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神戸市の難病連さんとの会合

先日、市の難病連さんとの会合が行われ、出席いたしました。市の難病連は、一般的な病気のリウマチ患者のグループから、あまり知られていない、もやもや病の患者グループに至るまで16の団体で構成されています。全く違う病気を抱えていらっしゃることから、問題になっているポイントや要求事項は異なりますが、共通の課題や重なる要求事項も存在します。会合の中で心臓病の子供さんのお話を聞いて、かつて、組合のボランティアで参加した、心臓移植の渡米の寄付運動を思いました。寄付運動を行ったのは、もえちゃん、ひかりちゃん、貴保子ちゃんの3人でしたが、もえちゃん、ひかりちゃんが、アメリカで無事ドナーにめぐり合い、元気で帰国した明るいニュースの一方で、貴保子ちゃんは帰らぬ子となってしまったことが強く私の中に残っています。もし、私が議員になって何かできるのであれば、移植をしないと助からない、心臓病の子供たちの何か手助けができないかと考えるようになり、インターネットで調べたり、いろいろな方々に、意見を伺っています。臓器移植の問題は難しく、特に意思表示の部分で、15歳以下の子供たちの臓器移植には、確かに日本では倫理面で意識しない抵抗があるのが現状です。でも、寄付活動をすると、意外なほどたくさんの方々から助けてやってほしいという反応があるのも事実です。私を含めたくさんの方々が、かわいい写真を見て助けてあげたい、何とかしてあげたいと素直に思われたのだと思います。とてもヘビーな課題ではありますが、私は、この問題に取り組みたいと、強く思うようになりました。みなさんは、どのように思われ、考えていらっしゃいますか?これは、みなさまの声には掲載しませんので、ご意見を聞かせてください。お願いします。

自由党との合流

先週末は、民主党と自由党との合流で、世間があっと驚きました。ばったり駅で出会った神戸新聞の方にも事情を聞かれたのですが、私たち党員で地方議員の立場では、みなさんと同じように寝耳に水のできごとでしたから、新聞報道以上の情報は何もないのが実情です。でも、民主党がこれまで強く訴えてきた、2大政党構想に一歩近づいたといえると思います。そのためにも、この件は、菅さんが水面下で進められたのでしょう。ウサギ小屋に野犬が入ったなどと揶揄もされていましたが、朝のTV番組では、小沢さんが、「みなさんが心配されるほど民主党と自由党の政策方針はそう違っていないんだ」と強調されておりました。また、民主党自体についても、民主党は発足後5年となり、かなりまとまってきていると、3区の衆議院議員、土肥隆一さんも言われていました。いろいろとご批判もあるかと思いますが、まずは2大政党体制を目指した第1歩になると思います。私自身はといえば、中央の動きは当然気にしながらも、これから具体的にどうすれば自身の思うことを実現できるか、地域のレベルで考えて取り組んでいきたいと思います。

消防救助技術大会

24日、タイトルの大会(指導会という名前ですが、こちらのほうがわかりやすい)に出席してきました。消防救助のためのスピードや正確さを競うことで、訓練を行うといったものでしょうか。今年は4消防士の黙祷を行い、いつもよりも深い思いが込められた大会だったのだと思います。驚くような速さではしごやロープ伝いに垂直に登ったり、ロープを頼りに渡ったりの、すごい競技ばかりでした。人の救助を想定した、組み合わせの救助の競技を、少しカメラが遠いですが写真で紹介しておきます。目を見張る速さで、けが人を想定した人を助け出します。消防士のみなさんの身体能力の高さと、毎日、こんなきつい訓練を受けられている我慢強さに敬服しました。殉職された方々も、身体能力が高かったことが弔辞で話されていたことがどうしても浮かびます。西区の火災事故では、報告書によると、0:21に覚知され、0:51に崩落とありました。(すみません、手元にないので、1分違うかもしれません。)現場に到着したのは0:32、20分後に突然、2階部分が一瞬で崩落したということです。目撃者の話では、突然、2階がなくなってしまったような感じだったということ。要救助の連絡があって中に入った直後に崩落が起こりました。報道でも報じられているとおり、南側部分に柱が少ない構造に加え、構造上重要な部材が完全に燃えてしまい、2階の重さに耐えられなくなり、一気に崩落が起きてしまったということでした。悲しい教訓ではありますが、本当の事故のメカニズムを検証していくことは、今後のために、非常に重要であり、報告書でも、伝えられています。また、殉職された方の他に、程度Ⅲの重度の火傷を負われた方もいらっしゃることを改めて伝えておきます。(Ⅲ度は、一番重いレベルです。)

