神戸医療イノベーションセンター
2017年04月04日 11:23
ポートライナーの「京コンピュータ前」駅のすぐ北側に、「神戸医療イノベーションセンター」が3月30日オープンしました。
どうぶつ王国に行かれる際や、空港利用時に駅を通過する際に、この建物を目にすることかあると思います。デザイン都市に相応しい外観になっています。
神戸医療イノベーションセンターは、久元市長から紹介がありましたが、医療産業都市において、最先端の研究機関、病院クラスター、医療関連の企業330社以上と、集積が進んでいる中で、ウェットラボ(装置や薬品を使って実験等ができる実験・研究室)に対するニーズの高まりに対して設立されたものです。部屋は、借主の企業が、自身の仕様でクリーンルームなどを整備できるよう、ウェットラボ用のスケルトン仕様になっています。今後、レンタルラボ(貸し実験室・研究室)として、神戸市の外郭団体OMこうべによって管理・運営が行われます。
式典では、久元市長のほか、OMこうべの山本社長、経済産業省近畿経済局、池田神戸市会議長のご挨拶があり、テープカットには、京コンピュータの計算科学研究機構の平尾先生もご参加されました。2Fには、ポスト「京」の開発研究を行う拠点も設けられています。
開所式典が行われたあと、中の施設の見学会がありました。
天井は、クリーンルーム用の機器等の設置が容易にできる仕様になっています。
床は廊下より30cm低いままにしてあり、配管・配線を設置後に床を張ることになります。
早速、日立製作所が、このセンターに入居し、研究開発を行うというニュースが流れました。
詳しくは、日立製作所のプレスリリースを参照ください。