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HAT神戸

10日、HAT神戸にあるふたつの施設「人と防災未来センター」「県立美術館」を見学しました。HAT神戸は県が中心となって開発を行ったエリアです。「人と防災未来センター」は、震災の経験や教訓をこれからの防災に生かし、命の尊さ・人と人とが助け合うことを伝えていく目的で設立され、これまで修学旅行生など、全国からたくさんの見学者が訪れているようです。震災のイメージを音と映像で再現した短いフィルム上映がありますが、当時激震地に住んでいた私にはちょっときつかったですね。当時のことが思い出されますから。他に、展示コーナーや防災に関するコーナー、ボランティアの方が語り部となって当時の様子を語り継ぐコーナーなどがあります。
県立美術館では、今後いろいろとユニークな企画の特別展示が予定されています。「パリ・コレに花開いた遊牧の民の美」や「ルイ・ヴィトン」展など。来年には「ドレスデン国立美術館展」も予定されていて、かなりの絵画がやってくるそうです。ドレスデンは、一昨年の夏、大洪水の被害を受けた町です。私は、丁度ドイツに旅行しておりドレスデンに移動しようとしたその日に洪水となり、断念しました。言葉はわからないものの洪水のニュースをずっと見ていて、町は大ダメージを受けていて、生活もままならない状況なのに、美術品をいち早く無事な場所に運び出している人々を見て驚きました。多分あのとき運んでいた絵画も海を渡ってくるのでしょう。県の方から、ドレスデンも洪水の被害に会い、その復旧資金を集めるため、こうして海外で展示会を開いているということをお聞きしました。また、震災復興10周年を記念した国際絵画コンペティションが実施されるようです。(大賞は1000万円らしいですよ。)

 

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