中学校給食の工場「万福」視察

 中学校給食は、デリバリー方式が採用され、H26年11月から一部の学校で先行実施されましたが、一部の業者で異物混入問題などが発生し、一時ストップとなっていました。全校実施にあたり、安全・衛生面に関する徹底した再検討や事業者の再公募を行い、H29年2月中旬より、市内の中学校において、中学校給食が全面的に実施されています。
 中学校給食の仕組み
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事業者は、
 東灘区・西区・・・(株)コープフーズ
 北区北部・・・サンケータリング(株)
 垂水区・・・(株)グルメサービス
 上記以外の区と地域・・・(株)万福

となっています。

(株)万福さんは、元々、大阪で工場給食や中学校給食の事業を展開されていますが、今回の中学校給食の事業を行うにあたって、東灘区に工場を新設されました。工場は、最新の安全衛生の厳格な規定での製造工程が取り入れられていることもあり、文教こども委員会で、視察に行ってきました。
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大阪ではH20年から中学校給食を提供してきた実績もあり、安全衛生面には、細心の注意が払われていることがよくわかりました。
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 特徴的な数点をご紹介します。まずは、HACCP(ハサップ)高度化に準じた製造工程で作られているという点です。ハサップの説明を厚生労働省のページから抜粋したものを下記に示します。例えば、ハンバーグを焼く時に、食中毒や感染症のリスクを分析して、中心の温度が何度でどれだけの時間であれば安全か、というように工程を管理し、そのログを残していくような方法です。
 (これは、教育委員会からの補足説明ですが、(株)万福でのHACCPの認定は、一般社団法人日本弁当サービス協会で認定されているということです。)

 次に、異物混入を防ぐために、配送のトラックがバックで搬入口に入り、外部と遮断された状態で物品の出し入れができる「ドックシェルター」方式や、中の気圧を外気圧より少し高めに設定される「陽圧システム」、金属探知機、人間に対してのエアシャワーなどなど、様々な取り組みが行われていました。
 それから、聞きなれない名前ですが、「ハセップメイカー」と呼ばれる、次亜塩素酸ソーダの消毒水のシステムの水が野菜の洗浄などに用いられていました。(「ハセップ」は、先ほど、登場したHACCPをハサップと記載していますが、メーカーの名前が「ハセップ」となっているだけで、スペルは同じです。)
 殺菌のためには、一般的に次亜塩素酸ソーダが使われますが、ハセップメイカーの水は、これに、炭酸ガスを添加してPH(ペーハー)を5.5~6.5の弱酸性にしたものです。次亜塩素酸ソーダの水溶液そのものは、アルカリ性で、次亜塩素酸イオンが多いですが、弱酸性に保つことで、イオンが少なくなり次亜塩素酸そのものの比率が増えます。次亜塩素酸イオンに比べて、次亜塩素酸の殺菌力は数十倍となり、弱酸性に保たれることで殺菌力が増します。これより酸性が強くなると塩素ガスを発生して危険ですが、炭酸ガスは、PHを弱酸性に保つのに好都合らしいです。

さて、次に、実際の従業員の皆さんが毎日されている、手洗いから調理服を着る所まで行い、中の設備を見せていただきました。写真を取ってもいいですよ、と言われましたが、こんなに厳格な工場で何かミスしたら大変だ、という思いで写真は撮れませんでした。事務局で撮ってもらったものを送ってもらった1枚を添付します。

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手洗いのルーチンを掲載します。場所を離れるたびにこのルーチンをしないといけないんです。
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それから、特徴として、1階は、全部工場ですが、2階には企業内保育所が設置されていました。保育所が併設されているのは、非常に助かると思います。

そういえば、思い出しました。食品メーカーにパート勤務している後輩が、「もう、一日中、お掃除していますよ!!お菓子作っているのかお掃除に行ってるのかわからないくらいですよお~!!」と言ってたなあと。。。後輩の行っている会社は、早くからそうした衛生管理の体制になっていたんでしょうね。
HACCPも、日本で支援法ができたのは、臨時措置法としてH10年。その後、H15年、H20年と5年ごとに延期され、大企業には浸透してきたけれども中小企業になかなか進まないということで、H25年に高度化支援整備を支援対象として期限10年に延期されています。