 

夏祭り

19日、県会の黒田さんと共に、「多聞南祭り」「上高丸盆踊り」に参加しました。「多聞南祭り」では、地域の方々が工夫を凝らした「遊び」で各所、にぎわっていました。添付の写真は、地域の井上さんご夫妻が割り箸で作ったゴム鉄砲と、子供たちが楽しんでいる光景です。なかなか精巧に作られていますよ。また、上高丸では、盆踊りの大きな輪ができていて、多聞とは違った雰囲気のお祭りでした。太鼓をたたいていたお姉さん、上手だったしかっこよかったですねえ。。。どちらも幅広い世代の人々が交流でき、いい行事だったと思います。

  

消防葬出席

一週間あまり書き込みをしていないと、いろいろなことがあって、書ききれなくなるのを感じます。議員の仕事って、本議会以外の様々な会合への出席が多く、毎日毎日、新しい出会いがあります。出会いと言えるかどうかはわかりませんが、17日の消防葬への参列では、田中さん、岡本さん、矢野さん、石丸さんの凛々しい消防の正装姿の遺影が大きく高々と掲げられ、式の間中、同僚の方の弔辞等を写真を見つめながら拝聴していましたから、これが出会いであるかの錯覚を覚えました。みんな、消防という仕事に強い憧れと誇り、責任感を持って、日々職務に就かれていたということ。弔辞の中に、「命を粗末にする人が増えつつあるこの世の中で大切な命を犠牲にしても人を助けたいと思ってくれた」というお言葉がありました。つくづく「人のために命を懸ける仕事」「人を助ける仕事」というものについて考えさせられました。これまでにも、たくさん、救急隊として出動し、たくさんの人の命を救ってこられたはずです。4人それぞれの個性についてもお話をきくことができました。辛い時間ではありましたが、殺伐とした事件が多い最近の世の中で、私たちは田中さん、岡本さん、矢野さん、石丸さんから勇気や希望をもらった気がします。彼らの偉業を称え、素直に「ありがとう」と言いたいです。

新人研修での視察

先週、新人議員の市内視察研修が行われ、空港島や先端医療産業特区を始めとして、特別養護老人ホーム、東クリーンセンター、ウィングスタジアム、中央市場、新長田地区をまわりました。空港島は約7割近くの埋め立てが終わり、橋脚工事が完了していました。先端医療センターでは、外来の患者さんの姿が見え、入院患者さんもすでにいらっしゃるようです。また、東クリーンセンターでは、神戸市内から集められたごみが巨大なUFOキャッチャーのようなクレーンで焼却炉に運ばれ、処理が行われていました。焼却時に発生した熱を利用してボイラを稼動、ボイラの発生蒸気で蒸気タービンをまわすことにより発電を行い、センターと周辺の設備の電力をまかなうといった、循環型の施設となっています。ダイオキシンの発生量は基準値をはるかに下回る値と言うことですが、CO2はどうなのか、などの疑問も残り、今後、他の施設も視察をして神戸市全体の取り組みを勉強していきたいと思っています。写真がいまいちですが、空港島とクリーンセンターのUFOキャッチャーの画像を添付いたします。
 

ホームページリニューアル

ホームページをリニューアルしました。これから、いろいろな活動報告を、このページを使っていきたいと思います。また、事務所も移転いたしました。土日は不定期オープンとなりますが、月〜金は先輩の皆さん方のご協力により、10:00〜16:00オープンとなっております。

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