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奥平野浄水場視察

今日から、新しく建設水道委員会の審議が始まり、事業説明のあと、午後から東灘の下水処理場と奥平野浄水場の視察に行きました。東灘の処理場は以前に紹介していますので省略します。奥平野浄水場では、マイクロ波の無線(7.5GHzと12GHz)と有線の回線を使って、各配水池やトンネルなどの水量・水質や運転に必要な制御情報を収集して、1箇所で管理する中央監視制御システムで水道の管理が行われています。神戸は起伏が激しいので、中継点のポンプの数が非常に多いということですが、このポンプやバルブの動作を市内で一箇所で集中管理・制御しているのには驚きました。神戸の水の3/4は阪神水道の水ということを、前にここで紹介したと思いますが、その阪神水道の水は、六甲山の中のトンネルを通って、ここ垂水や西区まで運ばれています。その速さは人の歩く速度くらいだそうで、届くまでには10時間が必要。阪神水道に受水量の変更などを送信するには、10時間前から予測して行うそうです。普段、何気なく飲んでいるお水ですが、巨大な設備とかしこいシステムで運用されているんですね。

 

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