色々と考えさせられた視察でした。中学校給食は、すごい衛生基準で作られていることだけはよくわかりました。

HACCP(ハサップ)について~厚生労働省のページより抜粋~
Hazard Analysis and Critical Control Point
「HACCP とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の 危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis ) し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという 重要管理点( Critical Control Point ) を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生 管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。」

神戸医療イノベーションセンター

ポートライナーの「京コンピュータ前」駅のすぐ北側に、「神戸医療イノベーションセンター」が3月30日オープンしました。
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どうぶつ王国に行かれる際や、空港利用時に駅を通過する際に、この建物を目にすることかあると思います。デザイン都市に相応しい外観になっています。

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神戸医療イノベーションセンターは、久元市長から紹介がありましたが、医療産業都市において、最先端の研究機関、病院クラスター、医療関連の企業330社以上と、集積が進んでいる中で、ウェットラボ(装置や薬品を使って実験等ができる実験・研究室)に対するニーズの高まりに対して設立されたものです。部屋は、借主の企業が、自身の仕様でクリーンルームなどを整備できるよう、ウェットラボ用のスケルトン仕様になっています。今後、レンタルラボ(貸し実験室・研究室)として、神戸市の外郭団体OMこうべによって管理・運営が行われます。

施設の配置図を見る

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式典では、久元市長のほか、OMこうべの山本社長、経済産業省近畿経済局、池田神戸市会議長のご挨拶があり、テープカットには、京コンピュータの計算科学研究機構の平尾先生もご参加されました。2Fには、ポスト「京」の開発研究を行う拠点も設けられています。

開所式典が行われたあと、中の施設の見学会がありました。
天井は、クリーンルーム用の機器等の設置が容易にできる仕様になっています。
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床は廊下より30cm低いままにしてあり、配管・配線を設置後に床を張ることになります。
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早速、日立製作所が、このセンターに入居し、研究開発を行うというニュースが流れました。
詳しくは、日立製作所のプレスリリースを参照ください。

プレスリリースを見る


「神戸みなと時空」展

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KIITO(フラワーロードを南下して、2号線を渡ったところの建物)デザイン・クリエイティブセンター神戸において、1月25日から「神戸みなと時空」展が始まりました。12月28日まで開催されます。

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パンフレットに書かれている久元市長のご挨拶を拝借すると、
「この企画展では、神戸ゆかりの文化や文学、産業などに着目し、神戸港が市民のくらしにどのような影響をもたらしたのか、また、わが国歴史の中でどのような役割を果たしたのかを振り返ることができる貴重な資料を展示しています。」
とあります。
 
 具体的には、下記の3つの展示スペースで構成されています。
1 TOY&DOLL COLLECTION (日本玩具博物館とのコラボレーション)
2 陳舜臣と神戸ミステリー館 (神戸ものがたり)
3 鈴木商店記念館(日本一の総合商社へ)

まず、最初に
1 TOY&DOLL COLLECTION (日本玩具博物館とのコラボレーション)
 日本玩具博物館のコレクションから、日本の郷土玩具、神戸人形、世界の船の玩具のほか、企画展として、ちりめん細工のコレクションが展示されていました。

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神戸人形も多数展示されており、新作の展示は、動かすこともできました。

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ちりめん細工のコレクションには、昔の型紙なども展示されていて、手芸好きの私としてはとても興味深かったです。

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続いて、2 陳舜臣と神戸ミステリー館 (神戸ものがたり)
 かつて陳舜臣先生の「枯草の根」や「青玉獅子香炉」などのミステリーを読んで、日常の生活の中に外国の文化が隣り合っているのを感じ、大変興味を引かれながら読んだものでした。今回、展示を拝見して、また、もう一度読んでみたいと思いました。著作の数々や、ご経歴、また、ペルシャ語の翻訳本なども拝見し、陳舜臣先生の幅の広さ、また、歴史書を書かれる奥の深さが再認識できると思います。

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3番目の展示は、玉岡かおる先生の小説「お家さん」の主人公、鈴木よねさんで再認識されることになった鈴木商店に関連する展示です。 3 鈴木商店記念館(日本一の総合商社へ)
 以前、予算市会で「お家さん」にまつわる物語を観光に活かしては?と質問したことがあります。神戸の中には、建物など鈴木商店に関連するものがほとんど残っていないので、難しい面があるということでした。鈴木商店そのものはなくなってしまっていますが、唯一鈴木の名前を冠した鈴木薄荷(株)の他、多数の優良企業に流れが汲まれ、礎となっています。

