいろいろな影響を受け、生産は増やしていったものの販売が伸びないという状況となり、現在110万本の在庫過剰となっています。ワインに精通した経営コンサルや、ソムリエ協会の方々に入っていただいて、検討委員会を立ち上げました。委員会の大きな3つの結論は、1.全量買取制度の見直し 2.在庫の掃き出し 3.販売経営に民間の力を というものでした。特に、1番目は、農業振興もあって全量買取でスタートしており、品目の変更等には3年〜5年が必要となり、生産農家には大変な影響があります。本日の委員会では、痛みを承知で毎年約30万本ずつ生産量を減少させることなど、前向きな施策が説明されました。今後は、国産、それもこんなに近い地元のブドウを使用していること、「安全・安心」を売り物にしていきたいとのことです。神戸ワインに関するみなさんのご意見等おありでしたらメールくださいね。

10月9日代表質問と市の回答

10月9日の本会議における議案外質問(全文)と、市当局の回答(概要)を示します。1.環境とリサイクル2.ITの普及3.学童保育4.区役所の土曜日サービスの拡充5.ウィングスタジアムの有効活用6.医療産業都市構想と臓器移植

議員定数について

みなさまの声欄で、神戸市の議員定数の妥当性についてのご質問がありました。議員定数は、地方自治法第91条第2項で定められています。56名+50万人を越える40万人ごとに8名がMAXとなっていて、人口151.5万人の神戸市では、MAXが72名となっています。前年度の議会では、この定数MAXに対して議員定数削減の議論が行われました。結果、議員定数はそのままで、人口の減少した長田区で定員1名減、増加した西区で1名増とし、4年間で議会の経費約1.5億円を削減することに決定されました。他都市の状況なども踏まえ、民主党としては今後も議論を続けていく方向です。

第3回市会での議案外質問

只今、特別会計と呼ばれる、市の公営企業の会計結果を審議する市会が開催中です。そして、最終日には、各党の会派から代表で、議案外質問が行われますが、民主党を代表して、私が質問をすることになっております。(10月9日)今のところ、数点を考えておりますが、この機会にぜひというご意見等ありましたらメールください。(議案外ですので、地下鉄・バス・港湾・病院・水道以外となります。)

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