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あけましておめでとうございます

2008年、新しい年が明けました。皆さん、あけましておめでとうございます。昨年は2度目となる選挙の年でもあり、私の方は相変わらずバタバタと過ぎていきましたが、皆さんには、どんな1年でしたか?暮れに急に寒くなって、新しい年の窓の外は、冷え込んでいます。景気の回復も実感できないままに、原油高やらサブプライムやらで、頭打ちとなりそうな気配です。先行き不透明になりつつある今、行政に求められるのは、希望と安心でしょうか。先日、ふとチャンネルを回したNHKのワーキングプアの特集番組を見て、正直、ショックを受けました。考えさせられる番組でした。ハローワークのヤングコーナーを充実したりするだけでは解決できない奥深い問題だと思います。若い人たち(私もまだ若いとは思っているのですが、、ハハ)に理想を持って、希望を抱いて生きていってもらえるような社会にしていきたいですね。私に何ができるのか、は、ともかく、行動に反映できるよう、いつも考えていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

市会ニュース等

今年も残りわずかになりました。先日の市政報告会&敬老パス座談会の結果をまとめた市会ニュースと、ひろこだよりを原稿状態ですが掲載します。

市会ニュース
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ひろこだよりNo.3 P.1,P.2とP.3,P.4 
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伊丹の廃食油再生事業

13日、伊丹市に民主党の県会・市会で立ち上げた環境部会で視察にいってきました。天ぷら油からディーゼル車用の燃料油が再生されるお話を詳しく聞いてから、ディーゼルエンジンについて考えさせられることが多いなあ、と思っていたら、雑誌WEDGEでも「次世代のカギ ディーゼル戦略で出遅れる日本車勢」という記事を目にしました。クリーンディーゼルの要となる「コモンレール」という技術をめぐっての記事です。自動車のエンジンなんて、あまり興味なかった分野ですが、興味深く読みましたね。視察の詳細は、今、せっせと作っているニュースでこちらも詳述します。

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北九州エコタウン

11日は、北九州のエコタウンに行ってきました。北九州では、鉄鋼の町、ものづくりの町とし栄え、反面、公害に苦労し、発達してきた環境技術を活かして、平成9年からエコタウンの構想の下、事業が進められてきています。当時、エコタウン事業としては、国の第1号の承認でした。10年経った今、その事業は26に増えています。2000haの埋立地に、種々のリサイクル関連の工場などが集積しています。中心に、「エコタウンセンター」があり、リサイクル関連の展示と、事業や周辺工場の説明が行われていますが、ここのお姉さんがすごかった。市のエコタウン事業の経緯から、事業の隅々に至るまでそつなく説明をして、工場見学の案内までしてくれます。質問には間髪無く答え、説明は論理的でわかりやすかった。リサイクル事業を行うにあたって、市民から理解が得られるように、進出企業の工場内は全て公開として、曜日や時間を決めて見学者をセンターの職員が連れて見学を行います。見せていただいたのは、木片くずのリサイクル工場と、医療廃棄物の無菌化処理の工場。木片くずは、粉末状にして、同様に粉末状にした廃プラスチックと合わせて一体成型、すると、木材の風合いを活かした腐りにくい材料が生まれます。ベランダのデッキや公園なんかに使うと劣化しなくていいみたいです。医療廃棄物の方は、回収されたガーゼや注射針といった医療廃棄物に高周波(10MHz)を当てて滅菌処理する仕組みで、電子レンジの原理。電子レンジの周波数は更に周波数の高いマイクロ波で、コンパクトにできますが、物に対しての浸透が浅いので、おおがかりな装置でラジオ波を作り、深く浸透させるということでしょう。(これは川原田追記部分。電子レンジと同じなら水がないとだめだと思うんだけど、どうなっているんでしょうか。。。誰か、また教えてください)
何にせよ、ここのセンターや工場には、中国・韓国を始め東南アジアからもたくさんの見学者がやってくるそうです。環境ビジネスだけでなく、観光ビジネスにも発展しているようです。工場見学のオープンさや効率の良さ、集積していることで得られるメリット、などなど、参考にできるところは多いんじゃないでhしょうか。