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最後に、KIITOカフェで休憩しました。おしゃれです。
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震災から22年

阪神淡路大震災から22年が経過しました。東遊園地には、たくさんの人々が訪れています。私も、献灯に行ってきました。
献灯の竹筒を見ると、神河町や、新温泉町の老人クラブなど、兵庫県のいろいろな地域の名前を見ます。離れた地域の皆さんが、この日のために準備してくれたんだなあと、何か、ほっとするものがありました。
当時、六甲道に住んでいました。私のマンションは無事(部屋はぐちゃぐちゃ。。)でしたが震度は7の地区。周囲の建物は、倒壊し、たくさんの方が亡くなられています。(徐々に知っていった感じです)電気も1週間止まったので、情報を取ることもできませんでした。それまでほとんど会話をしたことのなかったお隣のおじちゃんと一緒に公園でおにぎり1個をもらうために並んだ記憶がいつも真っ先に蘇ります。血だらけのジーパンをはいて足をけがしている女の人もやってきました。家から何も取りだせないということ。急いでジーパンなどを取りに戻りました。
おにぎり1個ずつを持っておじちゃんの家に帰りました。お隣のおうちには、主であるおじちゃんおばちゃんに、近くの実家から「お姉ちゃん、家、つぶれたわ。」とパジャマでやってきた弟さん、上の階のおばちゃん、反対側のお隣のおばちゃん(ご主人はいるのに来ていたなあ。。笑)、私と、6人で2、3日過ごしました。お隣が石油ストーブだったということもあったと思います。みんなでストーブの周りに座り、家にある食糧(私は出張明けのおみやげなどを持参しました)を持ち寄り、弟さんが避難所で聞いてきた情報と、ラジオの情報を頼って、余震の続く夜を過ごしました。自宅が半壊しているのに、割れためがねで当日の朝に見に来てくれた後輩もいました。
決死の運転で友達夫婦が真夜中に迎えにきてくれたので、その後、しばらく大阪の友達の家で過ごしました。神戸からそんなに離れていないのに、全く何事もなかったように、お店に品物が並び、普通の生活があることに驚きました。
寒い中、ご家族と自宅を同時に失われた方々、ご自身のお店や工場を失われた方々、これまで本当に大変な22年間だったことと思います。一昨日、17日の新聞に、「夢でも会いたい。」という記事が掲載されていましたが、読んで胸が熱くなりました。
改めてご冥福をお祈りいたします。

人は一人では生きていけません。助け合って生きる土壌を醸成したいという気持ちと、一人ひとりが周りに少しでも関心を持ってもらえるような社会にしていきたいという気持ちを再確認した22年目の17日でした。

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神戸港フォークリフト荷役技能向上大会

10月18日(火)、神戸港フォークリフト荷役技能向上大会を見学してきました。港運協会の会長のお話では、3000台くらいのフォークリフトが神戸港で活躍しているそうです。機動性が良く、神戸港にとっては、今やフォーぅリフトは手足とも呼べる車両だそうですが、全国的に、事故も増えており、如何に安全に物を運べるかが大変重要な課題で、技能訓練と安全運転の観点から技能向上大会が開かれているとのこと。来賓には、国土交通省の運輸管理部長、神戸東労働基準監督署の署長、神戸港湾労働組合の議長の方々も来られ、たくさんの人と審査員の皆さんに見守られての協議、出場するオペレータの方々が、緊張されているのが表情でわかりました。
皆様、どうぞ、ご安全に!!


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クランクのコースを移動して、荷物を置き換えるコースです。複数の審査員の先生がすぐ横で点数をつけられています。緊張しますよねえ!!(;汗)


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もうひとつのコースはスラローム。リフトの荷台に、木の丸柱(1m弱かな?)を置いたままで、狭いスラロームのコースを移動します。丸柱は、何も固定していませんので、少しの衝撃でもゆらっときます。


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女性のオペレータも参加されていました。報道陣も来られていて、NHK神戸のニュースでも放映されていました。

認知症フォーラム

神戸市で来月(9月)4,5日「G7保健大臣会合」が開催されるのを記念して、開催50日前フォーラム「認知症と共生する社会に向けて」が開催されました。(2016年7月23日)
案内チラシ

