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新型インフルエンザの流行

 新型インフルエンザが猛威をふるっていますね。昨日、市役所で伺ったところでは、定点あたり、9人くらいになっているそうです。10人を超えると注意報になるので、相当な勢いで流行しているようです。定点あたりというのは、定点として神戸市が定めた医療機関で、週当たりの新型インフルエンザの患者さんの数になります。市で何人の罹患者という数え方をしないで、判断する方法です。平均されずに流行の状況を把握できます。
 先日、危機管理室の局別審査では、新型インフルエンザについて質問をしました。

①季節性のインフルエンザも毎年ピークの時期や流行のウイルスの種類が全く違う。今年は新型が加わる。市内のピークの時期や期間は?ピークの高さに備えて、ベッド数や人工呼吸器(今回の症状では、呼吸器系で特に重くなっている)、患者さんに合わせた医療機器類は足りているか?もし、不足が予測される場合もあれば、ピークの高さを抑えるために、学校閉鎖などの強化も視野にあるのか?
②ワクチンに対して、ハイリスクのグループの人のそれぞれの分類の人数把握や供給の目途、など、接種に向けた市の準備状況について
③ひょうご防災ネットは、登録者数が増えると送信時間の遅れが大きくなる。内容の充実(インフルエンザの情報メールが最近来ない)、とともに強化を。インフルエンザ脳症について、市民に注意喚起の広報を。

現在予測されるピークの範囲では、ベッドや人工呼吸器の数は足りている、学校閉鎖などの強化も必要あれば検討していく、ということでした。ウイルスの病原性が強くなったり、タミフルが効かなくなった場合など、悪い方のシナリオで市内に蔓延した場合は、民間の医療機関の駐車場にプレハブを置くことも検討されているようでした。

ワクチンについては、厚労省の情報待ち、指示待ちの部分が多いようです。ハイリスクグループの各分類ごとの人口比換算の値は出ているようですが、神戸市として、積み上げたものはないようです。インフルエンザ脳症は季節性のインフルエンザでも毎年、乳幼児が重症化するケースがあって、死亡例もあります。かつて、小児救急のシンポジウムを聴講した際、インフルエンザ脳症でお子さんを亡くされたお母さんのお話がありました。本を出されており、熱が出てからの経緯が書かれています。インフルエンザ脳症は、その当時よりは知られてきましたが、まだまだご存じない若いお母さんもいらっしゃいます。厚労省から国民に対して広報するように通達していますから、市としても広報に努めてもらいたいなと思います。
 ひょうご防災ネットは、県のシステムでラジオ関西が管理しているのだそうです。(驚き!)こんなにリアルタイムで市民に届く広報手段はないので、独自で持っていろいろと情報発信に使えばいいと思いますが、コストがすごくかかるらしい。それだけの値打ちはあると思いますが。

決算特別委員会です

先週末から、市議会で、決算特別委員会が開催されています。局別の質疑が昨日で終了、連休明けに総括質疑に入ります。私、川原田は、「行財政局」「教育委員会」「危機管理室」の三つの局を、会派代表として担当し、質疑を行いました。委員会を傍聴に来られる方は少ないと思いますから、なかなか雰囲気は伝えられませんが、質問した後に、当局のながあい答弁があります。議事録に残すときに、ちゃんと説明しないといけない、というのもわかりますが。
 行財政局では、「市長が行革(行財政改革)で成果を上げているのに、市民はほとんど知らない。5000億円以上の市債の削減とか、3000人の人員削減です。これらによって、新しい地方の財政指標である財政健全化の指標も楽にクリアされています。広報ができているかどうか、どうやって判断しているのですか?」というようなことを質問しました。ほかに、市債をもっと市民向けに売り出すキャンペーンをやってはどうかという質問をしましたが、「市民向けの市債で耐震改修した小学校で市民債の説明会を行う予定」ということでした。ちょうど、昨日、記者発表されています。小金持ちの方(笑)は、どうですか?神戸の市債のランクは、「AA」です。(ただし、説明会の募集人数は40人で、抽選ということです。)
 事業をまじめにやっていても、市民にうまく伝わっていないと評価も低くなります。広報、もっとがんばってほしいなあ。。。
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衆議院議員集合!!

土曜日、選挙後初めての民主党県連の常任幹事会が開催されました。冒頭に、県内の当選議員が集合するとあって、マスコミさんも入って、会議室は人であふれる中、シャッターを切ってきました。(欠席された6区、7区、12区の議員さんを除いて全員出席です)みなさん、選挙後1週間も超多忙だったはずなのに、めちゃ元気でした。
いまだに疲れの取れない川原田ですが、日曜の朝は、ボーイスカウト26団の入隊式と上進式、午後からは、事務所のメンバーで西区にイモ掘りにと、野外活動(?)を行いました。26団は、カブスカウトの女の子も二人加わり、にぎやかになりました。サツマイモは、西区の友達のお母さんに畑を借りて春に植えに行ったものです(私たちは植えただけ)が、成長もよく、イモ掘りの時期も限界にきていました。イモ掘りって、テレビのニュースとかでは、幼稚園児がスポッと抜いて、キャーキャー喜んでいるイメージがありますが、これがまた結構、力がいって、しんどいものなんです。にも関わらず、後援会のおじさま、おばさまのお二人は、ワイワイ言ってイモ掘りを楽しんでおられました。
とりあえず、国会議員とボーイスカウト26団と、ツル付きのサツマイモと、いろいろな写真を添付しておきます。(笑)
 今週から本格的に決算審議の議会が始まり、私も、委員会での質問を担当します。

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選挙が終わりました

長かった選挙が終了しました。解散後も40日間、去年の今ぐらいから解散がささやかれていましたから、1年間くらい選挙臨戦態勢であったわけです。結果は、私の属する3区のどい隆一さんも小選挙区で勝利して、県内すべての民主党候補が当選できました。この選挙戦は、初めての8月ということもあって、駅に長時間立っているだけでも、結構辛い状況でしたが、だんだんやっているうちに「運動員’s ハイ」(ランナーズハイのような感じ)になってきて、しんどいのを通り越していきます。(笑)途中、マニフェスト紙芝居を作って、上演する試みもおこなってみましたが、垂水、名谷両方で、たくさんの人と意見交換をしたりできて、もう少し工夫を凝らせば、政治活動のわかりやすい広報にしていけるんじゃないかと思いました。若いきれいなお姉さんが足を止めて質問してくれたり、何人かで一緒に問題を考えたりもしました。政治に関心のない人が多い、若者は関心がない、と愚痴らずに、関心を持ってもらえる工夫や努力をもっとやっていかないといけないなあ、と感じました。現在、どっと疲れがきて、燃え尽き症候群状況なのですが、今日から本業の議会も始まりました。国の方が、今後変わっていくだろうと思いますが、私たちは、まず、地方の議会でちゃんと仕事をして、足場を固めていかないといけないな、と思います。とにかく、お疲れ様でした。

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