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臓器移植推進協議会

今日、兵庫県臓器移植推進協議会の総会が開催され、協議会会員のひとりでもあるので、一部ですが出席してきました。今週末の本会議準備のため、会派の議員総会が長引いてしまって、阪大の松田先生の講演会の途中からの出席となりましたが、最新の臓器移植の状況についてお話を伺うことができました。
臓器移植法の改正については、1.臓器提供ができる条件 2.移植のための脳死判定の実施条件 3.15歳未満の臓器提供の3つについて出されている改正案の問題点などについてのお話がありました。日本での臓器移植が極端に少ないのは、宗教感の違いなどがあるということですが、提示されたグラフを見ると、アジアの中でも特別に少ないようです。15歳以下の臓器提供についても、海外への渡航費用など、多額の費用を寄付で賄っている状況など、どうしたらいいのか、国民全体で議論を進めるべきと思います。松田先生は、「とにかく移植コーディネータを増やすことが何より重要」とおっしゃっていました。また、臓器提供の意思表示カードの普及啓発を訴えられていましたので、本日配布された一番新しいカードを添付しておきます。それからもう1点、移植が飛躍的に進んだ要因に、「サイクロスポリン」という薬の登場がありました。サイクロスポリンは免疫抑制剤で、自己でないものを攻撃する免疫の機能を抑制する働きがあります。(以前、腎臓移植を受けられた方から、この薬のおかげなんだと見せていただいたことがあります。)
カードを見てみたい、持ちたいと思われた方はメールください。お送りします。

 

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