お二人の先生による基調講演と、認知症を支援する様々な機関の方々によるパネルディスカッションの2部構成です。
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○前先端医療振興財団理事長の井村先生は、現在は、関西健康医療創生会議議長のお立場でのご挨拶 

 ベビーブームの世代が2025年には75歳以上になる。単に人数が増えるだけではなく、寿命も伸びることになる。2025年には、600万人?800万人が認知症になるとも言われている。神戸大学名誉教授の前田潔先生は、神戸市の「認知症対策監」に就任していただいて、少しでも減らせないか対策にあたっていただいている。

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○久元市長

 G7保健大臣会合にあたって、医療産業都市に取り組む神戸市として災害医療など、記念のシンポジウムを行ってきている。100歳以上の方は、神戸市で941名いらっしゃる。65歳以上の健康状態はそれぞれでもある。認知症の方は44000人となっており、正面から取り組んでいきたいと思っている。認知症でも、先端的な研究が行われており、恩恵が市民にいきわたるよう努めていきたい。

○講演 
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座長 神戸市認知症対策監 神戸大学名誉教授 前田潔先生

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講演 東京大学名誉教授 松下正明先生

・認知症は、5才刻みで倍増する。
・85歳以上の1/4が認知症となり、そのうちアルツハイマー・アルツハイマー混合型の割合は9割に及ぶ。
・アルツハイマー病という病気は存在しない。認知症は心の状態であり、ともに生きることが大切。
・アルツハイマーに至る原因は不明であるが、アミロイドβが作用して、神経細胞が変性することはわかってきた。
・「物を盗られた」「怒りっぽい」などの症状が現れる。
・CT、MRI、SPECTなどの画像診断によってわかるが、臨床での診断が重要である。
・現在、4種類の治療方法がある。
・正常者?認知症の境界は、明らかではない。
・アルツハイマー病の薬物療法は、脳の老化現象を遅らせることによる。
・「認知症」と言われると、心に失望感が生じる。「喪失反応」心の叫び

・ある患者さんの奥様の例
 ひとりで、ぶつぶつと独り言を言ったり叫んだりすると相談され、何を言おうとしているのか、一度、ちゃんと聞いてみてあげてとアドバイスしたら、「お前はどうしてクリスチャンになったのか。どうして神を信じるようになったのか」と言っていたことがわかり、ずいぶん前にクリスチャンになったことなのに驚いた。どうしてそうなったのか説明をしたら、静かになった。
 <川原田追記 私は、このお話はとても需要だと感じました。。。>

・社会参加が重要になる。軽い症状の時に、ボランティア活動に参加したりしている人は進み具合が少ない。
・地域の力、ソーシャルキャピタルが必要。
・行政は、地域が力をつけるよう努力すべき。
・沖縄の大家族制、家族や友人に囲まれて生きることが良い。
・認知症は、特別なものでなく、単に老化現象である。誰でもなることである。
・自分自身も認知症になるということを理解した上で、認知症と共に生きていくこと。

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○大阪大学大学院医学研究科準教授 田中稔久先生

・認知症の画像診断
 アミロイドβ・・・老人班 リン酸化タウ・・・神経原繊維の変化
・治療薬は4種
 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤
    ドネペジル
    ガランタミン
    ソバチグスミン
 NMDA受容体拮抗薬
    メマンチン
・9か月から12か月くらいは遅らせることができる。
・A(アミロイド)βには、Aβ42(1割)とAβ40(9割)があり、Aβ42の毒性が強いことが知られている。
・Aβの抗体を作る能動免疫法による医薬品開発も行われたが、臨床研究時に脳脊髄膜炎を発症して中止になった。
・よって、現在は、受動免疫法によるものが研究されている。

<川原田追記
 Aβ40は、アミノ酸が40個つながったもの、Aβ42は、アミノ酸が42個つながったものです。
 γセクレターゼという酵素が分解する位置によって、Aβ40かAβ42になります。
 医薬品の一般名(商品名/医薬品メーカー)
  ドネペジル(アリセプト/エーザイ)
  ガランタミン(レミニール/ジョンソン&ジョンソン)
  リバスチグミン(イクセロンパッチ/ノバルティスファーマ、リバスタッチ/小野薬品工業)
  メマンチン(メマリー/第一三共)

