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外特委の視察(熊本・鹿児島・千葉)~千葉モノレール

千葉では、千葉都市モノレール(株)で、お話を伺いました。昨年末、みなと総局の外郭団体あり方検討委員会より、外郭団体の5団体について最終報告が提出されています。最も大きなテーマとなっているのが、負債を抱えたまま平成18年に航路が再開された海上アクセスです。委員会からは、航路の公共的な事業展開の必要性は認めた上で、民事再生によって債務を整理することが提言され、これに用いる手法として債権の資本化(DES)が提案されました。
千葉モノレールは、数年前に同様な手法(DES)によって債権整理を行っており、こうした債権整理に関する経緯や状況などについて調査を行いました。
実際に議案として提出されたたあと、議会で可決されてからは、特に問題なく手続きが進められた(半年くらい)そうですが、議会や市民への説明に関してはどのようだったかについては、それまでに、メディアで大きく報道され、連日問題になり、外部の委員会を立ち上げて議案提出までに2年以上かかったということでした。
ほかには、モノレールのインフラ部分のうち、軌道部の通信ケーブルなどの部分を、モノレール会社から切り離して市の所有とし、これらのメンテ費用を軽減させるなどの措置がとられました。

*ありかた検討委員会最終報告の海上アクセスに関する部分抜出
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