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奥平野浄水場視察

今日から、新しく建設水道委員会の審議が始まり、事業説明のあと、午後から東灘の下水処理場と奥平野浄水場の視察に行きました。東灘の処理場は以前に紹介していますので省略します。奥平野浄水場では、マイクロ波の無線(7.5GHzと12GHz)と有線の回線を使って、各配水池やトンネルなどの水量・水質や運転に必要な制御情報を収集して、1箇所で管理する中央監視制御システムで水道の管理が行われています。神戸は起伏が激しいので、中継点のポンプの数が非常に多いということですが、このポンプやバルブの動作を市内で一箇所で集中管理・制御しているのには驚きました。神戸の水の3/4は阪神水道の水ということを、前にここで紹介したと思いますが、その阪神水道の水は、六甲山の中のトンネルを通って、ここ垂水や西区まで運ばれています。その速さは人の歩く速度くらいだそうで、届くまでには10時間が必要。阪神水道に受水量の変更などを送信するには、10時間前から予測して行うそうです。普段、何気なく飲んでいるお水ですが、巨大な設備とかしこいシステムで運用されているんですね。

 

建設水道委員会

今日、市内視察に行ってきました。活動報告を更新しています。

アジュール舞子見てきました

ここで紹介しているのに、自分が見てないのはどうかと思って、後援会のおじいちゃんを無理やり連れてアジュール舞子に行ってきました。平日だったので、人はまだ少ないですが、きれいなビーチができてましたよ。リニューアルしたレストランはお客さんで一杯。これから夏休みでにぎわうでしょうね。漁港道路は完成したものの、2号線の混雑が心配ですが。。ずっと前から言っていた2号線の3車線化工事は、今年度やっと塩屋の周辺にとりかかるそうです。(国道なので国土交通省が管轄。)こちらはひろこ倶楽部だよりに掲載していますので、またアップします。

 

「六甲のめぐみ」と鉄砲ゆり

今日、「食と農業を考える議員懇話会」で、JAの直販店「六甲のめぐみ」から、道の駅「淡河(おうご)」、新鉄砲ゆりの栽培場、球根保冷庫などに行ってきました。「六甲のめぐみ」は農業公園の前に昨年暮れにオープンした野菜などの直販店、平日にも関わらず、駐車場も店内も一杯。レジの人によれば、雨でまだ少ないほうだとか。野菜には、ひとつひとつ生産者の名前のラベルが貼られていて、誰が作ったかが一目でわかります。思わず、珍しいキジの卵が売られていたので買って来ました。どんな味がするんでしょうか。
写真は、新鉄砲ゆりとお酒に使われる山田錦という品種のお米。淡河で生産されています。ゆりは、一般には球根で栽培するものですが、球根だと、茎が太くて枝分かれした先にお花がたくさん付きすぎ、商品価値が低くなるそうです。種から育ててすらっと花が数輪というのが、ニーズがあるとか。育てるときに、これはっという苗に印をつけて、花を切らずに来年のための種をとるそうです。
本日は見ることができませんでしたが、市内にも合鴨を使って田んぼを作っている農家もあるそうです。中心部にいるとあまりピンとこないけど、神戸は農業の町でもあります。

 

食と農業を考える議員懇話会

タイトル名の会で、西区・北区の農業施設を見学してきました。活動報告に掲載しています。

進水式と中央市場

昨日、私の出身三菱重工神戸で、コンテナ船の進水式がありました。今回は、市の企画で「進水式と中央市場の見学会」がセットされていて、たくさんの方がそのまま中央市場も見学されました。議員になった当初に、視察として中央市場を見学させてもらったことはありましたが、市場の営業が終わった午後だったこともあり、残念ながら「動いている」市場ではありませんでした。今回は市場の方々にも協力いただいて、実際は終わっているところを遅くまで開けてもらったり、小売をしてもらったりと、さながら札幌の観光市場のようでしたね。高級な寿司さんのカウンターでしかみられない「ネタ」が所狭しと並んでいて、見学にこられた人々は大満足のようでした。車で来てないので生ものの買い物ができないのを残念がられてましたが。
観光市場として集客施設にするには、本来の市場の場内配送の車と人の安全性や規制の問題、他業界との調整など、いろいろな問題点もあるそうですが、せっかくリニューアルするのですから、新しい市場として期待したいと思います。カメラを忘れて、7000個もコンテナを積める船と市場の風景を紹介できずにごめんなさい。

委員会報告から(文教経済委員会)

先週、文教経済委員会に出席しました。教育委員会のみ審議があり、義務教育費国庫負担制度や少人数学級について議論が展開されました。義務教育費国庫負担制度は、新聞等でよく目にする言葉ですが、義務教育にかかる教職員等の給与の半分の費用を国庫で負担する制度です。制度そのものを堅持すべきという陳情2件は不採択となりましたが、義務教育の根幹である「教育の機会均等と水準の維持」を国の責任で堅持すべきであるという陳情が趣旨採択され、委員会より会派一致で国に意見書を提出するよう本会議に議案提出することになりました。意見書では、義務教育制度に対する国の責任の堅持と共に少人数学級の実施も国の責任で全国一斉に実施されるよう要望するものとなっています。
ちなみに民主党の主張は、国庫負担制度は廃止し、教育目的に限定した一括交付金を市町村に直接交付、併せて人事権も市町村に移すべきという考え方です。「学び場再生プラン」と呼ばれる改革案ですが、現在党内の委員会でまとめられているところです。
国では義務教育の改革が議論されており、それは、現在の国から地方への流れと併せて論議すべき課題です。国から地方へと財源や権限が移っても、これまで維持してきた機会均等と水準の維持は絶対守っていくべきであり、そのためにどういう仕組み(法整備)が必要かを前向きに議論すべきと考えます。民主党の「学び場再生プラン」の中身に期待したいですね。

6月29日文教経済委員会

6月29日に開催された委員会について活動報告を更新しています。

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