・γセクレターゼで切断されるAβ42は、毒性(凝集性)が高い。
・γセクレターゼで切断される際に生じるNotchタンパク質は、生存に必須のタンパク質であり、生成を阻害してはいけない。
・γセクレターゼ阻害剤/γセクレターゼモジュレータの医薬品が研究開発されているが、現時点ではまだ成功していない。
・脳脊髄液での診断は可能になってきている。
・血液による診断が開発されており、今後は血液採決による診断ができるようになってくる。


第2部 パネルディスカッション
○日本イーライリリー(株) 藤本副社長
   H27年の売上高は100億ドル。そのうち24%を研究開発に投資。
   神戸市おには40年以上在籍する。
   国内で3300人以上
   タウイメージングの研究開発中
   アルツハイマー薬の臨床研究中

○くじめ内科 久次米先生
   認知症サポート医、認知症早期発見システムに取り組む
   長田区は高齢化率32%、長田区でできなければ他のどこでもできない。
   西市民病院とかかりつけ医の連携 (予約の短縮など)
   脳のすこやか健康手帳、認知症カフェなどに取り組む

○NPO法人認知症予防ネット神戸 伊藤米美理事長
   早期発見と予防の重要性について
   2006年より予防活動開始
   2010年 NPO法人設立
   住吉、御影地域で地域の認知症予防、ささえあいのまちづくり運動を展開

○有馬あんしんすこやかセンター 石原直美氏
   あんしんすこやかセンターを中心に地域の方々の認知症への理解を深める研修会を開催。
   <課題>
   受診につなげられない。かかりつけ医へ相談がしにくい。公表することにためらいがある。
   地域では参加される方が固定化する。
   就労している年代の参加は難しく、認知症への理解を深めてもらう機会が少ない。

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○パネルディスカッション 座長:前田先生
座長:アルツハイマーの根本の治療薬の状況は?
藤本:タウたんぱく、アミロイドβの築盛気を抑えるものと親交を抑えるもの。現在臨床試験の際中。今後、薬が出てくると選択肢が増えると考えられる。
座長:伊藤さん、活動の経費はどうされていますか?
伊藤:ボランティアですが、区の助成と、足りない分は自治会でも予算立てをしてもらっています。
座長:久次米先生、在宅を知らしめるには?
久次米:直接伝えていくしかないと思う。医師会も、在宅医の研修を始めている。(4つの区で)あと1年くらいで研修が区切りを終える予定です。
座長:地域の正しい理解を進めるためには、石原さん、どうすればよいと?
石原:正しい理解を進めるためにセンターで3年取り組んできたが、なかなか難しい。

 

神戸ポートオアシス起工式

神戸港に新たな施設が誕生する予定です。今日は、その施設の起工式でした。
施設は、神戸港で働く皆さんの福利厚生と、市民にも利用していただくことを兼ねたもので、一般公募で名前が「神戸ポートオアシス」に決定しました。
場所の説明図を作りました
配布された資料にある館内の見取り図です。
会議室のほか、400名収容できるホールも計画されています。
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起工式には、命名された2名の市民の方も出席され、久元市長から表彰状、司会者からはインタビューも受けられていました。
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今日は、皆さん、本当に素晴らしいご挨拶でした。久元市長は、ご自身の川池小学校の川池子どもの歌を引き合いに出され、(さすがに歌うことはありませんでしたが。。(笑))

「明るく晴れた 会下山に
 こだまとひびく 歌の声

 神戸の港 見下ろして
世界に伸びる 明日の夢」
会下山から眺めた神戸の港のお話をされました。

開港150周年の記念事業で、新神戸駅にモニターを設置して、客船が入る様をリアルタイムで写すことも紹介されていました。私は、市役所の25Fに上がるたびに、今日は客船、来てないかな、と窓の外を眺めます。新神戸駅を訪れたお客さんが、わくわくしてモニターを見られる様子が目に浮かびます。
最後に、くれぐれも安全第一でお願いしたいとお話を締めくくられました。
議長も、施工の副社長さんも安全第一の工事について触れられました。

ものづくりの会社にいた身としては、挨拶をされる皆さんが安全第一にと言及されることは、非常に価値あることだと嬉しく思いました。安全に配慮されて、素敵な施設がオープンするのを待ちたいと思います。


市長のご挨拶?

