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「横溝正史記念碑」除幕式

昨日、ハーバーランド西の東川崎公園内に建てられた横溝正史さんの「生誕地記念碑」除幕式に出席してきました。横溝正史さんは、神戸市民にもあまり知られていませんが、神戸生まれの神戸育ちです。ご実家は、今は川崎重工の敷地内になっていますが、薬屋さんを営まれていました。地元の方々の熱意と努力の成果で、生誕記念碑を建てることになり、昨日、ご遺族のご長男、お孫さんにも出席いただき、除幕式が開催された運びです。ご長男の亮一さんが最後にご挨拶をされ、お父様のエピソードについていくつかお話していただきました。「父は毎晩、ひとりで晩酌をしながらストーリーを考えていました。ある夜中、寝ている私の枕元に父が立っているので目が覚めました。父は、”ひとりで殺人のストーリーを考えていたらあまりに怖すぎておまえのところにきた。話を聞いてくれ。”というので、私は仕方なく眠い目をこすって父の創ったストーリーを聞いた記憶があります。全部話し終わった父は、満足そうに部屋に帰っていきました。ストーリーの中身は覚えていませんが、父のひょうきんな一面を物語る私の思い出のひとつです。」など、興味深いお話ばかりで、恐ろしい推理小説の作家の横溝正史さんのイメージから人間らしい横溝正史さんを垣間見ることができた感じです。
(来賓向って一番左が横溝亮一さん、その次がお孫さんの奥村香織さんです。記念碑の写真を撮る寸前で電池切れしてしまいました。申し訳ありませんが、記念碑そのものは、神戸新聞Web Newsの11月24日欄をご参照ください。
http://www.kobe-np.co.jp)

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