熊本県の企業誘致等

12月10日、11日と、熊本・北九州に視察に行ってきました。熊本では、地下水資源が豊富なことなどから、半導体関連産業の集積が進んでいます。その歴史はなんと40年。60年代から、三菱電機、松下電器、NECの工場が熊本に進出、その後次々と電気・電子メーカーが熊本に進出しました。理系の大学や高専などが多く、人材が豊富なことも、地下水に加えて企業立地に好条件となっているようです。半導体に加えて、自動車関連の企業の立地も盛んで、ホンダやヤマハの工場や部品を製作する工場が集まっています。実際に見せてもらった工場は、そのホンダさんが、最近立ち上げた太陽光発電の会社ホンダソルテックさんのパネル工場。つい最近稼動したところで、販売拡大はこれから、という、できたてホヤホヤの工場を見せてもらいました。ここの目玉は、新技術の「CIGS薄膜太陽電池」と呼ばれる新しい太陽電池です。(C=Cu銅、In=インジウム、Ga=ガリウム、Se=セレンです)一般的なシリコン太陽電池の層の厚さが200ミクロンのところ、2.4ミクロンと約1/80に。シリコンは最近、需要が高くなって価格も高くなっているし、インゴッドを溶かすのに大きなエネルギーが必要なので、シリコンを使わないところがミソだそうです。インジウムとかも希少金属で高いのでは?と伺ったところ、使う量が圧倒的に微小で済むので価格が抑えられるということ。家庭用に、太陽電池モジュールと、そこで発電された直流電気を交流に換えるパワーコンディショナーをセットで使用します。太陽電池自体は半永久的にもつらしいのですが、取り付け冶具の方が先に傷んでくるそうです。家庭用に3kwの規模で、初期費用が¥180万くらい。高効率で蓄電できる仕組みがないので昼間の余剰電力は電力会社に売電することになります。工場の壁面には、一面の太陽電池パネルが設置されていました。ディスプレイ性を持たせるため、屋根ではなく壁に設置している分、発電量のグラフ、一番多いのが10月、11月になっていましたね。一般的に30°がベストなんだそうな。設置の際には、その場所に合わせて微調して決めるらしい。年間の電気代に影響しますもんね。
何にせよ、新技術を公開していただき、ありがとうございました。

市政報告会&敬老パス座談会

12月8日、舞子ビラにて、市政報告会&敬老パス座談会を開催しましたと、本来は、その風景を写真で紹介すべきなんですが、友人から送られたデカデカファイルをメールで受け取ってからパソコンが動かなくなって、、、。回復に1日費やしました。私がきちんとパソコンの整備をやっていないのがいけないのですが、「もう、アンタは、ハッカーかー!?」「ヒロコのパソコンがぼろいからやろ!?」と、ののしり合い(笑)ながら、何とかパソコンも回復し、こうしてホームページを更新できるまでに。。。ここまで、表題と関係ないお話。
ということで、たくさんの方に出席していただいて、無事、終えることができました。パネラーと私とのディスカッション形式をとらせてもらったのですが、終わりかけの時間になって会場から、「ひとこと言わせてほしい」とたくさん手が上がりました。会場の時間の制約もあり、「ひとこと」がいえなかった皆さんには申し訳なかったなあ、と思っています。。(詳細は、現在作成中のニュースで見ていただくことでお願いします。)

今日からルミナリエ

早いものですねえ。今日から、今年もまた、ルミナリエが始まりました。今年のルミナリエは、早くから始まり、2日間短いということ。(6日8〜17日)毎年、財政難が問題になっていますが、昨年は、4900万円の赤字となり、繰越金で埋め合わせをしました。昨年の決算状況のグラフを掲載します。単位は100万円です。会場で、100円募金が行われていますので、行かれたかたは、ご協力くださいね。さて、議会では、今日、明日と、各会派の議案外質問が行われています。今年から、議会の運営方法がかわり、12月議会で予算に向けた集中審議が行われることになりました。私たちの会派は、持ち時間130分で、藤原議員と平木議員(今日が本会議デビュー)が代表質問を担当しています。民主党議員団では、敬老パスに関する市民アンケートを実施しましたが、今日の本会議で途中結果として藤原さんから報告がありました。無作為に返信のアンケート葉書と号外ニュースを配布し、返ってきた葉書を集計しています。それによると、返ってきたはがき約1400件のうち、利用者負担について「負担額にもよるが導入はやむを得ない」が61.5%「導入は認められない」が34.9%でした。本格的な議論はこれからになりますが、せっかくの高齢者の外出の機会を増やすこの制度、何とか続けていけるように、行政と市民がお互いに理解しあって、いい方向を模索していかなければなりません。平木さんは、初めてとは思えない堂々のデビューでした。

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