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池田市会議長のご挨拶
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兵庫県港運協会会長のご挨拶
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利用者の代表として神戸港湾労働組合協議会議長のご挨拶
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設計を担当される(株)安井建築設計事務所社長のご挨拶

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施工を担当される代表として東洋建設(株)副社長のご挨拶
(施工は、東洋建設・寄神建設工事共同事業体です)
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大容量送水管開通!!

3月28日、震災後に始められた、芦屋市堺から奥平野浄水場まで12.8kmに及ぶ大容量送水管の工事が終了し、記念式典が開催されました。
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水道局のマスコットキャラクター「一滴ちゃん」「みすとちゃん」と記念撮影(入学式のPTA風!?)
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久元市長や守屋議長など、地元の小学生も一緒にテープカット

大容量送水管の事業については、このドキュメントをご参照ください。
資料おもて

資料うら

資料の中の図を見ていただくとわかりやすいですが、芦屋市境から奥平野浄水場まで、大深度の送水トンネルを掘り進め、上水道の送水路としては、六甲山の下を通る2本のトンネルに加えて3本目の水路となります。バックアップの機能はもちろん、災害時には、大容量の送水管に貯留された水を各地の応急給水拠点で利用できるように拠点整備も進めています。
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式典では、最後に防災訓練も行われ、地域の方々による応急給水訓練も行われました。

垂水区総合防災訓練

3月13日(日)多聞台小学校のグラウンドで、垂水区の総合防災訓練が開催され、見学してきました。
案内は、10時からでしたが、始まる前の8時30分から、地域の方々による「要援護者安否確認・避難誘導訓練」という訓練が先に行われていました。
「無事」を示す黄色のタオルを玄関にかけることで、安否確認を行います。ちょうど、表を作って集計されているところでしたが、タオルのかけられていないお宅もわりとたくさんあり、訓練のことがよく伝わっていなかったのか、忘れていたのか、どちらでしょうね。
訓練のチラシ1

訓練のチラシ2

色々な訓練の中で、避難救護所と応急蛇口の設置訓練の様子をレポートします。
まずは、救護所の様子から。

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救護所には、3人のけが人が運ばれます。(最初からいらっしゃったのですが。。。(笑))
まず、ひとりの重症そうな方を医師がチェックして、全身打撲で重症と判断します。
救護所での手当てには限界があり、救急車の要請をします。
右端では、前日に抜いたなかりの親不知が腫れて激痛のために、歯科医が対応というストーリーで手当ても行われています。

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次の人は、軽いけが(でも、骨は折れてます。)医師がその場で添え木などの手当てをします。

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救急車が到着し、救急隊と医師が情報交換を行い、掖済会病院へ行くように指示が入ります。
j全身打撲の人は救急車に乗せられます。

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救急車が掖済会病院に受け入れ可能かチェックし、OKだったので、向かいます。

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その後、救護所の薬の不足を薬剤師がチェックし、本部に要請します。本部から薬品卸の会社に連絡し、要請のあった薬品が運び込まれます。

救護所の訓練はここまでです。臨場感あるでしょ?

続いて応急給水の訓練です。

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多聞台小学校に設置された「いつでもじゃぐち」の風景です。

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いつでもじゃぐちをセットするためのキットです。

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マニュアルを見ながら訓練者の方がキットを組み立てています。

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水圧が足りないので、付属のレバーで少し給水栓を緩めます。

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舞子高校の生徒さんたちも訓練に参加してもらっています。無事に開通し、水をくみました。

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予算市会開催中

第1回定例市会で、代表質問しました。

インターネット中継です
http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai/cgi-bin4/ResultFrame.exe?Code=er4aoiottgw2naeckt

1.2020ビジョンと行財政改革2020について
2.客船・クルーズの活性化について
3.空き家対策について
4.医療産業都市における抗がん剤の分野の推進について
5.生活困窮者自立支援について
6.水素スマートシティ神戸構想について


(代表)質問原稿ファイルを見る

予算特別委員会では、企画調整局に質問しました。

1.医療産業都市における産業としての連携について
・がん免疫治療薬について
・次世代抗体医薬品について(バイオシミラー)
・介護リハビリロボットについて
・神戸アイセンターについて
2.歴史的資料等の収集・保存について
3.KOBEぽっぷカルチャー・フェスティバルについて

(企画調整局)質問原稿ファイルを見る

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