稲刈りしました。。
”稲刈り”といっても、写真を見てもらったらおわかりのとおり、事務所の横の小さな花壇に、発泡スチロールのりんご箱を置いて、育てていたものです。今年の春に、道の駅に売られていた苗(見本として花器に入れてあったので、インテリア用に売られていたものと思います。)を買いました。せっかくだから田んぼにしよう!!ということになり、下のヤオヤスさんでりんご箱をもらって、後援会の方に田んぼの土ももらってきてもらって、いろいろと聞いてまわって、、、と、田植えに行くまでが大変でした。多分、だめだろうなあと思っていたのですが、農家の方の「大丈夫、稲って強いんや!」のお言葉通り、水を枯らさないようにしたら、何とか稲穂がついて稲が実りました。どうしたらいいかがよくわからなかったので、結果的に無農薬。稲穂に虫がついていましたが、通るたびに手で取ってました。(笑)自宅のベランダでも育てていたのですが、かなり育ってから病気になってしまいました。多分、日当たりだと思います。稲は強いといっても、条件がそろわないと難しく、無農薬は大変難しいことを実感しました。
私たちの基本の食料であるお米ですが、私を含めて田植えから稲刈りまでを通して稲を育て、お米を収穫した経験をもっている人が少なくなっています。育ててみて初めてわかったことがたくさんありました。稲が育っていく楽しみをみんなで共有することもできました。できあがったお米は、ほんの少しでしたが、いい勉強になったなあと思います。
今、事故米のことが問題になっています。日本では農家の皆さんが一生懸命に減農薬に取り組まれていて、田んぼや川に虫や魚が帰ってきています。今回のようなことが起きないよう、輸入米の検査や管理の徹底(もちろん、基準外のものは返品すべき)と流通経路の調査・把握、最終消費地に近い場所での検査も考えていかなければならないと思います。また、これをきっかけに、日本の農業の価値をあらゆる点で再認識してもらいたいですね。
最後の写真は、ボーイスカウト26団の入隊式&上進式のものです。ボーイの衣装に着替えると急に大人になったように感じます。


コウノトリの郷公園
続いて一路北へと向かい、豊岡にあるコウノトリの郷公園に行ってきました。コウノトリは、井戸知事を筆頭に一生懸命に県がPRしていることもあって、兵庫県と言えばコウノトリという感じになってきていますが、実物を見に行く機会はなかなかなくって、今回初めて見ることができました。最初に訪れたのは公園ではなくて、ふつうの田んぼの中。ニュースでもお馴染みとなった人工巣の塔が、普通に田植えの終わった田んぼの道の真ん中に立っていて、その上でコウノトリが普通にヒナに餌をやっているのです。野鳥が好きで山登りが苦手な私は大喜びでした!!(^o^)/まず思ったことは、コウノトリって意外にでかい!!ということ。本当、外国の漫画とか、ドラマとかに出てきそうな風景なんです。野生復帰後も餌のカエルとかに困らないように、近くに、専用に用意したビオトープ(休耕田利用)も作られています。巣の中にはヒナがいるらしいのですが、残念ながらヒナを見ることはできませんでした。一度絶滅した鳥との共生のために、田畑の減農薬だけでなく、水路の構造とか、いろいろな工夫や努力が行われています。努力の甲斐あって、このあたりで作っているお米はコウノトリを育んだお米としてブランド化されています。
コウノトリの郷公園では、「ええーっ!?こんなにいるのおお!?」と思ったら、半分以上がサギでした。(笑)ギャーギャーと鳴いているのもサギらしい。コウノトリは鳴かないんだそうな。資料の展示とか読んでいると、昔、まだ絶滅していないときでも、珍しかったのか、コウノトリを見るための観覧席みたいなのがあったりしたようです。公園の奥が研究施設となっていて、96羽(だったと思います)のコウノトリが飼われています。オスとメスのお見合いのようなもの(隣のケージに入れる)もさせていましたが、いまいち、うまくいってないようでした。野生に離すとペアもできやすいそうです。写真のバケツは餌のアジとドジョウ。今は衣替えの時期なので、食欲は少し落ちるらしく、100gほど少なめだそうです。(私も衣替えだから100gぐらい落ちてほしいなあ。)





楽農生活センター
西区にある、「楽農生活センター」、そのあと、豊岡のコウノトリの郷公園へと視察に行ってきました。楽農生活センターは、県の施設ですが、併設している地元産野菜を使ったバイキングレストラン「かんでかんで」が超人気のスポットとなっていて、平日でも毎日いっぱいとなっています。今回、見せていただいたのは、最近、導入した菜種油の絞り機と、菜種油や廃食油からディーゼル油を精製する装置です。菜種の油はどれくらい取れるのか、というと、
1反=1000m2の面積に菜の花を植えて、200kgの菜種の実が採れるそうです。
このうち、油を絞って取れるのが30%
なので、200kg×30%=60kgの菜種油ができます。
1000m2は、約300坪ですから、300坪÷60kg=5坪となります。
1kgの油を作るのに、5坪分の花の世話と、油を絞る手間が要るんですね。ちなみに家にあったサラダ油(キャノーラ油)の原料を見ると、「食用なたね油」とありました。値段はついてないけど、数百円だったと思います。原産国は書いてないけど、世界のどこかで栽培されたもののはず。農業振興や地域の活性化などを目的にして耕作放棄地に植えるにしても、コストを考えるときに、こうした輸入の菜種と比べられるから、結構大変だなーと思います。センターでも、菜種の栽培はやっているそうです。
ディーゼル油の精製装置は、この前、伊丹で見学させてもらったものと同様な装置で、1日115リットルのディーゼル油の精製ができます。
冒頭の人気レストラン、「かんでかんで」でランチを取りました。評判どおり、地元産の野菜がふんだんに使われていて、メニューも豊富。90分で¥1500のバイキングですが、平日でもいっぱいなのがよくわかりました。せっかくこんなに人に来てもらえるんだから、家庭の使用済みてんぷら油を持ってきてもらって割引サービスをするとかやればいいのになあ、と感じました。
センターでは、新規に農業をやっていきたいという方と、ちょっと農業をやってみたいという方向け、2種類の研修コースが用意されていて、既に、数十人の卒業生(前の学校からかも?)が就農されているそうです。そば打ち体験や手作り豆腐作りなどなど、たくさんの体験教室が開催されています。一度、行って見てください。レストランは予約したほうがいいかも。




