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宮古島〜宮古製糖(株)製糖工場

宮古島、最後は、宮古製糖さんの工場を見学させていただきました。社長さん自ら説明をしていただいた後、甘い黒砂糖の香りのする工場の中を見学させてもらいました。工場の前にはさとうきびの積まれた山ができあがっていましたが、こんな置き方で腐らないのか、心配していましたが、なんと1日の処理量は1700トン!!ということで、目の前に積まれていたさとうきびの山は、腐る暇もなく工場で砂糖に変わってしまうようです。説明時にいただいた工程図を添付しておきます。収穫し、畑から運ばれてきたサトウキビは、最初にカッターで細かく刻まれたあと、圧搾機で4回絞られます。絞ったあとのかすで、この工場ではボイラー発電を行っていて、若干電力補充はするものの、かなりの部分の電力がまかなえているそうです。サトウキビを搾ったあとの汁を煮詰めて砂糖の原料になる原料糖と呼ばれるものが製品として出荷されます。製造の工程で発生する沈殿物なども、肥料や土壌改良剤として利用されていて、社長さんも「とうきびは捨てるところがないんです!」と、言われていました。写真は、カッターで切られたサトウキビと、トラックで運ばれたばかりのサトウキビの山、そして、サトウキビ畑と手前がタバコ畑です。

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