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東灘バイオガス、もうすぐ本格始動

昨日、県市の環境部会で、東灘下水処理場でのバイオガス設備を見学してきました。実証実験を経て、これから本格的に、バスなどに使われる燃料供給のスタンドもオープンします。下水を処理する際に出る汚泥(微生物の死骸などのごみ)は、減量化のため、タンクで更に発酵消化をさせるのですが、その際に出るメタンガスを、加水・加圧することによって二酸化炭素や硫化水素を取り除き、自動車燃料にも使えるものに精製します。これまで、実証実験用設備で市バス1台分のガスを供給してきましたが、2月中旬(以降かも?)から本格稼動しようとしていて、40台分くらいの燃料が賄えるということです。最近、運送用の車とかでも天然ガス仕様の車も増えてきているので、これから、供給先を探して契約していく予定ということです。一般車でも、ゴルフバッグをあきらめてもらえればタンクが積めるので、バイオガス車にできなくはないそうです。ただし、改造に100〜150万円くらいかかるのと、ステーションが少ない難点があります。これからの話になりますが、消化タンクも新型に代わって効率が上がり、消化・発酵が効率よく電気の消費量が減る見込みがあること、もう1基タンクができること、など、更に燃料供給に回せる量も増える見込みということですから、バイオガス車への改造も本気で考える必要が出てくるかもです。とても期待の持てる取り組みですが、日頃辛口の「ムーヴ」という番組でも、ほめられたとか。もうすぐ正式オープン(2月8日?)となりますから、皆さんニュースなどでチェックしてくださいね。
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